2014年11月13日

ひみかの大好きなおばあちゃんが

天国へと旅立っていきました。




突然のことでした。

入院中のおばあちゃんが危ないと連絡があり、

東京にいるひみかは駆け付けることもできず

ただただ祈るばかりでした。

秋田にいる家族や親戚たちもみんな

一刻も早く、間に合って、という

思いで車を走らせましたが、

間に合いませんでした。



祈るだけしかできない、

最期までおばあちゃんのそばに

いてあげられなかった自分が

もどかしくて、憎くて、

心臓を鷲掴みにされたような、

なんともいえない気分でした。

呼吸が苦しかった。




だけど、おばあちゃんはもっと

苦しかったとおもいます。

大好きなお家で最期を迎えられず、

たった一人ぼっちで逝ってしまった。

点滴をたくさんつなげられて、

呼吸も苦しそうで、そんな姿を

見ていてひみかもすごく辛かった。

苦しくて、辛くて、寂しくて、

そんなおばあちゃんのそばに

どうしていてやらなかったんだろう。

こんなにも自分を恨んだことはありません。





小さい頃からおばあちゃんが大好きだった。

保育園の帰りにおばあちゃんに会ったり、

お母さんがお仕事のときはおばあちゃんの家で

おばあちゃんと一緒に過ごした。

一緒に体育館まで散歩したり、畑を耕したり、

手遊び歌を教えてもらったり、

アニメを一緒に見たり、一緒にお昼寝したり。

おばあちゃんの家の玄関を開けると、

音に気づいて、足が悪いの無理しながら

玄関まで出迎えてくれた。

たくさんたくさん思い出があって、

どれも当たり前のことだった。

いつの間に、こんな当たり前のことが

なくなってしまっていたんだろう。




おばあちゃんがソファに座ったきりになった。

病院にかかるようになってしまった。

記憶が曖昧になってしまった。

寝たきりになってしまった。

口数が少なくなってしまった。

ご飯を食べなくなってしまった。




でも、おばあちゃんの記憶がどんなに

曖昧になっても、不思議と、

ひみかのことは覚えててくれた。

ひみかが秋田から東京に帰るよって

言った時、泣いてくれた。

ほんとにほんとに、嬉しかったんだよ。





こないだお手紙出したばかりなのに。

またひみかの名前呼んでねって。

また茜屋家みんなで、

クリスマスとお正月過ごそうって。

だから、ちゃんと自分のお家で

元気に待ってるんだよって。




もう年で、回復の見込みがないのも

わかっていました。それでも、

心の何処かで、ひみかは諦めてなかった。

ひみかたちが諦めなければ、

おばあちゃんは絶対元に戻るって。

前みたいに、笑って「ひみか」って

呼んでくれるんだって。




お家で待っててって、違うよ。

ちゃんと目を開けて、笑って待っててって。

なんで寝てるの。どうして冷たいの。
















だけどおばあちゃん、

幸せそうな顔してました。

もう苦しくないよって。

眉間のシワも綺麗になくなってた。

きっと今頃、天国でおじいちゃんと

会えて幸せにしてるんだろうな。

ひみかが生まれた時にはもう

この世にはいなかったおじいちゃん。

おばあちゃんは長い間、

一人でみんなを支えてくれていました。

寂しくて辛くて大変だっただろうに、

そんな顔一つ見せずいつも笑顔で

ひみかたちに接してくれていました。





だから、おばあちゃんには

天国でおじいちゃんとゆっくり

してほしいな。おじいちゃんにも、

おばあちゃんのことお願いしました。

今まで寂しい思いさせたぶん、

どうかおばあちゃんのそばに

寄り添ってあげてくださいって。





正直今でも、寝て起きたら次の日

おばあちゃんがおはようって

言ってくれるような気さえしています。

受け止めるなんてまだまだできません。

だけど、いつもはひみかを包み込んでくれる

大きなお母さんの背中が、火葬の時はすごく

小さく見えて、これからはひみかが

この人をちゃんと守ってあげなきゃって思いました。

だから、今はまだ無理だけど、少しずつ、

前を向けるように。



おばあちゃん、たくさんごめんね。

それ以上に、たくさんたくさんありがとう。

大好きだよ。




新しい目標。

i☆Ris 2nd Anniversary Live~Dream Evolution~

天国のおばあちゃんに届くように。



\茜屋日海夏/



以前にブログでおばあちゃんのことを

あげたことがあったので、

みなさんにもお伝えしなければ

と思い、書かせていただきました。

重たい内容になっちゃってすみません。

でも、おばあちゃんもきっと

喜ぶからって、お母さんのすすめもあり、

今回このようにブログで

ご報告させていただきました。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。