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目覚めるとフィガロにはトルコのテロが一面に載っている
正直この時期のヨーロッパに不安がないと言えば嘘になる
なるべく人が集まらないところで過ごす、とは思っていたものの、昨日のサーカスに不安がなかったわけではない
ヨーロッパはテロが身近な国なのだ、悲しいことに
朝からプランタンの裏のモノプリに少しだけ買い物、私はだいたい調味料やブーケガルニなどを買うが、チーズコーナーや乳製品のコーナーはいつも圧倒される
日本のバターもクリームもチーズもとうてい敵わないのがこの品揃えをみてわかる
歴史が違う
牛や羊や山羊の食べている草が違う
その大地の水も違う
チーズに至っては菌が違うと思う
ワインと同じチーズにもテロワールがあると思う
そして値段は日本の半額以下
ワインコーナーもなかなか面白い
スーパーで買えるワインは5〜10€ほど
ふと品種ごとに鳥の絵が違うエチケットに目がとまる
南フランスのテーブルワインだが、いかにもフランスらしくまとめ買いしたくなった
でも重いのでやめておこう
帰りにラファイエットのメゾン・ド・トリュフのイートインでシャンパーニュ12€とタリアッテレ15€をサクッと食べてお昼にする
私はトリュフが大好きでこないだの東京のメルロー会ではトリュフの少なさに少しがっかりさせられたが、これなら値段的にオッケー、ただ香りは弱かったけど
帰りにオペラ・ガルニエの前を通ると人もまばらですぐに入れそうだったので10€を払って中に入る
1/4からバレエが上演される予定だった
シャガールの天井画「夢の花束」を人が少なかったのでゆっくり見ることができた
色の構図は補色関係が隣同士に配置され
まとまりよりも斬新な目を惹く印象に残るようになっており
シャガールらしい幻想的な絵が描かれている
絢爛なガルニエ宮はフランスの威信と財力を形にしたようなものだ
これほどの芸術に囲まれて
機能性より美しいかどうかに重点を置くと言われる頑固なまでのフランス人の美意識を理解せざるを得ない
日本はマイナスの美学であるとしたなら
フランスはプラスを磨く美学なのではないか
相変わらず外は寒かった
鳩が凍えそうな身体を丸めてうずくまっていた
冬のパリはグレー
その色調はパリの曇り空と大理石の色で統一される
色の調和がパリの冬を美しく彩る
ランスに向かうために東駅Gare de L'estに向かう
地下鉄で5駅ほどだ
この駅は主にランスやストラスブール、さらにスイスに向かう列車が発着している
スタバでコーヒーを買った
ここでもスタバは大人気
名前は?と聞かれちゃんと正しいスペルで書いてくれた
ランスまではTGVで45分
あっと言う間に着く








