久しぶりにお芝居を観る機会があり、
東京公演の楽日にお邪魔しました。
「赤と黒〜サムライ魂」
座長の里見浩太朗さんは、
私の父と同じ83歳。
姿勢が良く、声も朗々として、
立ち居振る舞いがカッコいい〜!
殺陣のシーンも
流れるような動きで、無理がない。
本当に、
相手を軽く倒しているように見えるんです。
若手のようなスピード感のある、
派手な動きは無いけれども、
かえって重鎮らしい
オーラが光って見えました!
京本政樹さんも、
重要な役どころでしたが、
きっと体力的に一番大変ではないかしら、
と勝手に思ったりして。
舞台を見ながら、
自分にも置き換えて考えてしまいました。
役者さんと同じく、
着付師の仕事も、
年齢が高くなっても出来るものです。
そうは言っても
体力勝負なところはあるし、
経験を重ねるほど、失敗は許されない。
そこを、
経験があるからこその立ち位置にしなければ、
もったいないな、
と、あらためて思いました。
楽日なので、
特別にカーテントークがあり、
出演者の皆さんが、
ひと言ずつご挨拶されました。
皆さんが、
座長である里見浩太朗さんを
尊敬し、慕っているし、
里見さんもまた、
皆さんを可愛がっているように見受けられました。
里見浩太朗さんの、
確かな技術と懐深さ、在り方が、
とても参考になりました!
その歳だからこその、
魅せ方ってものがあるものだと、
しかと肝に命じました。
私も、10年後、20年後、
どんな生徒に教え、
どんな人達と、
どんな仕事をしているのかしら?
楽しみに、
励んで行こうと思います!
ただ今、
人に着物を着せたい方向けの、
着付け教室を準備中!
これまでは所属会社の一着付師、講師
でしたが、これからは、
全責任を自分で負って、教えます。
もうすぐ、
こちらのブログでもお知らせしますね^_^
