Page 21 からの続きで〜す。
ランチタイム〜!
一人旅のときは、過密スケジュールで周るので、
食事に時間を掛けないこともあって、
ここでも手軽に食べられるものということで、
出てきたのが、このパニーニ屋さん。
地元の人にも 観光客にも大人気。![]()
この時も 並んでいたけど、
どうしても 気になるので待ってみる。
店内に入れるのは 5〜6人ずつ。
なぜかというと、
マスターが パニーニに挟むチーズや生ハムを、
丁寧に説明しながら、
一つずつ試食させてくれるのです。![]()
その後でパンの種類や
野菜の具材も選んで 作ってくれるという。
マスターは パニーニのこだわり職人さん。
私が 選んだのは、
一番熟成していたチーズに、
ハーブ・スパイスたっぷりの生ハム、
サンドライトマト・ズッキーニに
マリネしたレッドペッパーを、
グレインたっぷりのトーストしたパンに。
その味は 言うまでもなく・・・・![]()
人生最高のパニーニ!!
噛みしめるほど おいしくて、
今でも思い出して 恋しくなるぐらい。![]()
ハーフサイズでも 十分。
お値段も とってもお手頃。
お店のスタッフみんな感じ良かったけど、
入り口の前で、案内しているお兄さんに注目。
大柄マッチョな体格で、
TATOOたっぷりなので、
ボディガードのような雰囲気だったけど、
また 心優しくて・・・
全部食べきれなかったので、
ペーバーに包んで出ようとしたら、
ささっと紙袋を 差し出して入れてくれたり・・・
その目配りと 気遣いに感動〜。
あのお兄さんに また会いたい。![]()
大聖堂のすぐ真裏にある「Panini Toscani」さん。
お見逃しなくね。
ジョットの鐘楼も またね〜。
次の場所に向かう途中で、
デザートのジェラートを。
ピスタチオ&メロン。
ブランド店 通りを過ぎて、
奥に見えるのは
ミケランジェロのダビデ像 レプリカ。
本物があるのは アカデミア美術館。
こちらも予約制で大人気だったので、
フィレンツェが決まったときは 全て完売。
並んで当日券を買おうとしたけど、
時間的にも無理だったので、今回はギブアップ。
・・・・ということは、
また呼んでくれる時が あるということなのです〜。![]()
ダビデちゃん アカデミアで待っててね〜。
フィレンツェで 次に外せないのは
ウフィッツイ美術館。
2009年のイタリア編ハイライト。
主な作品の紹介は、当時のレポに載せているので、
ここでは省略して・・・
こちらを参照してね。
ただいま〜!!
最初の「受胎告知」は、こちら。
目力光線ビームで、みんなで盛り上がっていた作品。![]()
シモーネ・マルティーニ&リッポ・メンニ作
この黄金の輝きが 眩しくて・・・・![]()
そんな感じで今回ここで、
意識が強く向いたのは マリアさま。
その中でも 昇天されたマリアさまが、
天上で待っていた 息子ジーザスから、
王冠を授けられている「聖母戴冠」。
> 6月のルーブルでも同じことに。
※ 解説ページから参照
マリアは死して三日後に復活を果たし、天国へと昇って行ったとされている。そこで彼女は戴冠を受ける。
王冠を授ける者は神であったり、キリストであったり、三位一体であったりする。十二使徒が上空を仰いでいたり、天使や聖人たちが祝福していたりする場合もある。
王冠の意味は女帝というよりも、女教皇である方が正しいかもしれない。権威より栄光や信仰。マリアは聖なる教えを伝えていく最たる者、といった立場になる。
目の前で 繰り広げられているかのように
感じながら、
黄金の光が ハートの中に・・・・![]()
「女教皇」で思い出したのは、
星回りによるソウルカードとして
出ていたメッセージ。
彼女は、物事の秘められた場所に居て、深く、高く、隠された神秘的なものと、それを求めるものとの間を仲介する存在である。
彼女の言葉は、一見夢のように曖昧だが、しかし先見の明を持った、真実の智恵を与えてくれる。
彼女は、広大な海の上に座を構え、その上に座っている。海とは人の潜在的な意識の空間を示し、水は感情・情緒・愛などを指し示している。
海の広さの如く、また深さの如く、人間の潜在意識は広大だが、彼女はそれを確かに司っているのだ。
彼女の足元には三日月があり、冠には満月がある。海は、月の重力の影響を大きく受けており、海の満ち欠けによって、その在り方へ変化させる。
同様に、大半が水によって構成される人間の体、そして感情・情緒・愛・潜在意識も、この月の影響を大きく受けている。彼女は、この広大な海の象徴でもありながら、それを支配する月の象徴でもあるのだ。
秘教の学院において学ぶべきは、自分自身の姿です。貴方は全てを知っていると思っていても、それは全体のごく一部でしかありません。
貴方が学ぶべきものは、広く、深く、広大で、目に見えるが捉え難く、触れることはできるが掴み難い。そして最も大切なものは常に隠されているのです。
しかし怖れずに進みなさい。叩けよ、されば開かれん。この神秘の門は・・・
ここでも ゲートに鍵が・・・・🔑
次の二作品は ボッティチェリの「受胎告知」
神意を神妙に伝える大天使ガブリエルに、
左手で戸惑いや謙虚さ、右手で神への従順を示し、
身を捩りながらも神意を受け入れようとする、
マリアの姿を表している。
こちらは、243×555cmの大画面。
ガブリエルの背後からは放射状に金の光が伸びていて、
本来このエピソードの主人公であるべきマリアよりも、
ガブリエルの方が目立っている。
その理由は、この壁画が描かれた場所にあるようです。
もともとはシエナの病院が管理していた
修道院の壁に描かれていたそうで、
ペストの猛威が収まったことを
神に感謝して制作されたとのこと。
祈る意外に術のない時代だったからこそ、
苦難を乗り越えたとき、
いっそう神への感謝の思いが涌き上ったと言われている。
続いては、
当時の予告サインになっていた作品。
おさらいして・・・・
「春」・・・この作品も古代神話から題材をとり、愛と知性をテーマに描いているといわれている。
風の神ゼフィロス(右端の青い人物)がフローラをつかまえようとし、彼らから春(PRIMAVERAプリマヴェーラ)が誕生する。
そしてほぼ中央には愛、生命の源の女神、ヴィーナスがいる。
ヴィーナスの立つ位置はそれまでの絵画の様な遠近法を使わず、平面的な表現で一段高いところにいることから、この国はヴィーナスによって支配されていることが読み取れる。
彼女のすぐ上には愛のシンボルのキューピットが飛んでいて、彼らの横には3人の女神達がダンスを踊っている。
女神達は互いに手をつなぎ輪を作るように見えるが、これは調和を意味している。
最後に繁栄と平和のシンボルのメリクリオスが雨雲を追い払っているのが見える。
これはこの作品のテーマである春に、雨雲はそぐわないためと言われている。
こんな状態だったけど・・・
ここまで来たなら 思いっきり近づいて、
じっくり眺めましょう〜。![]()
次に待っていたのは・・・・
続きは Page 23へ。























