”生理のほんと②” | 生きてる時も死ぬ時も笑顔でいたい いろいろないろ

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今回はこちらの続きですニコニコ

 

前回のブログで冷えと滞りが不調の原因というお話をしました。
 
 
◎なぜ経血を垂れ流すようになってしまったんだろう??
 
そもそも明治大正生まれの方たちのころは、生理パッドなんて言うものはほとんど見られなかったのです。
 
良くてT字体と呼ばれるふんどしのようなものの小さいバージョン
(着物生活でもあったのでショーツのようにお股を締め付けるようなものはなかった)
 
じゃあ、そのころの女性は生理中どうしていたのか!!
 
というと
 
尿を膀胱にためるのと同じように、膣に経血をためていたのです。
 
(それでもたまには漏れてしまうことはあったようですが)
 
そのころは、現在の女性と比べると寿命も短かったですし、
 
妊娠回数が多かったので、生理の回数が現在の女性より少なかった、という事実はあります。
 
お産も家庭や地域で行うことが普通だったし、
 
生理中の女性は月小屋という場所で暮らしていて、みんなで生理のことやなんかをお話しできた。
 
生理のことも、性行為のことも、子育て諸々も、年長者から若年者に伝えることが出来る文化があったんですよねニコニコ
 
 
戦後の高度成長期から、
 
色んなことが便利になった反面、
 
人間の本能や本来持つ力が弱くなってきています。
 
 
生理パッドの登場は、女性にとって
 
経血の漏れを氣にしないで過ごせる、というのは画期的で、女性が社会で働くためにも
 
便利なものとなっていきました。
 
 
はじめは綿花で作られたものから、
 
どんどん薄くても高吸収なもの、が開発され、
 
その分肌に当たる場所にも化学繊維が使われたものが増えています。
 
(経血が漏れてもサラサラ感があるようにするため)
 
 
わたしが生理になってからは生理パッドを使うことが当たり前になっていたので
 
なんの疑問も持たず、そういうものだと思って使って来ました。
 
 
◎便利さが人間が持つ本来の力を低下させる
 
生活様式が便利になって
 
トイレも今では洋式便座がデフォルトで
 
掃除も雑巾がけとかほぼない。
 
農作業をやって足腰使ったりする人も減り
 
歩くこともあまりしなくなってきました。
 
草履や下駄ではなく、靴を履くことで、足が窮屈だったりぶかぶかだったりする状態になることもあります。
 
 
そうすると
 
丹田と呼ばれる部位(女性では子宮のあたり)に力を入れることが無くなってきます。
 
それが何か問題なのか??と思いますよね。
 
 
◎お風呂上りに膣から水が出たりしませんか?
 
骨盤底筋群と呼ばれる、お股周りを支える筋肉や筋膜や靱帯などが
 
使わなくなることで機能が退化するんですね。
 
この部位は、上半身の重みを支える部位です。
 
恥骨から尾骨にかけてハンモック状になっている筋肉です。
 
この筋肉が緩むということは内臓が重力の関係で下がってきてしまう、ということです。
 

 
ここの力が弱くなってしまうと
 
お風呂上りに膣から水が出たり
 
尿漏れしたり
 
骨盤内臓器である膀胱や膣や直腸が下がって出てきてしまう
 
いわゆる、膀胱脱、子宮脱、肛門脱という状態になってしまいます。
 
そうなるとショーツに出てきた内臓が挟まった状態となり歩くと違和感を感じたり痛みを感じたりします。
 
そして出てきてしまうと戻すのも難しく、治療をしなくてはいけなくなったりします。
 
そんなの、嫌じゃないですか??
 
筋肉なので、トレーニングをすることができますキラキラキラキラキラキラ
 
◎生殖器を大切にすることは自分を大切にすることとつながっている
 
生殖器は第二の顔ともいわれています。
 
一人一人違う。
 
違って当たり前なのです。
 
経皮吸収率の観点からも、生殖器を手入れすることで、肌も髪も若々しくなるんですよ~キラキラ
 
 
次回は経皮吸収のこと書いていきますねピンクハート
 
 
最後までお読みいただきありがとうございますニコニコ