眼精疲労ケアアイクリーク代表の加藤真理です。

 

公私ともにいささか忙しく、久しぶりのブログです。

 

 

学校健診で眼科受診の用紙をもらってくる子供の受診で

 

今眼科は大変込み合う時期です。

 

今年も眼科医の主人は校医を担当する小学校で健診をしてきましたが、

 

そこで主人が学校側に提案したことがあります。

 

学校の眼科検診で視力検査時に

 

『レッドグリーン2色検査法』を導入してほしいということです。

 

 

『レッドグリーン2色検査法』とは

 

赤と緑の中の◎を見てもらい、どちらの◎が良く見えるかという検査です。

 

赤と緑が同じに見える場合を完全矯正とし、

 

の方が良く見えるのは低矯正か近視

 

が良く見える場合は過矯正か遠視と判断します。

 

学校検診で『レッドグリーン2色検査法』を行う目的は

 

遠視の子供を検出し、

 

遠視の子供にも眼科の受診を勧めてほしいからです。

 

 

学校検診では、1.0の指標が判別できれば問題なしとし、

 

1.0の指標が判別できない場合は眼科の受診を勧めます。

 

つまり学校検診の視力検査は近視の子供を検出する目的で行われています。

 

日常生活において視力1.0あれば問題がないということですが、

 

今の子供たちの現状ではそれだけでは不十分なんです。

 

 

学校の授業にタブレットが導入されてから、

 

眼精疲労を訴える子供が増えています。

 

当店にも小学2年生のお子様が来店されました。

 

頭が痛いというのであちこち病院を受診しても原因がわからず、

 

タブレット授業で宿題もタブレットでやっていて目の疲れではないかと

 

お母さまからご相談いただきました。

 

お母さまご自身も遠視で眼精疲労がひどく施術を受けられましたが、

 

お子様も遠視が原因の頭痛でした。

 

母子ともにかとう眼科を受診して遠視のメガネを処方してもらいましたが、

 

眼科でも近年は眼精疲労を訴える小中学生がいて、

 

どの子も遠視だということです。

 

近視の子供は遠くを見るためのメガネが必要ですが、

 

遠視の子供は近くを見るためのメガネが必要です。

 

タブレット授業やスマホ・ゲームなど

 

近くを見る時間が圧倒的に増えている今の子供にとっては、

 

これからは近くを楽にみるメガネが必要になってきます。

 

子供の近視化は世界的問題として取り組まれていますが、

 

これからIT社会を生きていく子供たちにとっては、

 

遠視への取り組みも必要不可欠なことなのです。