さてさて、
今日から7話にわたって、
わたしの起業ストーリーを書いていきます♡
(今後100話とかになるのかな!)
およそ3年間の
起業のきっかけを実感した瞬間?から
今までのことを書いていきます!
では、さっそく行ってみよーーー!
月並みだけれど子どもが生まれて
育休中にお小遣い稼ぎを考えたころのこと
バリバリと働いていたサラリーマン時代。
30歳目前にして、それは終わりを迎えました。
第一子を妊娠して、
とうとう2018年4月の出産を前に
産休に入った頃のこと。
朝から晩まで働きづめ、
そんな生活をいったん終了した私は、
朝からワイドショーを見てグダグダ
夕方のドラマ再放送を見てグダグダ
のんびりーっとしていました。
産後は復帰6割、
あるいは転職4割くらいに考えていて、
起業は脳裏にパッとよぎって消えるくらい。
あまりにもダラダラする私を見て夫は
「ブロガーにでもなれば?
それかインスタグラマー。
なんか稼げるんでしょ?あれって」
なんて言ってましたが、
「そんなにキャラ立ちしてないし、
第一、書くことなんてないわー!笑」と
笑って言っていた記憶があります。
自分のスキルや考え方は会社でしか
使えないと思っていたけれど…
そんななか、
もうすぐ出産を迎えるというある日
夫婦で妊婦検診へ。
いつものようにエコー検査のために
診察用のベッドに横たわって
お腹を見てもらっている時に
いつも冗談を連発する女医さんが
エコーの画面を見つめて検査しながら
急に黙り込んだんです。
夫は異変には気が付いていませんでした。
昔からこういう人の温度感センサーが
意外と働く私。(そしていわゆるHSS型HSP)
意を決して先生に声をかけました。
「なにか、、、あるんですよね?」
大きく息を吸い込んでから先生は
「おなかの子が…おそらく重度の先天性の心疾患ですね」
その瞬間の何とも言えない、
自分の心臓から血の気がさーーーーっと引いていく
あの感覚は忘れられません。
涙が止まらなくなり、
夫もかなり動揺していました。
看護師さんたちもみんなどう声をかけていいのか、
そんな表情で、
ティッシュを差し出してくれ、
診察が終わるまで寄り添ってくれました。
帰宅するまでの間も、
帰宅してからも、夜になっても、
会話はほとんどなく、
つらい時間でした。
夫は仕事でしょうがいのあるお子さんたちと
関わっていたものの、
まさか我が子が…と
ショックで眠れない日々を過ごしていました。
でもね、まさかの・・・
わたしはというと、
「お腹の子がかわいそう」とか、
「なんで私の子が…」とか、
そんな気持ちは微塵もわかず。
その代わりに、
大好きな夫がただただショックを受けている
その現実に胸が引きちぎられるような、
そんな想いでした。
でもね、
わたし、すごく前向きなところがあるんですよね。
一切、自分の妊婦としての行動や生活を
責めたりするわけでもなく、
ただただ「これから自分にできることは?」と
とにかく病名を検索することを始めました。
「とにかくどんな小さな情報でもいい、
自分がこれから先最適な行動をとれるように」
そんな気持ちでスマホを握りしめて
検索し始めたのは、
病院の待合室でお会計を待つ間でした。
その日は帰宅中、帰宅後も検索を続け、
いつもよりも早く夫が寝室に入って
ため息をつきながら何かを嘆きながら
休んでいる間もずっと、
情報収集を行い続けました。
同じ疾患も、他の心疾患も、
病児を育てているママのブログから
国内の病院の統計資料、
アメリカの医学論文、
ネットで得られるものはすべて読み漁りました。
真夜中、大方の資料を読み終わって、
重度の疾患によって、
しょうがいのある子になるかもしれない。
そうわかりました。
そんなときに、
「あぁ、私って会社員じゃいられなくなるのかも」
そして
「これまで仕事で積み上げたもの
全部をなくすのかもしれない」
と覚悟をしたことを覚えています。
翌日、病院の小児専門の科に
行くことになりました。
そこで、精密な検査の結果、
先生の口から告げられた病名は
前日よりも疾患の程度が軽いものでした。
それを聞いた私は
「ということは、●●が少し良いから、
生まれた後には▲▲の処置で済んで、
開胸しなくてもいけそうということですか?
産後すぐの処置ではなくて、
1か月くらいは様子が見られるんですよね?」
喜びの表情とともに、興奮気味に
そんなことを一気に話したものですから、
先生方(3名くらいいました)がびっくりして
「そうですが…お母さんは、医療関係者の方ですか?」と
言われたんですよね。
「あ、ただの事務職の会社員です…」と
すこし恥ずかしさを感じたのですが…
「あ、私がやった情報収集って、
的を得ていて、正しい情報が得られていたんだ」と
その時に思いました。
そのときにぼんやりと、
「あ、わたし会社やめても大丈夫。
ちゃんと、できることがある気がする。」
そう思えたのを覚えています。
前向き・情報収集と論理的思考力
もうすぐ子供が生まれるハッピーな妊婦さんから一転、
お腹の子が心疾患ということで、
その日から急に私は「ハイリスク妊婦」となりました。
けれど、出産まで、
わたしは好きなものを食べ好きなことをやり、
子どもが生まれてくるのを楽しみに
陣痛が来るのを心待ちにしていました。
「赤ちゃんが疾患によって異変が起きるのは
産後の自発呼吸をするようになってから。
生まれたらすぐに点滴を始めて、
新生児集中治療室に入院になりますが、
それまではお腹の中でなんともないですからね~」
と先生に言われていたので、
本当に普通の妊婦さんのように、
いや、むしろ普通の妊婦さんよりも元気に過ごしていました。
後悔しない「じゃあ、どうする?」の前向きなマインドを持っていたから
お腹の子に対して、
「私がこんなに動じない人だから、
心疾患持ちのアナタは私を選んでやってきたのね♡」と
これから迎えるであろうチャレンジングな時間すら楽しみにできました。
そして、検索しまくっている時に出てきた、
「同じ病気で●人に一人は亡くなってしまう」というような
きわめてネガティブな情報も、
前向きなマインドのおかげで落ち込まずに飲み込めたように思います。
人生を揺るがすような出来事から見えた
自分の強み
情報を過不足なく集めて、自分の中でまとめて、
実行すべき一手を決める
「どうせ」とか「できない」ではなく、
いま現状のなかから「じゃあどうする?」の精神
今振り返ってみると、
会社員時代にやっていたことが
自分の強みなんだと思えた出来事でした。
産後も育児ひとつひとつが知らないことばかり。
そんなときもいろんな情報を得て、
「じゃあ、うちの子はどうしたらいいかな?」と
決断していくのが得意で
育児の悩みや子育てに困ることも少ない方だったと思います。
会社員や心疾患児の母になったこと、
その他の経験の中で
情報収集をして結論を出し、
行動につなげていくという強みは
確実に自分の力になり、
今では自信を持って提供できる
私のコアコンピタンスの一つになっていると思います。
でも、これは誰にでもできること。
そんな風にも思います。
まない由衣Story第4話でもお話しますが
これを使えば誰しもが、
きちんと情報に基づいて結論を出し、
行動をしていける、そんな頭の使い方ができます。
決断力、行動力に悩むあなたにも
きっと、そんな力を与えてくれるツールが
方眼ノートメソッドです。
「情報収集苦手だわ~」
「決断もなかなか…」というあなた、
是非こちらから詳細確認してみてくださいね♡
詳細はコチラ
▼▼▼
LINE公式アカウント登録で
オトクに講座をご案内しています♡
▼▼▼