眼精疲労ケアアイクリーク代表の加藤真理です。

 

6月より小児近視進行抑制治療『リジュセア』が選定療養となりました。

 

選定療養とは保険診療と自由診療を組み合わせることができる制度です。

 

これまでリジュセアに関する診察や検査は自費でしたが保険診療となり、

 

当院のある横浜市では18歳まで医療費の自己負担がないので、

 

実質薬代のみの負担となりました。

 

「お友達のお母さんから聞いたんですけど」とリジュセアへのお問い合わせも増えていて、

 

ママ友ネットワーク恐るべしです。

 

 

近視の進行は抑えるに越したことはありません。

 

子供の近視の若年化が進む中、

 

身長の伸びとともに眼軸が伸びて近視が進み、

 

早くから近視になるほど強度近視のリスクが出てきます。

 

私自身が強度近視なので

 

見えない不自由さもつらかったのですが、

 

40代で白内障の手術をして今は軽く緑内障も出ています。

 

強度近視で網膜が委縮して視力が出なくなった感謝様も見ています。

 

網膜が引っ張られているので網膜剥離のリスクもあります。

 

強度近視(-6D以上)は成人してから様々な眼病のリスクが上がるのです。

 

だからこそ、近視抑制治療が選定療養になったことは良かったと思っています。

 

 

かとう眼科では、近視抑制治療をご希望の方はまず通常の診療をご予約いただきます。

 

視力検査を行い、必要ならばサイプレジン点眼薬を使った検査を行い、

 

メガネが必要な視力であればまず眼鏡を処方したうえで、

 

リジュセアに関する同意書をいただいてから近視抑制治療がスタートします。

 

選定療養になったのでリジュセアに関する診察は年に2回と決まっていて、

 

保険診療で視力と眼軸長と測定します。

 

すでにリジュセアを使っている患者様について診ていると

 

眼軸長が伸びていない子が多く、

 

個人差はありますが実際に効果は出ているようです。

 

リジュセアは見づらさや羞明感などの副作用も以前の低濃度アトロピンより少ないようです。

 

ただしリジュセアは途中でやめるとリバウンドして近視が一気に進むと言われています。

 

リバウンドがない近視抑制治療としては近視抑制コンタクト『マイサイト』がありますが、

 

使い捨てコンタクトレンズとしては高額なため、

 

取り扱いはありますが当院ではまだ出ていません。

 

 

生まれた時からスマホを見て育つ今の子供は幼い頃から近見時間が長いので、

 

環境に順応するかのように早くから近視化していきます。

 

強度近視による眼病のリスクを避けるために

 

近視抑制治療は大事な選択肢だと思います。