少し前(2007年刊行)の本だが茂木健一郎さんの対談集「芸術脳」はなかなか面白い。
本来対談集には興味がないたちなのだが、これは「あ!」という言葉の発見が詰まっていて、
ちょっと心の宝箱に入れておきたいような、フレーズや視点がキラキラちりばめられてる感じ。
なんかうれしいような、でもチョット悔しいような感じなんだけど。
コラムニストの天野祐吉さんとの対談で、茂木さんが以下のように語っている。
「アメリカのブッシュ大統領って、すごいタカ派じゃないですか。
同じようなタカ派にかつてレーガン大統領がいたけど、両者のあり方ってずいぶんちがうと思うんです。
どこがちがうかというと、自分を笑えてるかどうか。
レーガンは暗殺されかかったことがある。
撃たれて、手術室に運び込まれたときに、執刀医に向かって「きみが共和党員だといいが」なんてジョークを飛ばせた。
ひるがえってブッシュにはそういうユーモアがない。彼自身はユーモアというかジョークのネタにはなるんだけど(笑)。
でもそういうユーモアのない人間が超大国のトップにいるというのは実にこわいことだ思うんです」
さあ、民主党の代表選。
どっちがユーモアがある?ユーモアってつまりは余裕だよ。
そして余裕がない人って、自己分析力が欠けているんじゃないかと思うけど。
とにかく「己を分かっていない人」に大切な日本の未来を託すべくリーダーにはなっては欲しくないな。
