フィル、そんなのどうでもいいのだ
一難去ってまた一難。どうやらリタイアメントプランというのに入らなくてはいけないらしい。退職に備えてお金を蓄えておきましょうということで、毎月給料の10%が自動的に保険会社にまわされて貯蓄される。絶対。
えっと、今将来心配する余裕ないんで、いいよ、別に将来心配してくれなくて…。以外と自由じゃないな自由の国アメリカ、自由に選ばせて欲しいな、リタイアメントプランに入るか入らないかを。
お金は運用されて辞めるときに利子がついて帰ってくるのだが…。というわけでAXAのセールスのフィルと話をする。
毎月どれくらいのコストがかかるの~? そうだね、毎月数ドルだけだよ。え?、本当? そうだよ僕らは大学に多くの顧客を抱えているからコストを安く抑えられるんだよ。…なんと! それはうれしい。
しかし彼が帰った後に大学のホームページで調べるとやはり給料の10%と書いてあるぞ…。むむむ、どういうことだろう? フィルにメールだ!
2日後に帰ってきたフィルからの返事によると、確かに給料の10%が大学からAXAに来るんだけど、それは貯蓄になるので、実際にかかるコストは数ドルだよ、って、そ、そういうことか! コストって手数料のことか! どうりで話がかみ合わない気がしたぞ。
フィル、そんなのどうでもいいのだ。重要なのは手元にどんだけ給料が残るかなんだな。将来に備えるよりも今を生きるためにお金が欲しいぞ。
英語、難しいぞ、やっぱり。保険屋に払うお金は貯蓄だろうが、手数料だろうが、コストはコストだと思っていたが、違うんだな~。とても勉強になったが、勉強費用としては高すぎるぞ!10%!