窓からふと見上げると、ほぼ満月が。ようやく何か書いてみようかという気になった。



月も満ちて、W杯も終了。

日頃はそれほどサッカーファンではないけれど、やはりW杯は特別。

高度なテクニックももちろん楽しみだし、やはりドラマがあるもの。

中田選手のなんともいえない涙顔は、やることをやってきた人しかできない表情だった。

チームメイトとのコミュニケーションについて報道されていたから、

控えの廊下で対戦相手のロナウドと談笑する姿を見て、日本の他の選手ともあんなふうに打ち解けられたらいいのに、と思っていた。そこに、引退宣言でびっくり!

思えば、彼は19歳からものすごいものを背負って生きてきて、見えているもののレベルがちがうんだろうな。ものすごくできる人って、孤独なものでもある。



そして、引退といえば、不死鳥ジダン。

仕事のできる男って、なんてかっこいいのだろう。誰?年寄りとか言ってるのは。

彼を中心にチームがまとまり、期待通りの仕事をした。

ゲーム中、足を痛めた時に見せた苦笑いも、ステキ。

やはり、格が違う。

それだけに、最後の最後で強制退場とは、残念無念・・・

あれで、流れが変わってしまった。



「人生はゲーム」とあったけど、まさに、ゲームをみていると、人生ってそういうものかな、とも思う。

ノっているときは、思わぬ好プレーやラッキーが続く。

逆に停滞した時の流れを変えるのは大変なこと。

その中で、揺り動かして流れを変える力のある人が名プレーヤー。

名プレーヤーとは、決してあきらめない人なんだな。



サッカーは、にわかサポーターでも、

私も人生のプレイヤーとして、あきらめないゾ!