妹の取扱説明書? | 鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

鍼灸マッサージ師 高橋久美子のブログ

女性専用婦人科コース担当
鍼灸マッサージ+風水薬膳®︎茶

自分で自分の体を治したい。
いつも元気で楽しく過ごしたい。
そんな方にお勧めです。

いつも誰かの為に全力で自分は後回しになっている人へ。
まずは自分を大切に、丁寧にケアしてほしいなあと思います。

今日は「妹の取説」を書きます。
くだらないことを力いっぱい語ります。
もし、分からず屋な妹がいて、ほとほと困っている方は、参考になさってください。笑


先日、とても久しぶりに『となりのトトロ』を観ました。
息子がなんとなく興味を示すようになったので、一緒に観たんです。

そうしたらね、何だか色んな場面で涙が出ました(-_-。)
例えば、みんなでお母さんのお見舞いに行った時に、サツキちゃんがお母さんに髪をとかしてもらっているシーン。
これでポロポロ。
え?って思った人もいるでしょうが、私もなんで?って自分で思ったので、つっこまないでくださいね(^^;;

それとね。
私は4姉妹の末っ子なので、感情移入するとしたら、もちろんメイちゃんなわけです。
私は小さい頃から恐がりで1人ではどこへも行けなかったので、自由奔放なメイちゃんとはちょっと違いますが。
妹という立場から見えるものは、同じような気がして。

お母さんの入院する病院から電報が届いて、何やら不穏な様子に動揺するサツキちゃんが、電話を借りるためにカンちゃんのおばあちゃんの本家へ連れて行ってもらう時。

メイちゃんはおばあちゃんのところで待ってて、って言われるけど、行くよね。
行くに決まってるよね。
どうして私だけ待ってなきゃいけないの。
私だってお母さんのこと心配だよ。

確かに、走って行くのにメイちゃんが来たら遅いペースで待っててあげなくちゃいけないし、足手まといになるのは目に見えてる。
ついて来たって、何もできないしね。


でも、心配で不安でじっとしていられないのはみんな同じ。
妹はこんな場面が何度もあるんだ。

私も、「私だけいつも除け者にされる」って思っていました。
私だってちゃんと分かるのに、誰もちゃんと説明してくれない。

それで、悔しくて自分の思うように動いてみたら、迷子になったり、ケガをしたり、失敗したり、全力で空回りする。

すると、「ほら。だから言ったでしょ。」って言われる。

妹目線で言うとね、いつもお姉ちゃんを見ているから、お姉ちゃんができることは自分もできると思っている。
思い込んでいる。強く強く信じている。笑

だからね。
初めから否定されたり、置いていかれたりすると、邪魔者扱いされた気分になるんだ。
「あなたにはまだ出来ないから」と、軽く説明されたくらいじゃ、全然納得できません。
だって、できるって強く強く信じているんだから。笑

確かに私にはまだできないかもしれない。
でも、チャレンジくらいさせておくれよ!

というのが、妹の言い分です。


そして、普段頼りになる親や兄弟が弱っているところを見ると、信じられないくらいの力を発揮します。

だから、大人の足でも3時間かかる病院へ、1人でトウモロコシ持って行っちゃうんだ。笑

で、結局助けてもらうわけですが。
それまで、周りがどれだけ心配してくれたかなんて、その時には全く気付いていないの。
本当にごめんなさい。
私もだいぶ後になって気付きました。。


私ね、数年前に、ずーっと関係が悪かった姉と、仲直りというか、和解した時があって。
その時に言われたんですよ。

「いつまでも口うるさく言われてイヤかもしれないけど、私から見たら幾つになっても、心配で可愛い妹なんだよ。でも、もう久美も1人で何でも出来るんだもんね。」
って。

その時、いやあ〜お姉ちゃんには敵わないわーと思いました。
私がいつまでもダメな子、って言われてるわけじゃなくて、立場が違えば見え方が違うんだね、って初めて分かった気がしました。

妹33歳、これからもがんばります!
お姉ちゃんたち、見守っててね♡笑