Page 6 からの続きです。
6月 15日（後編）
天赦日の夜、観ることになったのは、
「素晴らしき哉、人生！」
1946年に公開されてから、
クリスマス映画の第一位に輝いていた名作。
これまで見る機会がなかったところ、
時期外れの今になって・・・・
イヴの夜、地上の人たちを見守っていた、
神さまと天使の会話から始まって、
その純粋な祈りに応えて、
自殺を図ろうとするジョージを助けるために、
天使が派遣されることになり、
それまでの人生が 展開されていく。
幼い頃、凍った池に落ちた弟を助けて、
片耳の聴覚を失い、
バイト先で、店主が調合を間違えたときは、
誤解されて折檻を受けながらも、
大罪を負う寸前を 助けていた。
賢くて才能もあるジョージは、
小さな街を出て、
都市計画に携わる建築家として活躍し、
世界を飛び回る億万長者になるのが 夢だった。
お父さんは 住宅ローン会社の社長だったけれど、
街の人々への貢献を優先した温情経営で、
家計が苦しかったため、
子供の頃からアルバイトをして、
自分で大学の学費と世界旅行のお金を貯めていた。
＞ 同じように、私も小学生の頃から
「親の脛はかじれない」のがわかっていたので、
中学生からバイトをして、
必要なお金は 自分で工面していたところ、
マサシもまた同じように、
高校時代のお小遣いから 大学の学費、
カナダでの生活費まで、全て自分で用意していた。
ようやく、その時が来て、
出発の準備をしていた矢先に、
お父さんが急死し、会社を引き継ぐことに。
ジョージの貯金で 弟が大学に入り、
卒業したら交代する筈だったところ、
花形フットボール選手として活躍して、
早々と結婚したために、その機会もなくなり、
同級生たちも 次々に街を出て活躍するのを
目の当たりにしながら、
小さなオフィスで 街の人々に貢献する毎日に。
そんなジョージにも 運命の人が現れて・・・
＞ デートのシーンに 紫陽花さん登場。
仕込みが細かい。^^
君に 月をプレゼントするよ。
君はその月を 飲み込んで・・・・
結婚式を挙げて、
二人で 世界一周旅行に行こうとしたら、
世界恐慌の煽りで 銀行が凍結してしまい、
街の人たちが 困っているのをみて、
新生活と旅行の資金を 利子や担保なしで、
みんなに 差し出すことに。
廃屋で新婚生活を始めることに
なったものの、
＞ あばら家シリーズ。^^
４人の子供を授かって、
ささやかな幸せを 送っていた。
＞ ジョージだけでなく、
妻メアリーの理解が 素晴らしくて、
「グレイテスト・ショーマン」も
思い出します。
そして、クリスマスが近づいたとき、
共同経営者が 多額の資金を紛失してしまい、
会社も家族も 露頭に迷うことに。
それまで どんな状況も受け入れて、
家族や周りに愚痴をこぼすことなく、
自力で乗り越えていたジョージも、
この時だけは 為す術がなくなって、
初めて 神に祈るシーンに 胸が・・・・
止むなく、ジョージとは対照的で、
自分の利益しか考えない、
強欲な金融会社の社長ポッターの元に行って、
唯一の担保になる生命保険で、
借り入れようとしたら、
全く価値がないといわれて・・・・
もう、対策がないのを感じて、
保険金のために 自殺しようとしたところで、
派遣された天使が 現れて・・・・
最後の手段まで 止められたことで、
自分の人生は 何をやってもうまく行かない、
生まれてきた意味がなかったと、
自分の人生に 失望してしまう。
そこで天使は、その望みを叶えるために、
ジョージが生まれていない人生に送り込む。
弟は 幼い頃に 溺れたまま亡くなっていて、
バイト先の店主は 監獄生活を送り、
妻のメアリーは 生涯独身で
寂しい人生になり、
ポッターに牛耳られた街は 様変わりして、
街の人々も 荒んだ人生を送っていた。
そこでは、ジョージが積み重ねてきた善行が、
どれだけ周りに 影響を与えてきたのかが、
明確に表れていて、
ジョージ自身も 自分の街を愛し、
街の人々を家族のように愛した、
自分の人生は 素晴らしいものだったとわかり、
元の世界に 戻りたい。
もう何も 恐れない。
再び 立ち向かうことを決意して
家族の元に 戻ると・・・・
メアリーの呼び掛けで 街の人々が押し寄せて、
次々に喜んで お金を差し出して、
あっという間に 集まった上に、
海外で成功した友人も 巨額のお金を
融資してくれて、
海軍でも活躍して名誉勲章の授賞式に出ていた
弟も 駆けつけて、
ジョージこそが 祝杯されるべき人と
いうことで・・・・・
そう、いつも何かの肩代わりになっていて、
貢献する人生だったけれど、
その選択をし続けた「心の豊かさ」が 形になり、
積み重ねた徳によって、
「一厘の仕組」が 発動した例にも。
「最後の一厘に達したとき、神の力で逆転する。」
映画は、このシーンで終わっていたけれど、
オラクル予告のように、
ジョージのセカンドライフも始まって、
諦めていた夢の一つひとつを、
叶えていくことになるのを 感じたのです。
これから その展開を起こせる。
意識が高い人が諦めて挫折してきたことも、
今なら起こせる。
そして、「クラウドアトラス」のメッセージも
浮かんできて・・・・
私たちの生命は、自分たちのものだけではない。
子宮から墓場まで、
全ての存在とひとつに繋がっている。
それぞれの生き方が 永遠の魂に影響する。
一人ひとりの生命は、あらゆる人たちと時空を超えて、
ひとつに繋がっていて、
互いに影響（＝共鳴）し合っている。
自分だけの命ではなく、
自分だけの人生でもない。
大海に 一滴の雫を落とすだけでも、
その雫は 大海となる・・・
どんな小さなことでも、
どこかで 何かの形になっていて、
「一人が欠けると すべてが変わる。」
どの人生も かけがえがなく、
過去生から続く、魂の使命を果たす道を、
一歩一歩 確実に歩んでいるのです。
天界は、そのために見守っていて、
私たちの思いや、
今までしてきたことも 全てわかっていて、
私たちの魂の目的のために、
タイミングが来るまで 手を出さないのは、
私たちの持っている力を
信じてくれているからで、
私自身も 「見守る」ときは、
そう在りたいと改めて 思ったのでした。
「ローマの休日」と同じように、
70年以上も前に作られた映画が、
今のテーマにそのままリンクしていて、
時代を超えて 原点を思い出させてくれる、
素晴らしい不朽の名作として、
何度でも 再映したい映画のリストに。
映画が終わってから開いたら、
またしても・・・・（！）
最初にクリックしたページに、
リチャードの動画が 出てきた。
＞ 現代の魔術師マーリン。^^
１時間ぐらい前に投稿されていたようで、
僅か２分の動画では、
木の上にいる「ハミングバード」に、
魅了されたという話から、
２冊目の本は 家族で「ハワイ」に行ったときに、
海の前で 書いていたということで・・・・
その著書「奇跡の科学」を紹介したページを、
チェックしてみたら、
そこに「2222」メッセージと、
ハミングバードの画像を一緒に載せていた。（！）
＞ そのままのメッセージなので、
ここで目にしている方たちにも。
「2222」はとても幸運な数字であり、バランス・調和・最良のタイミングを示しています。
あなたが持ち続けてきた願いは、最高のタイミングで叶うでしょう。
もし、今あなたがつらい日々を送っていたとしても諦めず希望を持ち続けてください。
天使たちは希望を持ち続けることが何より大切であると告げています。天は人々に様々を試練を与えます。
それは、決して乗り越えられないものではありません。
試練を前にしてどのように努力し、打ち勝つことが出来るのかを試しているのです。
時には投げ出したくなるような困難な出来事にも負けず、こつこつと努力を続けてきたあなたに天使たちが素晴らしい奇跡をプレゼントしてくれますよ。
「90日間」が始まった日で、
同じページにマイケルとのツーショットに、
ミカエルの空と「369」サインまで・・・・
その著書にも、
ミカエルに 命を助けられたエピソードや、
天界からMEの情報をインストールされた
時のことが 書かれている。
「どんな生き物にも手を上げて危害を加えないと約束するなら、求めているものを与えよう。」
「(天界は）意図の純粋さと 善なる思いの人を助ける。」
＞ 詳細エピソードは、こちらに。
動画の最後の一言・・・・
「Enjoy The Humming Bird ! 」
初シアトルME 1日目のプレイで、
倒れて横たわった私のハートの上で、
カラフルな鳥（ハミングバード）が 飛んでいて、
「Welcome Home !」と
言われていたことも思い出して・・・・
先月「見守る側」への移行として
コンドルが 浮上したときは、
ハミングバード時代を卒業するのかと
思っていたけれど、
その精神は 永遠の「ハートの原点」として、
これからも 胸に持っていたいと、
天赦日に向けて、宣言したのでした・・・・
「南アメリカの先住民に伝わる物語」
あるとき森が燃えていました。
森の生きものたちは われ先にと逃げていきました。
でも、ハチドリ（ハミングバード）だけは 行ったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴運んでは
火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て
「そんなことをして 一体何になるんだ」
といって 笑っています。
ハチドリはこう答えました。
「私は 私にできることをしているの」
＞ マサシの知人カメラマンが、
今年の５月末に バンクーバーで撮影した、
ペアのハミングバード。
リアルタイムでは、夏至の前日です。