久々に本屋さんで
ゆっくりといろいろな背表紙を眺めていたら
小学校・中学校・高校時代に読んだ本と
何冊も再会できた。
最近読む本は
自己啓発本とか
ビジネスの本だったり・・・
そういえば
文学から遠のいていたなァと
懐かしく手にとってみました。
どの作品も鋭い人間観察
心の奥を覗き込むような
そんな繊細な心理描写が素晴らしく
興味深く・・・・・・
子供の知らない大人の世界??!!
みたいな感覚で読んでいた気がします。
太宰治さん 『人間失格』
↑これは高校のときのNHK朗読コンクールで
全国大会に出場した思い入れの強い作品。
幸田文さん『おとうと』
↑弟がいるから・・・単純な動機で読んでみた本
夏目漱石さん『こころ』
↑夏目漱石さんの作品の中で一番印象深かった本
ずるいことをすると結局ずるいことをした自分が許せなくなる・・・と知った本。
トルストイさん『アンナ・カレーニナ』
↑今も実家にいる白い猫にこの名前をつけました。
もう19歳です。長生きです。
ドストエフスキーさん『罪と罰』
↑思想って怖いなアと漠然と思った本。
看護師になったきっかけともいえる本
『こぶしの花』
『ななかまどの挽歌』
両本とも
心にずんとくる
子供が読むには
テーマが重過ぎるものが多かったが
読書感想文書いては
美祢郡内、山口県内のコンクールで
表彰していただいた。
多分・・・・・・・・
その頃一番ショッキングなことばかり
続いてて
多感だったせいか
いろいろと思うことも多くて・・・
そんな自分の思いを
文章にして
誰かに読んでもらうことが
唯一のストレス発散だったのかもしれない。