学芸大学・たまプラーザでピアノを教えている松本です。
春休み真っ只中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は3月25日に、私が教えている江戸ピアノ教室の江戸先生と一緒に
ロンティボー国際コンクールに優勝してチケット入手困難になってきた
「亀井 聖矢さん」
のピアノ協奏曲の演奏会を聴きに行ってきました♪
亀井さんの協奏曲の演奏は、去年のGWと初めて聴いて感動し、また生で聴きたいと思っていたところ、今回のコンサート公演を知りました。
早速、去年9月のチケット発売時にチケット予約したのですが、その時点で既に残っている席がわずか10席ほどで驚きました!
そんな中、前から10列目の左側が2席空いていたので、無事に予約出来ました♪
半年前からこの盛況ぶりはすごいな〜と思っていたのですが、今はもっと凄い状況になっています・・(最後にその様子を書きます)
コンサート前に、会場の東京芸術劇場内にあるベルギービールのお店で遅めのランチを食べました↓
青リンゴのビールが、まさに青リンゴそのものの味で美味しかったです♪
おつまみ的な食事も頼みながら、レッスンや6月の発表会の事など、江戸先生と色々お話できました↓
その後、会場へ。
今回はピアノの鍵盤もバッチリ見えるとても良い席↓
そして、演奏が始まりました。
1曲目は
「チャイコフスキー作曲:「エフゲニーオネーギン」からポロネーズ」
華やかな感じの曲で、オーケストラの雰囲気に合っていました♪
2曲目は
「プロコフィエフ作曲:ピアノ協奏曲 第3番」
2曲目で亀井さんが登場。
今回は間近で拝見しましたが、今風のイケメンの方で、現れただけで華やかなオーラがあります。
そして・・演奏も凄かったです‼️
超絶技巧の大曲をスラスラと弾き切るテクニックも凄いし、
オケとの一体感ある迫力ある演奏に惹き込まれました。
プロコ3番はとにかく難曲で30分以上ある大曲なのですが、
その大きな手で縦横無尽に弾き続けるテクニックは本当に圧巻で、
プロコが終わった時点で観客のスタンティングオベーション👏👏
その後の休憩後に、軽く指揮者の方とトークをして下さったのですが、流石に亀井さんもプロコ3番で少し疲れた様子でした。
でも、この後にもう1曲、大曲のピアノ協奏曲を演奏します。
3曲目の
「ガーシュイン作曲:ピアノ協奏曲へ調」
この曲は、かてぃんさん(東大卒ピアニストの角野隼斗さん)のコンサートの時も生で聴いているのですが、かてぃんさんの時とは全然違って聴こえました。
かてぃんさんの時は、5000席の大きなホールの後ろの方で、マイクを使っての演奏だったので、どうしても機械的な音になり、生演奏という感じには聴こえなくて・・・。
(演奏自体は良かったです)
なので、今回亀井さんの演奏を聴いて「こんなにカッコイイ曲だったんだ!」と思いました。
プロコの大曲を弾いた後にも関わらず、ガーシュインもノリノリで弾いていて、最後のオケとの盛り上がりもまさに一体化して聴いてて楽しかった!
ガーシュインはジャズ調の曲なので、クラシックとはまた違う難しさがあると思いますが、オーケストラとの呼吸もピッタリで、聴いていて楽しかったです♪
勿論、この曲の後もスタンティングオベーション👏👏
そして、演奏後に舞台袖に引き返そうとした亀井さんに、指揮者の方が強引にピアノの前に座らせ(笑)アンコールに弾いてくれたのがこの曲↓
「リスト作曲:ラ・カンパネラ」
この曲、今漁師さんがずっと趣味で弾き続けて話題になっている曲で、難関大学に通っている生徒さんも6月の発表会でこの曲を弾きます。
流石、日本のトップピアニストの亀井さんが弾くと洗練された演奏で、高音の鐘の音もとても綺麗でした✨✨
勿論、この演奏の後もお客様は皆スタンティングオベーション👏👏👏
テクニックを全面に出すタイプのピアニストは耳が疲れてしまう事があるのですが、亀井さんはテクニックも凄いけど表現も多彩で、
テクニックと表現のバランスがとても優れているピアニストだなと思いました。
すっかり亀井さんのファンになりました♪
そして、早速、来年2月の亀井さんのコンサートのチケットを予約したら、なんと今年3月に発売されたばかりなのに既に完売😱😱
でも、運良く2席キャンセルが出たみたいで、急いで申し込みました。
次回のコンサートも江戸先生と行く予定です♪
かてぃんさんは今は抽選でもなかなか当たらなくなっているし、亀井さんのチケットも争奪戦だし、前回のショパコン2位の反田さんのチケットも取れないし、今の若手ピアニストの勢いは凄まじいですが、これだけピアニストが注目されているのは私も嬉しいです‼️
来年の2月の亀井さんのコンサートもまたコンチェルト2曲なので、今から楽しみです。