眼精疲労ケアアイクリーク代表の加藤真理です。

 

先日開催された眼科サミット2018に参加してきました。

 

眼抗加齢医学研究会、東京眼科アカデミー、老眼研究会、ブルーライト研究会が一堂に会し、

 

それぞれの最新研究を発表するという興味深いイベントで、

 

有意義でとても勉強になる一日でした。

 

 

まず老眼研究会からは、

 

Binotoptometer4Pという新しい視力測定機と

 

最新の全焦点眼内レンズの紹介。

 

白内障手術に用いる眼内レンズに関しては、

 

近年人気の遠近両用眼内レンズの問題点を軽減した

 

新しい眼内レンズの検証報告でした。

 

遠近両用眼内レンズは、まだ保険適応ではなく自費になりますが、

 

片眼数十万円もする割に、満足度が今一つのようです。

 

その最大の要因が夜間の見づらさ、特に光が乱反射して眩しくにじむハローグレアです。

 

今回紹介された最新眼内レンズは、

 

近用部の加入を少なくしてハローグレアを軽減しつつ、

 

近見の満足度もそれなりに高いそうです。

 

40代50代60代の若い白内障患者に適しているようで、

 

白内障を手術して老眼が改善される一石二鳥の眼内レンズですね。

 

 

眼抗加齢研究会からは、

 

緑内障に関して、睡眠時無呼吸症候群との関連と、

 

緑内障治療に関する新しいアプローチの報告でした。

 

緑内障の治療を視神経保護の観点から検証し、

 

てんかんや胃薬などの既存の内服薬の効果や

 

栄養に関する研究データについての発表で、

 

従来の緑内障の治療方法とは異なるアプローチです。

 

緑内障には納豆とチーズに多く含まれるスペルミジンが良いとか、

 

マウスの実験では1日おきにえさを与えることでケトン体が増加し神経保護につながるなど、

 

従来の緑内障治療にプラスアルファの手助けになりうる貴重な話でした。

 

失明原因第1位の緑内障は、進行を防ぐことしか治療がないので、

 

少しでも緑内障に良いことを生活に取り入れることは大切です。

 

緑内障患者へのサプリメント『サンテグラジェノックス』もその一つですが、

 

チーズや納豆を摂るとか、カロリー制限することは、

 

健康そのものにとって有意義といわれていますし、

 

緑内障の症患者さんにご紹介したいトピックスでした。

 

 

ブルーライト研究会からは、

 

白内障が睡眠の質を低下させること、

 

そしてバイオレットライトが近視を抑制するという研究の最新報告でした。

 

子供の近視抑制については改めて詳しく載せたいと思います。

 

そのほかにも、研究をビジネスへとつなげる取り組みや、

 

黄斑上膜の手術の時期について、

 

そして老眼鏡の処方のポイントなど、

 

盛りだくさんの内容で、興味津々あっという間の1日でした。

 

患者様と接する中で、また今後のセミナーで、

 

皆様に役立つ最新の情報を随時お伝えしていきたいと思います。