昨晩、CATVで映画『アンナと王様』を観ました。

ほんとは疲れていたので、早くねてしまうつもりだったのに、映し出されるシャム王国の宮殿や景色が美しくて、つい最後まで観てしまいました。ミュージカル「王様と私」は、ユル・ブリンナーがセクシーな王様を演じていたのが、とても印象に残っていました。再映画化された「アンナと王様」も、チョウ・ユンファが、温かみのある笑顔が魅力があって素敵です。



そのラストシーン、王様が、心を寄せる英国人の女性教師に、ダンスをしながら仰るひと言に、はっとさせられました。

まさに理想のひと言。

おそらく多くの女性はそれを願い、手に入れようとして、

でも、ほとんどが、残念ながら、そうではない現実を手にしているのではないでしょうか。



実話だというこの二人の高潔な態度は、とても美しいものです。

理想は理想として片付けてしまえばそれまでのことですが、人として、理想に向かっていくことはやはり大事なことだとあらためて思いました。