上野駅に広がるペデストリアンデッキ、通称 ジュエリーブリッジ

上野・御徒町界隈に宝石商が多いことから名付けられたという話です。

 

 

 

象徴的なこちらのオブジェは、見たことがある方も多いと思います。

ただ、見た目以上の具体的な情報を現地でも掴むことが出来ないのが、残念なところ。

 

記事を書くにあたり、最近、過去の情報がネットで追えなくなって来ていることを感じています。直近に掲載された根拠不明な情報やAIによるまとめ情報のみが提示され、それが本当に正しいのかの判断が出来ないためモヤモヤします。

例えば、こちらのジュエリーブリッジは、1991年に完成した とどこの情報でも出てくるのですが、調べてみると公式には、1989年(平成元年)に一部開通、1992年に全線開通となっています。もしかすると完成したのは1991年なのかもしれませんが、その辺りの詳細を調べるにはもう少し情報が必要そうです。そんなことにこだわって書いたところで、誰も気にしないと思うのですが、情報は正しくと思ってしまうのは、性格なのでどうしようもありません。

 

そんなプチ情報はともかくとして、いつも何気なく歩いていたジュエリーブリッジを詳しく見てみようというのが今回の目的です。確かにあったなぁ・・・と思い当たるオブジェから、そんなものありましたっけ?という気づきまで、写真でお届けしてみます。

 

まずは、象徴的なオブジェから

 

 

 

こちらはパールを象徴しているとか

 

 

 

エスカレーター側から見るとこのような感じ

 

 

 

現在は、使用中止になっている・・・ええと、これはなんと表現したらよいのでしょうか?

上から流れてくる水を受けていっぱいになると下に傾いて水が流れる仕組み

 

 

 

こちらは・・・

上から流れてくる水を受けて十字がくるくる回る仕組み

 

 

 

 

ケースの中ですが、アリ・アリングという作品があります

 

アリ・アリング(Ari・Aring)
飯野一朗 作  1989年

 バベルの塔を想像させる大理石の上り坂を蟻が卵を運び上げている姿のオブジェである。
 作品中の大理石は、一つの世界を象徴している。この世界には一つの約束があり、夢や希望、生命や成長、創造と未来という同じ目標に向かって協力する、蟻達の美しい世界を表現したものである。
 彼らはこの世界の中で、自分たちの輪廻の中に最も美しいものを取り込んでいるのです。
 これは、一つの理想であり、本作品はこれを表現したものである。

(作品説明板より)

 

 

彫金で作ったらしい蟻がたくさん

 

 

 

以前は、作品端に置かれている湿気取り(ドライペット)が作品を台無しにしているというクレームが多くあったようですが、現在は、商品名は外されるようになった模様

 

 

 

続いては、照明などの柱など

 

 

 

仏塔・・・ではないですね。ちゃんと奇数ですけど

 

 

 

これもオブジェですね

 

 

 

他には

 

 

 

 

 

多く見られるのは、黄金の輪っか。こちらはエレベーター

 

 

 

こちらもエレベーターですが、窓の大きさが違うのですね

 

 

下を支える柱には、すべて黄金の輪っかが付いています。下に3個、上に5個が標準スタイル

 

 

 

覗けませんがこのようなガラスの箇所もいくつかあります

 

 

 

曲線も綺麗に作られています

 

 

 

橋の奥の方には、このようなガゼボ? あづまや? がありました

見たことはあったような気もしますが、意識して見たのは初めてです

バラでも咲きそうな雰囲気です

 

 

 

冬ですが、花壇には鮮やかな花が見られます

グリーン・リーダーというボランティアの方々が花壇の管理をされているそうです、感謝

 

 

 

細かく見ていくと、非常に繊細に作られていることを感じます

曲線に沿ってパネルが作られていたり

 

 

 

鍵付きの場所もあったり、何が隠されているのでしょうかね

 

 

 

手すりは、もともと片側だけだったようですが、安全の観点から両方についています

階段の端を排水にせずに丸くさせているのは、水はけか清掃の対策など何かの効果を狙っているのでしょうか

 

 

 

幅広の階段には、標準で両方に手すりが付いていますね

 

そして、今回とても驚いたことが2つ。

 

 

一つが床タイル。こんなに鮮やかであったとは、見落としていました。

 

 

 

この視点で見ていくと、とてもきれいなペデストリアンデッキですね

 

もう一つが、現在、喫煙コーナーとなっている一角ですが、とても中途半端に区切られているように感じます。

 

 

 

下から見ると、この先に続きがあったように見えます

 

 

 

横から見ると、綺麗に切られています

 

見れば見るほど、直接上野駅につなげる計画があったような感じに見えますし、もしかすると以前はつながっていたのかなと思わせてくれたりもして、昔の写真を探してみたくなりました。

 

駅周辺すぐのところでも、見てみると面白い発見があることを知りました。漫然と歩くだけではまだまだだなぁと思わせるプチ巡りとなりました。これ以外にも新しい発見があるかも知れませんので、一度駅前をフラフラと歩いてみるのもいいですよ。

 

 

<おまけ>

 

 

上野駅前の信号隣にある「あゝ上野駅」歌碑

いつも占拠されていて近付き辛い場所ですが、移設することが決定していました。

 

 

 

移転先は、JR上野駅構内17番線ホーム向かい。昔の常磐線特急ホームのところですね。

令和8年1月~2月に移転完了とのこと。

上野駅も色々なオブジェや絵画(現在修復中)もありますので、機会があればまた見て回ります。