Page 9 からの続きです。
Page 1 は、こちらに。
> 前回のレポートから、
早くも 4ヶ月以上が経過していました~。
三次元の時計で、どんなに時間が経っていても、
時空を超えた空間で、「今この時」に繋がっているので、
レポートするタイミングがあるということを、
いつも感じさせてくれます。
しかも「時間をはずした日(ゼロポイント)」に
再開することになり、
この後は 何がどうリンクしていくのか、
ドキドキ・ワクワク。
ということで、
タイムトラベルして スタート。
9月 25日(Part 2)
博物館を出て、いよいよ「世界の中心」と言われる
アポロンの聖域 へ入る。
デルフィに着いたときから、空の動きが気になっていて、
いつも以上に、太陽からのバイブレーションも
力強く感じていた。
ここから遠景で
アテナ神殿(アテナの聖域)も見えている。
> デルフィの人々は、アポロ神と並んで、
アテナ女神を守護神として崇拝していた。
アテネの柱廊
復元された アテネ人の宝庫
壁には、当時の記録が残されている。
後ろの柱の上に、博物館に展示されている、
雌のスフィンクスが 建っていた。
そこから登っていくと、
アポロン神殿が 登場。
大理石を使ったドリス式の神殿で、
復元されている6本の柱は、
幅23m 高さ60m。
「大地の臍・世界の臍の石」は、
この神殿の祭壇で発見されている。
> 実物は 博物館レポートに。
※「Page 9 世界の臍 編」
デルフィは「神託の地」とも呼ばれている。
大地の女神ガイアに捧げられた託宣所があり、
女神テミスとポイベが神託を司っていたのが始まり。
※ 赤像式酒杯(キュリクス)
『テミスとアイゲウス』(ベルリン旧博物館所蔵)
女神テミスが三脚椅子に座って、
アテナイ王アイゲウスに予言を告げている。
国王、政治家、哲学者、一般人に至るまで
様々な人々がギリシア全土より訪れ、
国の運命を左右する歴史的な重大決定として、
世界史の流れをも大きく変えることになった神託が、
この神殿の祭壇で行われていた。
神託を降ろしていたのは、
ピュティアと呼ばれる女性司祭(神官・巫女)。
女性司祭は、アポロン神殿の中で三脚椅子に座り、
月桂樹の葉を口に含みながら、
岩の裂け目から立ち昇る煙によって
誘発されたトランス状態で 神託を告げていた。
当時は、女人禁制として、
女性司祭以外の 一般女性は、
神殿内に入ることが 禁じられていたと言われている。
※ ジョン・コリア作『デルポイの女性司祭』
(南オーストラリア美術館所蔵)
当時のビジョンが 浮かびながら、
この神殿で 何かすることがあるのを感じ、
ゆっくり過ごしたいと思いながらも、
団体行動中なので ひとまず付いていくことにして・・・
その先にある円形のシアターは、
5000人を収容する客席があった。
この上をさらに登ると、競技場があり、
遺跡全体を見渡せるようになっている。
ここから先は、それぞれ自分たちでということで、
解散になった。(!)
そこで 空を見上げると・・・
Stay there !
共鳴するハートの声に従って、
この場に 一人で残ることに。
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