眼精疲労ケアアイクリーク代表の加藤真理です。

 

WHO(世界保健機関)が、

 

インターネットゲームなどのやりすぎで日常生活に支障をきたす症状を、

 

「ゲーム依存症」として国際疾病分類に加えるというニュースがありました。

 

これに対して、ゲーム業界団体は反対声明を出したとのこと。

 

私は、「ゲーム依存症」は病気のひとつとしてとらえ、

 

日本でも真剣に治療に取り組むべきだと思います。

 

 

うちの眼精疲労外来を受診する10代20代の中にも

 

「ゲーム依存症」らしき人がいます。

 

1日中家にいてずっとゲームをしているために目が疲れ、

 

眼精疲労の症状に耐えかねて受診されるのですが、

 

自律神経にも影響が出ている重篤な症状が多く、

 

とても深刻な問題です。

 

 

ゲームだけではなく、

 

SNS依存症も増えています。

 

うちの娘もいつもスマホを手放せず、

 

注意しても聞かないので、こちらはイライラがつのるばかり。

 

でも、スマホが手元にないと、娘は落ち着かずイライラするようで、

 

完全にスマホ依存症です。

 

 

子供も大人もスマホに夢中。

 

ゲームや動画、アプリなど、次々と新しく刺激的なものが出てきて、

 

業界としては、激しい競争と大きな利益の追求ばかりですが、

 

一方でその魅力の虜になった人々は、

 

心も体も蝕まれます。

 

眼精疲労は、まさにそのひとつであり、

 

目だけではなく自律神経まで蝕まれていきます。

 

でも、かなり重篤な症状が出ないと自覚しません。

 

だからこそ

 

今回、世界的に「ゲーム依存症」が病気であると位置づけられたことは、

 

大変意義があり、

 

反対するゲーム業界はエゴ丸出しと思えます。

 

 

年々増加し深刻化している眼精疲労の大きな要因であるゲームとスマホ。

 

簡単にやめられないことは承知していますが、

 

眼精疲労に携わるものとしては、

 

このままでは、どうなってしまうのだろうと危惧するばかりです。

 

だからこそ、

 

パソコンやスマホと上手に付き合う方法を

 

セミナーを通して、皆さんに伝えていきたいと思います。