腕をあげるとき、こんなところまで動いているのよ | 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

女性専用婦人科コース担当
鍼灸マッサージ+風水薬膳®︎茶

自分で自分の体を治したい。
いつも元気で楽しく過ごしたい。
そんな方にお勧めです。

いつも誰かの為に全力で自分は後回しになっている人へ。
まずは自分を大切に、丁寧にケアしてほしいなあと思います。

長いこと肩が痛いなあと思いながら、やり過ごしている人は是非最後まで読んでみてくださいね。

前回の続きです。



まずはじめに!

・寝ても覚めても肩が痛い とか
・動かさなくても痛い とか
・痛みが強い

っていう人は、すぐにかかりつけの病院・クリニックを受診してね!


検査をしても異常が見つからなかった。
それでも動かすときに痛みが出る、という人に向けて書いていますので^ ^


今日は肩の関節のことを書いていきまーす。
いわゆる「肩関節」と呼ばれているところは、正式には「肩甲上腕関節」といいます。

その名の通り、肩甲骨と上腕骨からなる関節です。
上腕骨って、二の腕と呼ばれるところの骨ね。



ほとんど接しているだけで、安定感ないですよねー!
肩関節はいろんな動きが広い範囲で出来るように、自由を求めてこの形になったんだよね。

関節が不安定なので、たくさんの靭帯や筋肉で支えています。


実際に腕を真上に挙げてみると、色んなところが動きます。
やってみようと思った人は、骨を触ってみてね^ ^

鎖骨、肩甲骨、胸郭(肋骨)

『腕を挙げる』という動作は、これらの骨を含む関節が動いてくれるからできるんです。

もっともっと高いところの物を取ろうとしたら、骨盤も動いてくれる。


前回のブログに書きましたが、私の場合は抱っこを長い時間しているうちに、肩甲骨周りの筋肉をガチガチに固めて抱っこするクセがついていたので、腕を挙げるときに肩甲骨が動けなくなって肩に痛みが出ていました。

夜中の授乳で睡眠不足にもなっていて、呼吸が浅くなって胸郭の動きも悪くなっていたと思います。

どこかが動かなくなると、他のところに負担がかかって痛みが出るんです。

だから、痛いところだけ見るのではなく、動くべきところがちゃんと動いているのかを見てあげることが大切!


腕を挙げると肩が痛いよーっていう人は、

○鎖骨周りがガチガチで動かなくなっていないかな?

○肩甲骨の周りも硬くなっていないかな?

○大きく呼吸をしたときに胸郭が広がったり縮んだりできているかな?

そんなチェックをしてみてね^ ^


これが改善されると、肩の痛みだけじゃなくて、顔のむくみとか、首肩の凝りも解消されるよ〜(*´꒳`*)