眼精疲労ケアアイクリーク代表の加藤真理です。

 

GIGAスクール元年と言われる2021年から

 

全国の小中学校でタブレットを配布されてICT教育が本格的に始まりました。

 

これに先立って2019年に発表されたのが

 

『教室でのタブレット端末利用における課題と児童の疲労に関する調査』です。

 

この調査対象は国内の公立小学校9校で

 

学校の授業でタブレット端末を1年以上使用している生徒830名を対象に

 

2016年に行われたアンケート結果をまとめたものです。

 

内訳は1年生40名、2年生33名、3年生54名、4年生134名、5年生222名、6年生347名。

 

やはり高学年の生徒の割合が多くなっています。

 

小中学校でのタブレット配布が全国で一斉導入する前の事前調査と思われます。

 

 

この調査の中で最も興味深いのが、身体疲労に関する調査結果です。

 

タブレット端末の利用で困っていることとして

 

身体疲労では「目が疲れる」「頭痛がする」「手が疲れる」などがあげられました。

 

タブレット端末を使うときは紙の教科書よりも目を近づけていると思う児童が31%、

 

目が疲れるという児童が55%、

 

腕や肩などの身体の疲れを感じる児童が36%。

 

また身体疲労の部位を聞いたところ

 

最も訴えが多かった疲労部位が『目』です。

 

 

今の子供は疲れていると聞いていますが、

 

皆さんはこの結果についてどう思われますか。

 

 

本来子供は調節力が強いので、

 

多少のことでは目の疲れを自覚しません。

 

子供が目の疲れを感じることは

 

かなりの異常事態なのです。

 

私はこの調査結果を見て

 

子供の眼精疲労に取り組もうと改めて思いました。

 

子供の目が心配な親御様のご意見もぜひ伺いたいと思っております。

 

よろしくお願い申し上げます。