上が布印刷表紙
下が用紙印刷表紙
布印刷の表紙は中綿を挟んで厚みを作った事で質感を出し、用紙印刷はインクジェット用紙使用で表面にニスを塗り、光沢を出しています。
それぞれの良さは出たと思うけど、角背なので用紙の方が中身との合体の際ヘラを使うので、用紙が破れないかと気を使いました。でも、そこだけ気をつければ、用紙印刷表紙は「有り」だと思った作品です。
手製本を始めた最初の頃は家庭での布印刷の場合は鮮明さがイマイチだったものですが、時を重ねる間に市販の布印刷用紙が販売されたり、家庭用プリンターの性能も半端なく良くなったりで、段々やりやすくなっていきました。ですが、ここ数年手製本をしていなかった間に更に環境が飛躍的に変化してきたと思います、
今なら私は家庭用プリンターで自分で布印刷をする事はせず、ネットで画像データを送信し、布印刷してくれるサイトに依頼する方法を選びます。90cm✖️１m幅の布依頼すると私はA5変形サイズのノートを作っているので、いっぺんに10冊くらい作れる？ので、まだ作る気になっていませんが、そのうちやってみようとは思っています。