むくみやすい体質? | 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

女性専用婦人科コース担当
鍼灸マッサージ+風水薬膳®︎茶

自分で自分の体を治したい。
いつも元気で楽しく過ごしたい。
そんな方にお勧めです。

いつも誰かの為に全力で自分は後回しになっている人へ。
まずは自分を大切に、丁寧にケアしてほしいなあと思います。

先日の  セルフお灸女子会  の中で

私が「排出力を上げたらいいですよ~」

なんて話をしたときに、

「汗はよくかくんだけどね」

と言われたので、排出力と汗の話をしようと思います。



まずは汗のお話から。

汗をかく、本来の目的は、

体温調節  です。

体温が上がると、脳の視床下部から汗腺へ指令が出され、汗をかきます。

全身に分布している「エクリン腺」という汗腺がその役割を担っています。


暑いとき以外にも、汗をかく場面ってありますよね。

・緊張したとき

・辛いものを食べたとき


緊張したときには、手のひら・足の裏・ワキ

辛いものを食べたときには、鼻・おでこ

など、限られた場所だけに汗をかきます。


体温調節をするために、汗をかけることは大切なことです。

ただ、老廃物を体の外へ出す役割ではありません。



排出力トップ3は

・排便

・排尿

・生理


中でも、排便最強。

体から固形物が出る唯一の方法。


自分の体から出たものを観察すると、今の体の状態を把握することができるんですよ。





それでですね。
なぜ排出力が大事なのかっていうお話になります。


依子先生のこの記事 読んでみてね。

東洋医学では
排泄する力は『腎』というカテゴリーに入る

この腎は臓器の腎臓とはまた別
東洋医学の『腎』ってのは

腎=生命力を表す

生まれもった先天的な生命力と
生まれたあとに形成される後天的な生命力

この両方を表す

生まれもった生命力を変えることはできない
でも
後天的な生命力は自分次第

この後天的な生命力=排泄力を
いかに高めるか、維持するかが大事

そう、排泄力=生命力と言えるのです。

排泄力の弱っている分かりやすい例が「むくみ」
便秘」

女性の中で、全くむくんでいない人を探す方が難しいんじゃないかなって思うほど、むくみのある人ってめちゃくちゃ多い。
便秘の人も多いですよね。

でもそれって、単にむくんでいる。
で済ませちゃっていいのかな?
って思うのです。

生命力が弱っているってことですもんね。

私たちの体の中では、日々、休むことなく代謝が行われているわけですが、そうやってエネルギーを使って処理された老廃物が、どれだけ体の外に出せているんだろうか?

毎日は便が出ない
生理の終わりがダラダラする
生理周期が長い

きっと、この程度では誰かに体を見てもらったり相談したりすることはないと思います。

でもでも、この程度だからこそ、自分の力で改善できる!


出すのが先。

呼吸も「吐く」のが先であるように
物を買うときも「減らす」のが先であるように
電車も「降りる人」が先であるように


体は自分の一番のパワースポットだから
不要なものを溜め込まずに、体のめぐりをよくしておいた方が、運気も上がる!!

これホント!!


食べるものとか気をつけている人は特に、排出する力を上げることも意識してみてくださいね(^^)