ちょっと、おぉ!と思った、大人の人の作品。
アナと雪の女王の博多弁バージョンを見ていた時に見つけた、アナと雪の女王の余興。
結婚式の余興です。
歌の良し悪しや好みはともかく(男性。下手ではないです)、これ、よく考えられている作品で、上手いな~!と、見はまってしまいました(笑)
一般の人の結婚式の余興のため、業者が行うイベントや舞台のように、たいそうなお金をかけて行うものではないため、
自分達ができる範囲で、イメージできるように作りこんで練習を重ねたのが、よくわかる作品。
普通に結婚式でよく行われる、「自分の得意なこと」を見せるだけのものや、安易なありきたりの「結婚式向けの歌」を歌う余興と違い、
舞台と同じく、題材にブームを捉えて、観客を楽しませて「魅せる」という心配りがしてある演出が、素敵だなぁと思いました。
「アナ雪のリアルバージョンで見ている人を楽しませる」という目的が、ストレートに分かり易いうえ、考えてある。
ここまでしてもらえると、友人として、とても嬉しいと思います。
…雪が舞う辺り、腕の動きがシンクロしてますしね(*^^*)
相談したり、練習したりする風景が、目に浮かぶような作品でした。
仕掛け的には単純なので、一度見たら感動はそこまでなくなってしまうのですが、
一般人が余興で、背景映像をイメージさせることができる程度のクオリティを、三次元でごく簡単な仕組みで出す!
という面では、本当によくできている作品だという気がしてます。
(動きだけを真似たものや口パクは、だから何?と、途中で見飽きてしまったのですが)
周りを楽しませるために、遊びに全力でとりくむ。これこそ、大人の遊び心。
子どもにとっては、遊びは学びですが、大人にとっては、遊び=学びの他に、誰かを楽しませる「サプライズ」の意味ももつ気がしてます。
おそらく、そこを考えて企画するようになっている人が…「次世代に伝えていく」ステージに入ってきている人達。
(私は、まだまだですけどね☆)
更に、この段取り力は、プライベートだけでなく仕事にも応用されます。
全力で取組むから、無駄が省かれるし、見ためもよく、クオリティがあがる。
遊び上手は仕事仕事。
大人は、仕事を中心に考えることが殆どで、遊びを重視すると不真面目と言われがちですが、
遊びをメインに考え、思いきり遊ぶ為に仕事の段取りをどうするか考え、こなしてしまえば基本、文句はないので(雇用主の考え方と職種にもよりますが)、
そういう生き方も良いのでは、と思います。
何事も、思いっきり!!
人生は一度きりだし、何があっていつ死ぬかなど判らない。
それなら、楽しんで、誰かを楽しませる人生を、私は送りたいですね~。
遊び心を大切にして(*^^*)