前回までのレポートは、こちらに。
6月 21日 (夏至&冬至) Part 2
マチュピチュのゲートをくぐって中へ。
でもこの日、私たちが最初に向かうのは、
遺跡内の神殿ではなく、「太陽の門」 !!
今回の旅では、祈りと共に、
太陽の門をくぐるということが出ていた。
太陽の門は、マチュピチュの表玄関で、
正式な入り口になる。
インカの時代では、穢れている者は、
その門から先は入ることが出来なかったという。
初めての旅では、4日間のインカトレイルをしながら、
心身共に準備をして入ることになった。
2001年 ペルー編 Page 7
その方法が、本来の正式な入り方だった。
それでも、これまでのツアーでは、
一度も出て来なかったのだけれど、
この旅では、はっきりと示された。
そのため、最初はインカトレイルを考えた。
でもこの旅では、その必要はないと出た。
理由は幾つかあった・・・・。
その一つとして、今回の目的を果たすための準備は、
この時点で出来ているということだった。
そうして示された通りに、遺跡を背後にして、
真っ直ぐ太陽の門へと向った。
振り返ると、神殿に光が照らし出されている。
待っててね~。
太陽の門への道は、思ったより長かった。
あの時は下りだったから、
それほど感じていなかったのね・・・・。(ほほほ)
途中で何度か立ち止まり、
次第に遠のいて行くマチュピチュを眺めながら、
進んでいく。
近づいてきたところで、小さな神殿が出てきた。
そこで、入る前の祈りを捧げることに。
そこに、またトカゲさんが。
・・・・そう言えば、弥山に登ったとき、
ツタンカーメンのお使いとして、
同じように、続けて現れたことがあった。
宮島 弥山編 Page 3
エジプトでは、
イシス神殿に入る日の朝に現れたことも。
その間、Zさんは和の祀りをしていた。
終わった頃に、ふと空を見上げると、
私たちの祈りに応えるように、
大きく羽を広げた鳥の姿が・・・・・(右向き)
最初は鳳凰かと思ったけれど、
良くみると口ばしが大きい・・・・コンドル(!?)。
インカでは神の象徴であるコンドルが、
空一杯に広がっている。
続いて、明日登るワイナピチュの頂上には、
こんな雲も・・・・・。
目もしっかり開いている。
太陽から、一筋の光が射し込んだ。
足元には、小さな鳥さんも。
そこからは、後ろを振り返らないようにして、
太陽の門の裏側へ。
そう、ここがインカトレイルからの入り口。
いかにもトレイルを終えてきた感じだけど(笑)、
私たちはここに来るまでに、
アマゾンからクスコでの再誕、
聖なる川での洗礼、サンペドロでの儀式と、
十分に清めながら、祈りを捧げて、
準備をしてきていた。
そして、示された通りに、
日本での夏至の日であり、現地では冬至の日に、
太陽神界のゲートである、マチュピチュの太陽の門を、
再びくぐる時を迎えた・・・・・。