伝わらなかったら、伝えていないのと同じだ | 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

女性専用婦人科コース担当
鍼灸マッサージ+風水薬膳®︎茶

自分で自分の体を治したい。
いつも元気で楽しく過ごしたい。
そんな方にお勧めです。

いつも誰かの為に全力で自分は後回しになっている人へ。
まずは自分を大切に、丁寧にケアしてほしいなあと思います。

前回の続きです。


Aさんは「言った」という。
Bさんは「聞こえなかった」という。

それを見たコーチは
「伝わらなかったら、伝えていないのと同じだ」
と言いました。

その時には私はよく分からなかったのですが。
帰ってからも、次の練習の時も、その言葉が残っていて。
それでね、自分なりにこう解釈しました。

『伝える』というのは、自分の思いを相手に届けようとすること。

『伝わる』というのは、相手がそれを受け取るということ。

その時は分からなかったけど、受け取るには準備ができていることが前提。
私は、家族を通じてそのことを後から痛感することになります。

いくら自分が思いを届けようとしても、相手の準備ができていなかったら受け取ってもらえない。
伝えても、伝わらない。
ということが、何度も起きたのです。

そこで自分の伝え方が悪かったのかなと自分を責めてみたり、どうして受け取ってくれないんだろうと思ってみたり。

伝えているのに伝わらないって、結構しんどい。
しかも、毎日を共に過ごす家族なら尚更。

でもね〜。
言葉の解釈って、本当に人それぞれ。
同じことを聞いても、受け取り方が全っ然違ったりするもんね〜。
面白いよね。

だったら、伝わらないからって落ち込むことないし、諦めるのもひとつなのかも。

でもね、初めから「伝えない」というのとは、ちと違うと思うんだ。

もう二度と会わないかもしれない人ならいいけど、身近な存在で、この先もずっと関わる人に、思うことがあっても伝えないというのは、もったいないなあと。

受け取ってもらえるのか、誤解されるのか、聞いてもいないのか。
それは伝えてみないと分からないよね。

(どうせ言ったって…)
って勝手に想像して諦めるのは、自分の中にある気持ちをなかったことにするってことだもんね。

ちゃんと、自分の大切な気持ち、伝えていますか?