ローステ。シーズン2。
誰1人欠けることなく、みんなで全公演終えることができました!


シーズン1から1年とちょっと。
あの薔薇と銃の日々から今回のお話に至るまで、
ローズはどんなことを感じ、どんな景色を見て歩んできたのか。

台本や原作を読みこむのはもちろんですが、
今回は書かれていない空白の時間も大切にしました。




期間が空いて改めてローズとしての
日々を送ることになったので、不安もありました。
原作読んで、え?!ローズめちゃくちゃ成長してる…!って焦ったもん(笑)
わたし自身の話にはなりますが、この一年でわたしは成長できたのだろうか。疑問に思うことが多くて…シーズン2における、成長したローズを演じることができるだろうかとドキドキしていました。



でも蓋を開けてみると、そんな不安は吹っ飛びました!
とにかく、ローズとして生きる毎日が楽しかった!あれこれモヤモヤしていた不安はどこへやら。
それは、きっと周りにいるたくさんの人達のおかげ。
23番市でローズがそうだったように、わたしにとっても座組のみんな、スタッフのみなさん、そして観に来てくださるお客様みーんなが、支えてくれました。物語は1人では紡げない。当たり前のことだけど、大事なことなんだなあと改めて周りの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。



ローズ・灰原という女性。
シーズン1では、守られてばかりいました。だけどレオくんに出会って、たくさんの人と出会って、あらゆる戦いをくぐり抜けて…本当の意味で「守る」ということを知りました。銃を持つ覚悟を決めて始まった、薔薇と銃の日々。

いつのまにか国を背負って会談に出るほどまでに…ウェインくんも相当な成長を遂げましたが(笑)
だけど、成長しても唯一持ち続けているはずの彼女の信念。日本人としての心。他者を思う気持ち。変わらない笑顔。そういった部分は、シーズン2でも残しておきたかったんです。だから、プリマヴェーラの女の子たちとお店で会話をしたり、クローディアやステラと会話する時なんかは、いつもの屈託ない笑顔のローズで過ごしていました♡


ローズガンズデイズという作品がかかえるテーマは、今のわたしたちにも非常に通ずるものであって、だからこそわたしはこの作品のタイトルを背負うローズ・灰原として、最後の最後まで観てくださる皆さんに届けたい、ローズに本気で全てを注ぎ込みたいと思いました。





シーズン2ではワンダリングドッグの4人が登場して、新しい風が吹きました。あの時代を懸命に生きる、信頼できる4人です。あの4人が運命に立ち向かう覚悟を決めたから、その姿に後押しされて、ローズも王と戦う覚悟を決められたんです。お芝居してて、本当に感じました。ローズが守りたいもの。自分たちの運命は自分たちで決めることができる権利。これを未来に残すために、屈服しまいと啖呵を切りました。あのシーンは毎度、魂燃えました。
若い子たちが苦悩する姿、クローディアの苦しみを知って、涙が出そうになりましたが、ローズとして、泣かないと決めました。そこもローズの成長として、表現したかったんです。



長々と書いてしまいましたが(笑)
それほどローズという女性が大好きなんです、わたし。

レオくんが戻って来るその時まで、自分の描いた理想のために戦い続けるからね。





初日あけてから毎公演絶え間なく、お客様の拍手や笑い声、あたたかな声援に支えられました。
そして、千穐楽のカーテンコール。スケジュールの都合上、残念ながらトリプルには出られませんでしたが、ダブルでのスタンディングオベーション…本当に感動しました。涙。ローステは、間違いなく!観に来て下さった皆さんにとても支えていただいてました。お見送りの時も、皆さんから感想を聞くのが毎度楽しみで楽しみでしょうがなかった!感謝してもしきれません…本当に本当にありがとうございました!
ローステはまだ続きます。どうぞ引き続き、応援よろしくお願いします!



書きたいことがまとまらん〜😂
観に来て下さったみなさん、ローステの世界をあらゆる角度から支えてつくりあげてくださったスタッフのみなさん、ローズを支えてくれたキャストのみなさん、わたしたちが23番市を駆け抜けられるようにこの世界観を休むことなく支えてくれたアンサンブルのみなさん…
本当に本当に、ありがとうございました!


{9A757DF6-5ABD-44B5-B1BB-7751BA0ADCC8}


また、23番市を生きるその日まで。


ローズ・灰原
as 茜屋日海夏