眼精疲労ケアアイクリーク代表の加藤真理です。

眼科では、少し前から「はやり目」の患者様が増え、

今年はかなり流行っているようです。

「はやり目」」は、

プール熱ともいわれるアデノウィルス感染症です。

夏になるとプールなどからうつる流行性角結膜炎で、

感染力が強いため、完全に治るまで登校・出社停止です。

潜伏期間は5日~2週間で、

発症すると、目やにや涙が出て、強い充血が起こります。

のどの痛みとともに発熱することもあり、

耳の前のリンパが腫れます。

目の炎症が強いと、角膜に点状の混濁が残ることもあります。

はやり目は、ウィルスですが空気感染ではなく直接感染なので、

はやり目の人が目を触った手で触れたものをほかの人が直接触り、

自分の目を触ると感染します。

水からも感染しますので、プールが感染源になり、

プール熱とも呼ばれます。

とにかく感染力が強いので、

家族内感染などの2次感染予防には、生活の注意が必要です。

・流水でよく手を洗う
・タオルや洗濯物は家族と別にする
・お風呂は最後に入る
・体を休め、免疫力を高める

眼科では、抗菌剤とステロイドの目薬が処方されますが、

ウイルス感染ですから、風邪と同様で
目薬で治るものではなく、

自分の免疫力で抗体ができないと治癒しません。

小さい子供がかかると、たいてい家族にうつってしまいます。

最近では、保育士と学校の先生がはやり目で受診されました。


ウイルスはアルコール消毒では効きません。

そこで、近年ウイルスに効く消毒剤ができました。

それが、持続性防菌・防ウイルス成分 『Etak(イータック)』です。

殺菌とともに塗布したところがコーティングされ、

3日くらいは効果が持続するそうです。

当院でも業務用を使用していますが、

市販されているものは、エーザイのクリスタルヴェールという

防ウイルス効果のマスクスプレーが同じ成分だそうです。

『Etak(イータック)』は

はやり目のアデノウイルスはもちろん、

インフルエンザウイルスやノロウイルス、O-157などにも適応し、

ウイルスの感染予防に期待できます。

はやり目は、この時期だけでなく1年中発症していますが、

今年は特に流行っているようで、

眼科医会でも話題になっていたそうですよ。

夏休みに入り、プールや水遊びの機会が多くなります。

目やにが出たり目が充血したら、

早めに眼科を受診してくださいね。