小田原は今日も青空が広がっていて、日差したっぷり(^^)
まだまだ風は冷たいけれど、少しずつ春の陽気になってきています
暖かい日が増えてくると、ウキウキワクワクする一方で、体調や心は不安定になりやすい時期なのです。
冬の寒さの中で、キュッと閉じて締まっていたものが、ふわ〜っと緩み始めているとき。
エネルギーは内側へ向かって動きも少なくなっていたところから、外へ外へと活動的になっていく。
流れが変わるときって不安定になりやすいんです。
私も最近、一息ついて静かなところでじっとしていると、「ピー」っという高い音の耳鳴りがしてきます。
そんなときは体がエネルギーを流したがっているなあって感じて、体を動かしたり、セルフマッサージやお灸をして身体の様子をみてみます^ ^
私は風水薬膳®︎でみると、本質は〝水〟。
疲れ気味だなあと感じるときにまず〝耳〟に症状が出やすいの。
基礎講座1を受けた人はピンとくるかな(^^)
人によって出やすい症状はいろいろ。
この時期に出やすいのは
めまい
耳鳴り
頭痛
不眠
落ち込み・鬱々
イライラ
自然のエネルギーが活動的になっているのに、そもそも自分の中のエネルギーが足りていなくて追いつかなかったりすると、バランスを崩してめまいや頭痛などが起こります。
また、東洋医学的にみると、春は「木」の性質を持っていて、臓腑で対応するのが「肝(かん)」。
〝肝は疏泄(そせつ)をつかさどる〟と言って、気の流れを調節する働きがあることを表しています。
春は肝に関わる症状が出やすいので、この気の流れを調節する力が弱って、気の流れが悪くなる。
すると、「気滞」という状態になって、精神的に緊張状態となってイライラしたり、鬱々としたりするの。
肝の気って、特に首から上に溜まりやすくて、あまりにも長く留まっていると、ボッと燃え上がって大暴れしたりするのよ。
それによって頭痛とか耳鳴りとかイライラとかしてくるんだ。
だからね、怒りっぽいとか落ち込みやすいとか
この時期のは特に性格がどうこうとかいうことじゃない。
そんな自分を責めたりする前に、体を整えてあげましょうね(*^^*)
変わってくるから^ ^
◎今からすぐに出来ること
① 食べ過ぎないこと
気ってね、もとは『氣』っていう字。
字の通り、お米、つまり食べたものから胃腸の力によって作られる。
だから、食べ過ぎて胃腸が疲れていると、気を作る力も弱っちゃうの。
それなのに、疲れてストレスも溜まってくると、食べることで癒そうと脳からの指令が出て、
「もっと食べたい〜」って身体からの声とは逆の指令が出たりする。
そんなときは
「お腹すいた……気がする、うん、気のせいだ」
「もっと食べたい……気がする、気のせいだ」
って言ってみて(笑)
もうちょっと食べられるなあ〜ってくらいが実はあなたの身体にとってちょうどいいのだ^ ^
② 湯船に浸かってリラックス
忙しいと、どうしてもお風呂をササっとすませたくなりますよね。
お風呂にゆったり浸かってリラックスタイムを作ってもらうと、眠りの質が本当に違う。
日中、緊張しっぱなしの人には特におススメします^ ^
さらにおススメなのがこちらのバスソルト
息子もお気に入りで
「シュワシュワのお風呂はいりたーい」とおねだりしてきます(*^^*)
なんと言っても香りが良くて、思わず「はあ〜良い香り〜」って深呼吸したくなっちゃう^ ^
お湯がとろりと柔らかくなるし、本当に気持ちいい✨
③ スマホ時間を減らしましょう
一度開くとついつい長時間見てしまうスマホ。
「肝は血(けつ)を蔵(ぞう)す」と言って、血を貯蔵するという働きもあります。
また、〝肝〟と〝目〟は深いつながりがあります。
目を使いすぎると、血を消耗します。
血は深い眠りに欠かせないので、不眠にもなりやすいし、お肌のツヤも失われるの。
ここまでに書いてきた肝に関わるトラブルも、もちろん出やすくなる。
特に夕方以降は、目を休ませて、眠る準備をさせてあげてね(^^)
④ 軽い運動をしましょう
気の滞りは、気を補ってあげることと、流れやすくしてあげることで解消できます。
流れやすくするには、体を動かすこと^ ^
それも、激しい運動よりは、ウォーキングやジョギングなど、話しながらできる程度の運動を楽しんでリラックスすることが大事です
⑤ 苦味のある野菜を食べよう
今が旬の菜花や春菊は、苦味があって美味しいですね^ ^
滞った気を発散させてくれます。
旬の食べ物には、身体を整える力があるんですよね〜(^^)
ゆったりとした気持ちで、無理しない、無理しない(^^)
参考にしてみてくださいね(*^^*)