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旅大好きirisのブログ

上海在住6年を経て2015年春に福岡に帰国したバリバリの九州人…毎日の備忘録。趣味は旅と乗馬と犬の散歩。ワインが好きすぎてソムリエの道に(^^)JSAソムリエ、JSAsake diploma 、日本語講師、色彩検定1級、パーソナルカラーアナリスト

三連休は思い立って

古巣?

上海へ行ってきました


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福岡からのフライト時間は約1時間半

東京へは1時間40分なのでほぼ変わらない時間で上海へ到着します

今回も中国国際航空(CA)です

いつも一番安いフライトを選んでいますが結果としてCAに乗ることが多かった

最近のCAは昔に比べると随分とよくなりました

一般的に上海は中国東方航空(MU)が強く
CAの拠点は北京になるので上海からの便数は1便しかないのですが

規模はMUのほうが実質的に大きいのですがCAはなんといってもナショナルフラッグキャリア、国際線の機材(北京発)は悪くないです(福岡便はちょいショボいですが)

私が初めて中国へ行った1990年代初頭は中国民航時代で国営から地域ごとに分割された航空会社がたくさんありました

西南航空や北方航空は編成され
2002年に

中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空の3社に統合されました

当時の上海は虹橋空港しかなく、国際線はまだしも中国国内線に至ってはカオスで

座席の指定もなくキャビンアテンダントに席を振り分けられるというかなりアナログな世界で言葉がわからない私は抗議もできずただ言うなりになるしかなかった思い出があります

当時はまだ人民服を着たひともかなりいましたし、英語も全くというほど通じませんでした(ちなみに紙幣も外国人専用の兌換券でした)

20代そこそこの女子が当時中国をツアーではなく個人旅行するのは珍しかったようで、たくさんのトラブルに会い、その度にたまたま居合わせた日本人の駐在員や中国慣れしたビジネスマンに助けていただきました


そんなことを思い出しながら
1年ぶりに上海へ戻ってきました

空港からホテルのある静安寺まではよく使っていた地下鉄2号線で向かいます

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ここでも昔に比べると静かなのは

おそらくスマホの普及だと思います

みなとにかくスマホをいじって、日本と同じです

外に出るとすでに暗くなっていました

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ギラギラした静安寺、相変わらずですが

また以前と比べて変わったことを見つけました

やたらと交通警察官が多く、交通整理をしていますが、歩行者にも信号を守るように厳しく指導していました

無秩序だったイメージが随分と秩序だって見えました

今回上海に来ようと思った理由は2つあります

1つ目は上海蟹のシーズンだから
2つ目は泊まっておきたいホテルがあったから

それは静安寺にある

ヒルトン上海でした

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上海にあるホテルとしては割と老舗で建物も随分と年期が入っているし

ヒルトングループとして特にいいとか素晴らしいとかではないのだけれど

私としてはとても思い出のある場所なのです

そのホテルが今年いっぱいで撤退することになったらしく、ヒルトンではなく何になるかは不明ですが、お台場の日航がヒルトンになったのと同じように箱(建物)を売買するのはホテル業界においてよくあることです

38階にあるクラブラウンジからの眺めは遠く外灘まで見え、眼下にはフランス租界の古い町並みが見えます

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朝ごはんはいつもここで食べます

朝はあまり食べないからちょっとしたものがあれば充分なんだけれど

必ず卵料理を食べます

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この卵スタンドの女性、もう何年もここにいます

外国人には英語で流暢に答え、卵料理も手際よく上手で動作もキビキビしています

客層も8割近くが欧米系です

私も何日か泊まっていると2日目から私の趣向をわかって

今日も卵一つでsunny side upですか?とニコニコと聞いてくるのです

よくアメリカのドラマにでてくる中国人のようで、キャラクターが立っている

私はなんだかわからないけれど

彼女のことが好き

卵料理をつくる、たったそれだけのことだけど

一生懸命で周りをちゃんと見ていて、自分の役割をちゃんとわかっている

みていて気持ちの良い女性です

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今朝も彼女の前に立ちました

彼女はsunny side upですか?と聞きました

いいえ、今日はオムレツをお願いします

彼女はOKと笑って手早く作ってくれました

彼女のオムレツを初めて食べました

チーズがたくさん入っていて少しスパイシーで

私は何度もここで食べているのに今日が最初で最期のオムレツになったんだな…

私がこのホテルに思い入れがあるのは

ここで自分の人生の大事な決断をしたから

そしてその決断したことは何度もくじけそうになりながら

今日までその思いは変わらない

だから

ここで始まった決心を私は一生忘れないと思っています

大事な場所がなくなってしまうのは寂しいけれど

思い出は覚えている限りなくならない

最後にオムレツを頼んだのは

そんな吹っ切れ方をした私自身の気持ちの表れだったのでしょうか

1990年初頭から見てきた上海の街も 

私が年をとった時間の流れと同じように変化しています

人も街も変わって当たり前

少しづつ人生の軌道修正をすればそれでよいのです

変わらないのは自分の決心だったり覚悟できたこと

人生は想定外のことも傷つくことも含めて色々あるから面白い

あの卵スタンドの女性もこれからどうなっていくのでしょう

彼女はきっと大丈夫

またどこかで会えたらいいなと思います