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 http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p02.jpg 台所の片隅で忘れられがちな存在、アルミホイル。「ラップはよく使うけど、アルミホイルを使うのはお弁当の仕切りか煮物のときの落とし蓋くらい」という人、多いのではないでしょうか。でも、特徴や使い方のコツを知れば、調理の幅が広がるのはもちろん、食材のうまみも引き出してくれるスグレ物。しかもキッチン以外でも、静電気除去に役立つなど、まだまだ知られざる便利な活用法があります。今回は4人の達人がその得意分野から徹底活用法を伝授してくれました。

和食の達人が教えるアルミホイルの活用法

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p03.jpghttp://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p04.jpg 焦がしてしまいがちな焼き魚。お悩みを解決してくれたのは、フランスのグルメガイドで2つ星を獲得した日本料理店の店主、野崎洋光さんです。魚を皮はぱりぱり、中はふっくらに仕上げるアルミホイルの技とは、ひれを焦がさないようにふわっと包むこと、そして、アルミホイルに穴をあけ、魚の上にかぶせることでした。 
野崎さんのアルミホイル活用の技は、まだあります。それは里芋の下準備にアルミホイルを使うという方法でした。アルミホイルをふわっと丸め、身を傷つけないように包むようにこすります。こうすると、包丁を使うよりも薄くむけ、皮の部分に多いうまみをむだなく味わえます。そんな里芋を使った、昆布としょうゆだけで味つけした野崎さんの絶品レシピ、里芋の田舎煮も紹介しました。

里芋の田舎煮

<材料>
・里芋・・・8コ(皮をむいて30グラム)
・米ぬか・・・少々
・昆布・・・(約10センチ角のもの)1枚
・水・・・600ミリリットル
・しょうゆ・・・40ミリリットル

<作り方>
1.里芋はアルミホイルで薄く皮をむく。多少皮が残っていても可。
2.水に米ぬかを入れ、里芋を5分下ゆでする。
3.鍋に水、昆布、里芋を入れ加熱する。
4.しょうゆを加え、中火で20分ゆでる。

鶏ロール

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p05.jpg <材料>
・鶏のむね肉・・・1枚
・塩・・・適量
・こしょう・・・適量

<作り方>
1.鶏のむね肉は、厚い部分を開いて、厚みをそろえる。
2.アルミホイルの上に皮を下にして胸肉を載せ、両面に塩・こしょうをする。
3.胸肉を巻き、アルミホイルでピチっと包む。両脇はキャンデーのように絞る。
4.グリルで、ときどき回しながら、中火で40分ほど焼く。

【取材協力】
野崎 洋光さん 分とく山 店主

アルミホイルでラクラク調理

一人の昼ごはん。「こんなときくらい洗い物から解放されたい!」そんなときにもアルミホイルが活躍します。料理研究家の町田えり子さんが開発したアルミホイル活用レシピは、焼きめし、焼きそば、ハンバーグ。これらは、すべて具材をアルミホイルに包み、魚焼きグリルに入れて焼くだけ。これならフライパンもお皿も汚さずにすみます。
東京工業大学教授の里達雄さんによると、アルミホイルは、赤外線を反射し、中の食材をゆっくりと温めるので、急速に加熱されて焦げたり、加熱むらができたりすることがないと言います。
※機種によって、時間は調整してください。
※今回、町田さんは、両面グリルを利用しました。
上火だけの片面グリルの場合は、1.5倍の時間を目安にしてください。

アルミホイル焼きめし(1人分)

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p06.jpg <材料>
・ごはん・・・180グラム(炊きたての場合は少し冷ます)
・にんじん・・・みじん切り 大さじ1
・ピーマン・・・みじん切り 大さじ1
・パプリカ(赤)・・・みじん切り 大さじ1
・スイートコーン(缶詰/汁けをきったもの・・・約20グラム
・しょうが(みじん切り)・・・小さじ1
・ごま油・・・小さじ1
・塩・・・適量
・こしょう・・・適量
・ウインナーソーセージ(斜め薄切り)・・・1本
・卵・・・1コ

<作り方>
1.ごはんと野菜(にんじん、ピーマン、パプリカ(赤)、コーン、しょうが)を混ぜる。
2.塩・こしょう、ごま油で味を調える。
3.アルミホイルを約50センチの長さに切り、サラダ油をぬる。
4.アルミホイルの手前半分のところに(2)をのせ、中心を少しくぼませて、ソーセージと卵をのせる。
5.アルミホイルを半分に折ってかぶせ、残りの3辺をしっかり折って閉じる。角は三角に折るのがポイント。
6.魚焼きグリルに入れ、両面焼きの場合、中火で6分焼けば完成(片面焼きなら9分めど)。

アルミホイル焼きそば(1人分)

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p07.jpg <材料>
・焼きそば用の麺(蒸し)・・・1玉
・豚バラ肉・・・1枚(15グラム)
・キャベツ・・・1枚
・ピーマン・・・2分の1コ
・しめじ・・・6分の1房
・しょうが(薄切り)・・・3枚
・粉末ソース・・・1玉分
・塩・・・適量
・こしょう・・・適量
・サラダ油・・・適量
・紅しょうが・・・適量

<作り方>
1.アルミホイルを50センチほどの長さに切り、サラダ油をぬる。
2.アルミホイルの手前半分のところに、まずしょうが、次に豚バラ肉を並べて塩、こしょうをする。
3.ほぐした麺をのせ、麺の付属の粉ソースをかける。
4.きのこ、野菜をのせる。
5.アルミホイルを半分に折ってかぶせ、平らになるように軽くおさえたあと、残りの3辺をしっかり閉じる。
6.魚焼きグリルに入れ、両面焼きの場合、中火で10分焼けば完成(片面焼きなら15分めど)。
7.ホイルをあけ、手早く混ぜ、お好みで紅しょうがをのせる。

アルミホイルハンバーグ

 http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p08.jpg <材料>
・ハンバーグ生地・・・180グラム
・デミグラスソース・・・大さじ1
・バター・・・小さじ1

つけ合わせ
・パプリカ(赤)
・ピーマン
・かぼちゃ

<作り方>
1.アルミホイルを50センチほどに切り、手前半分のところに、デミグラスソース、ハンバーグ生地、バターの順にのせる。
2.脇に彩りのパプリカ(赤)、ピーマン、かぼちゃをのせる。
3.アルミホイルを半分に折ってかぶせ、残りの3辺をしっかり閉じる。
4.ようじなどで3か所に穴をあける。
5.両面焼きの場合、強火で10分焼けば完成(片面焼きなら15分めど)。
※アルミホイルが膨らむことがあります。グリルの火に触れないよう注意してください。

【取材協力】
町田 えり子さん 料理研究家

フランスが認めたパン職人直伝の冷凍・解凍術!

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p09.jpg フランスパンを焼き続けて30年以上のパンの達人・藤森二郎さんに、お客さんからの問い合わせの多いフランスパンやロールパンなどの冷凍・解凍について教えていただきました。焼きたての風味をそのままに保存するのにはアルミホイルがオススメで、かつ、包んだままオーブントースターで焼けばいいので、とても手軽だということでした。

フランスパンの冷凍

1.2センチほどの厚さに斜めに切る。
藤森さんによると、この厚さが食べやすく、また、冷凍・解凍に向いているそうです。
2.アルミホイルを切り、丁寧に1枚ずつ包む。3枚程度なら一緒に包んでもOK。
パンは焼き上がって数時間すると水分を失い始めるので、買って帰ったら、食べる分だけとりわけ、あとは、カットしてなるべく早めに冷凍するのがオススメだそうです。
3.そのまま冷凍庫へ。

フランスパンの解凍

1.オーブントースターを180度に予熱する。
2.凍ったパンをアルミホイルに包んだまま、予熱したオーブントースターに入れる。
3.加熱時間は3分程度。皮はパリパリ、中はフワフワの焼きたての風味に焼き上がります。

●3枚一緒に包んだ場合は5~6分。2枚の場合は4分~4分半が目安です。
●1枚ずつ包んだ場合は、枚数が増えても、設定時間は3分~3分半でOK。
※オーブントースターの機種、パンの厚さなどによって変わるので、調整してください。

ロールパンの解凍

1.ロールパンの解凍・調理も同様の設定でOKです。

クロワッサンの解凍

1.アルミホイルで冷凍保存していたクロワッサンを冷凍庫から取り出す。
2.直接火があたらない部分のアルミホイルを少しあけ、蒸気の逃げ口をつくる。
3.170度に予熱しておいたオーブントースターに入れ、5分をめどに焼く。

【取材協力】
藤森 二郎さん ビゴ東京 オーナーシェフ

静電気の達人が伝授!アルミホイル静電気撃退法

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/11/26/images/p10.jpg この季節、イヤ~なのが静電気。ドアノブや洗濯物などで悩まされている方も多いのでは、ないでしょうか?
そんなときにもアルミホイルが役立ちます。アルミホイルを棒状のものに巻きつけて先を2~3センチ、ヒラヒラにしておきます。その棒を静電気を帯びている洗濯物にかざせば、静電気を減らすことができます。このとき、忘れていけないのは、棒を持った指先がアルミホイルに触れていることです。体を通して静電気が床に逃げていきます。そのため、絶縁体(底ゴムなどのサンダルやスリッパ)を履いていると静電気が床に逃げず体が静電気がたまってしまいます。木製のフローリングや畳など、静電気を通すものの上に座っていれば静電気はたまりません。