zae147のブログ -338ページ目

ジョン・ヒューズ死去、『ホーム・アローン』の脚本家であり、80年代青春映画の代表的監督


6日、1980年代に数々の名作青春映画を手掛けてきたジョン・ヒューズが心臓発作で死亡した。59歳の若さで、散歩中の出来事だった。

  ジョンは、アメリカのミシガン州ランシング出身で、アリゾナ大学を中退後にシカゴで広告会社のライターとして活躍。その後コメディー映画の脚本家として成 功をつかんでいった。監督としての代表作は映画『ブレックファスト・クラブ』『フェリスはある朝突然に』『カーリー・スー』などで、脚本やプロデュースし た作品には映画『ホーム・アローン』『ベートーベン』『101』など世界中で大ヒットを記録したものが多い。最近では、ハリウッドに背を向け、イリノイ州 の北部にある自身の農場で、妻のナンシーさんと2人の息子、そして4人の孫と共に暮らしていた。

 1980年代の青春映画やコメディー映画を語る上で、欠かせない存在であるジョン。その早すぎる死が悔やまれる。ご冥福をお祈りしたい。


ジョン・ヒューズ死去、『ホーム・アローン』の脚本家であり、80年代青春映画の代表的監督

ご冥福をお祈りします。
ジョン・ヒューズ - Paul Natkin / WireImage / Getty Images


きみに読む物語

zae147のブログ

解説
NYタイムズ・ベストセラーリストに1年以上ランクインしたヒット小説
 オスカー受賞プロデューサーであるマーク・ジョンソンと、当時ニューライン・シネマの製作部長だったリン・ハリスは、まだゲラ刷り段階だったニコラス・スパークスの小説“THE NOTEBOOK”(96)を読み、その後7年をかけてこの小説の映画化に尽力した。「特に気に入っていたのは、燃え上がる瞬間を描くだけでなく、永続性をも描くラブ・ストーリーという着眼点だった」とジョンソンは回想する。
ニック・カサヴェテス監督もゲラ刷りを読み、この小説に描かれた「永遠の愛」というテーマに惹かれた1人である。「この愛情物語は、“彼らのラブ・ストーリーの始まりへと戻る旅路だ”という言葉を通じて展開していくんだ」とニックは語る。「誰でも初恋を経験する。何かを愛すことなく世の中を生きていける人間などいない。そして人は振り返り、“もし”と考える。この物語はそれを描いている」と原作者のニコラス・スパークスも語るように、燃え上がる激しい恋の情熱と、長い長い時間を超えて続く愛の継続性を同等に織り込むことに成功したこの小説は、広い世代の共感を呼び、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリストに1年以上(56週間)ランクインする大ヒットとなった。


ストーリー【ネタバレの可能性あり】
何ひとつほんとうに失われたものはない。
世界のあらゆるものは失われるはずはない…。

とある療養施設にひとり暮らす初老の女性(ジーナ・ローランズ)。老いこそ迎えてはいるが、たたずまいも美しく過ごす彼女はしかし、情熱に生きた過去の想い出をすべて失ってしまっている。そんな彼女のもとに、定期的に通う初老の男がいる。デュークと名乗るその男(ジェームズ・ガーナー)は、彼女の気分が比較的よさそうな時を見計らい、物語を読み聞かせてやっているのだ。語られるのは、古き良き時代の、アメリカ南部の小さな町の、きらめくような夏の恋物語 -。

1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。渡り鳥の渡来する美しい川と朝靄に霞むしだれ柳。歓びに溢れたこの陽光の土地に、家族とともにひと夏を過ごす為にやってきた、まだ10代のアリー・ハミルトン(レイチェル・マクアダムス)。南部の大都市チャールストンの裕福な家庭に育った良家の子女である。カーニバルの夜、友人とはしゃぐ彼女を見かけた地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)は、ひとめで彼女と自分が赤い糸で結ばれていると直感する。「きみが望めば道化にも詩人にも、気の利いたヤツにも迷信家にも、勇敢にもダンサーにも、何にでもなれる。君が望みさえすれば。」そう言って彼女を笑わせたノアに、自分のとりまきにはいないロマンチシズムと心地よい強引さを感じたアリーもまた、激しく彼に惹かれていくのだった。
良家のひとり娘と材木工場で働く青年の恋は熱く燃え上がる。ある暑い夜、郊外の古い家にアリーを連れ出したノアは、その1772年に建てられた家を改築することが自分の将来の夢だと語る。ノアに出会って、自分の本当に好きなことは絵を描く事だと初めて自覚したアリーは、その家にアトリエを作って欲しいと頼む。そして2人は、ついにその夜将来を誓い合うのであった。しかし幸せの時は長くは続かない。「17歳に愛の何が分かる?」と、2人の交際を認めない彼女の両親が、アリーをチャールストンに連れ戻してしまったのだ。…夏は終わった。アリーは学校へ、ノアは勃発した第二次世界大戦へと、互いの世界を引き裂かれてゆく。ノアは毎日アリーに手紙を書いた。365日毎日手紙を書いた。「愛してる、今もだ。」しかしノアの悲痛な愛の告白は、彼女の母親にひそかに妨害され、アリーのもとに届くことはなかった。
想い出を胸の奥深くにしまって鍵をかけたアリーは、戦時下にボランティアで看護した元兵士、ロン(ジェームズ・マーズデン)との新たなる恋に落ちる。富裕な弁護士であるロンとの縁組に、今度は両親も大賛成であった。そして、ロンとの結婚式も目前にせまったある日。なにげなく手に取った地元の新聞で、アリーは1枚の写真を目にする。彼女が見たのは、見事に改築されたあの家の前に無愛想に立つ、少し大人びたノアの姿。
激しく動揺するアリー。忘れかけていた胸のなかの炎が再び大きく燃え始めるのを感じたアリーは、もう一度シーブルックを訪れる決意をする。
このページのURL:http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5348

タッチ・オブ・スパイス

zae147のブログ

解説
本年度 アカデミー外国語映画賞ギリシャ代表
本国ギリシャで、「タイタニック」に続き、映画史上第2位の興収を樹立するなど
ギリシャ映画史を塗り替えた話題の感動作いよいよ上陸!!


●2005年 アカデミー外国語映画賞 ギリシャ代表

●2003年 テッサロニキ国際映画祭 10部門受賞
最優秀作品賞/監督賞/脚本賞/撮影賞/編集賞/音響賞/音楽賞/美術賞/観客賞/技術省/観客賞

●2004年 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 ヨーロッパ映画ベスト10の1本に選出
                                    他多数受賞

人生は料理と同じ。大切なのは“スパイスのさじ加減”――
それを教えてくれたのは、大好きなおじいちゃんだった。

“オリンピックの国”の全ての人々が笑って泣いた!
『ニューシネマ・パラダイス』を超える 少年とおじいさんの心温まる感動のドラマ

2002年のギリシャ映画界で、それまでの常識をくつがえす作品が登場した。他国に違わずハリウッド優勢の映画市場で、あるギリシャ映画が並居る大作を抑えて観客動員NO.1を記録したのだ。前売り券販売数、数百万枚。その勢いは公開後もとどまらず、口コミで広がった最高の評価にあらゆる年代のリピーターが続出。ついには歴史を塗り変える“国民的映画”となったのが、この『タッチ・オブ・スパイス』だ。
物語は、幼い少年ファニスとスパイス店を営む祖父が、美しい古都コンスタンチノープルで過ごした日々から、やがてトルコーギリシャの戦況がゆえに訪れる悲しい別れ、そして立派な青年となったファニスが35年後に再び訪れた故郷での物語を綴ってゆく。子供から大人になる過程で忘れてしまう大切なものとそれを見出すための“原点回帰の旅”は、世界中を涙で包んだ『ニューシネマ・パラダイス』を超える感動を巻き起こし、作品を見た全ての人々のほろ苦い郷愁を誘う。全編、食と人に対する愛情にあふれ、暖かいユーモアがスパイスとして物語を引き立てる心温まる感動のドラマだ。

2004年のアテネと1950年代の古都コンスタンチノープルを巡る
様々なスパイスの香りをまとったノスタルジー

1950年代のコンスタンチノープルで、大好きなおじいちゃんからスパイスの効用と天文学を学んだ少年ファニス。だが二人の別れは突然訪れる。トルコーギリシャ間の戦況の変化により、ファニス一家はアテネへ強制退去することになったのだ。「後から必ず追いかけるよ」。別れの涙をこらえる幼いファニスに、おじいちゃんがくれたその約束は、しかし果たされることはなかった。やがて35年の月日が流れ、故郷からの1本の電話が頑ななファニスの心を揺さぶる。祖父が死の床に――。
物語は現代のアテネと1950年代の古都コンスタンチノープルを行き来する。二つの都市のエピソードを繋ぎ合わせるのは、あらゆるスパイスのエキゾチックな香りだ。おじいちゃんがスパイスで語る宇宙の物語、シナモンの香りをつけた初恋の少女サイメへの手紙、果たされなかった約束とわだかまった心、社会に翻弄される人生の苦さ・・・・。それは振り返ってみればすべてが人生を“美味しくするスパイス”だが、過ぎ去ってから気付く“人生の忘れ物”でもある。戻れない過去へのノスタルジーが溢れるラストシーンの切なさは、人生の岐路に立ったあらゆる観客の胸を締め付けるに違いない。

思い出の中にある美味しい料理が教えてくれる
“目に見えない大切なもの”

あらゆるシーンで登場するギリシャ料理の数々もこの映画の大きな見どころ。“小さな料理の天才”であるファニスを初め、たくさんの料理自慢が「秘密のレシピ」で作り上げるたくさんのご馳走は、スクリーンからスパイスの香りが漂ってきそうなほどに色鮮やか。そしてその周辺にはいつでも、たくさんの笑顔がある。誰かのために料理を作ること、それを一緒に楽しむ瞬間があることの幸福を、映画は再確認させてくれる。
また、料理にこめられた複雑な気持ちも、観客の胸を打つ。
「料理の味を決めるスパイスが目に見えないように、大切なのはいつも目に見えない」。
スパイスの名手だったヴァシリスおじいちゃんが、幼いファニスに教える様々な言葉は、強く心に残る。それは人生に迷ったときに導いてくれる小さな光のように、人々の心を照らしてくれるのだ。


ストーリー【ネタバレの可能性あり】
下ごしらえ―――食事の前の電話は、いつも平和を打ち砕く。
ギリシャ、アテネ 2003年

“ヴァシリスおじいちゃん”が、イスタンブールからアテネにやってくる――。突然の知らせに戸惑いながらも、ファニスは祖父を迎える準備を始める。40歳となった今は大学で宇宙物理学を教えているけれど、少年時代の彼は誰もが認める“料理の天才”。その腕を再びふるうのは、この再会が自分の人生にとって重要な意味を持つような気がするからだ。宇宙のこと、料理のこと、恋愛のこと……人生のすべてを彼の経営するスパイスの店で学んだファニスにとって、祖父は特別な存在。そして7歳で別れ別れになって以来、今まで一度も会うことができなかった人だった。
でもすべての準備が整った当日、不意に鳴った電話の音が全てをひっくり返した。ヴァシリスおじいちゃんが重い病で倒れたのだ。

前菜―――味と香りが心をとらえ、冒険の旅へと向かわせる。
トルコ、コンスタンチノープル 1959年

様々なスパイスの香りが漂う店の屋根裏は、幼いファニスの遊び場だ。訪れるお客さんにスパイスの知恵を授けるヴァシリスおじいちゃんを、そこから見るのが好きだった。おじいちゃんはトルコ生まれのギリシャ人で、隣国同士のトルコとギリシャがモメることはあっても、この店の中だけは別。豊富な知識と独特の哲学を持つおじいちゃんは、誰からも信頼され一目置かれる存在だ。おじいちゃんはこの場所で、様々なことをファニスに教えてくれた。人の心をとらえるスパイスの使い方。スパイスで語る物語みたいな天文学。そして幼馴染みのサイメとの初恋。おじいちゃんとファニスとサイメの3人の大切な時間はゆっくりと過ぎてゆく。
週末にはいつも親族が集まって、賑やかな大料理大会が始まる。お決まりのメインディッシュは航海士のエミリョス伯父さんの土産話。“お楽しみ”は世界中の食べ物と美女の話だけれど、その日は少し違っていた。ギリシャとトルコが武力衝突したからだ。程なく、ギリシャ国籍の父と共にファニス一家は退去を強入られ、トルコ国籍のおじいちゃんとの別れがやってくる。「サイメを連れて、後から行くよ」。おじいちゃんの約束を信じて、ファニスはトルコを後にする。

メインコース―――その食卓には、いつも何かが欠けている。
ギリシャ、アテネ 1961年

ギリシャでうつろな毎日を送るファニスの元に、おじいちゃんとサイメから手紙が届く。ついに二人がやってくる。ファニスはサイメの好きな料理“イマム(茄子の肉詰め)”を徹夜で仕上げるが、結局二人は来ずじまい。ところが、しょげ返るファニスをよそに、事態は意外な方向へ。あまりに絶品のイマムに集まった親戚が一堂騒然。食べるのと同じくらい噂が好きなギリシャの“コンスタンチノス”(コンスタンチノープル=イスタンブールの市民)は、神童?狂気?悪魔憑き?と大騒ぎ。心配した両親は司祭に祈祷を頼み、台所に鍵をかけるが……10年後、17歳のファニスはアテネ最大のホテルで年若いシェフになっていた。才能はホンモノだったのだ。
そして再会のチャンスがふたたび訪れる。エミリョス伯父さんの結婚式に、おじいちゃんがやってくるというのだ。だが旅を諦めて結婚する――それも料理の下手な女と!――伯父さんの生き方に納得できないファニスは、“究極のスパイス”の力を借りて結婚をぶち壊してしまう。腹を立てた父サヴァスはこれまで口にしなかった真実を言い放つ。「おじいちゃんはイスタンブールから離れる気なんて、最初からない」。裏切られた気持ちでいっぱいになるファニス……。

デザート―――それは甘く切ない“おとぎ話”の終章。
トルコ、イスタンブール 2003年

心を決めて自らイスタンブールを訪ねたファニスは、昏睡状態の祖父と再会し、その最期を看取る。葬儀でサイメに再会したファニスは、彼女が幼馴染みのムスタファと結婚したこと、幼い娘がいること、結婚は破綻しかけていること、さらにサイメが――そしておそらくヴァシリスおじいちゃんも――ファニスが戻るのを待っていた事を知る。
故郷のイスタンブールで、二人のいなかった日々の味気なさに気付いたファニスは、一番大切な「人生のスパイス」を手に入れようとするが……。

このページのURL: http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5321