昨日、新聞を開いて目に飛び込んだのが、'LOVE IN RED' by Cartier

そう、カルティエのクリスマス限定品コレクションの発売広告でした。

カルティエのレッドボックスの赤が全面に使われていて、秘めた情熱と官能が感じられます。

なんだかハートウオーミングって感じ。

満月の日に発売開始するなんて、さすが、カルティエね、と勝手に感心しちゃいます。



クリスマスって、愛する人をあらためて再認識するときだと思います。

夏の、花火みたいなアバンチュールとは違い、じっくり相手を思いやり、相手の存在そのものに感謝するとき。

キャンドルライトを前にして、温かいまなざしを送り合う夜 --------- 。



先日、女子高校生が、同級生の男の子から、フラれたはらいせで殺された事件がありました。

私は、そのニュースを聞いて、

「好き、という思いは、本来自分勝手なもので、相手には関係ないものだ」

と、教えてくれた人がいたことを思い出しました。

その言葉を聞いた時は、ちょっと新鮮な驚きがありました。

好きな人に自分を好きになってもらいたい、と思うのは当然と思っていたから。

「ストーカー」という定義まであるくらいだから、多くの人が、自分の想いを受け入れてもらえない苦しみを、どう処理していいか分からないでいるのだろう、と思います。

クリスマス、幸せそうなカップルは微笑ましいですよね。通じない想いを抱えた人間には辛いけど、相手にはその想いは関係ないのだ、と乗り越えた上で、でも愛するなら、嘆いていないで、愛し方を考えるときにしたいもの。

女性誌では、やたら「愛され上手になるには?」というテーマがとりあげられるようだけれど、ほんとは「愛し上手になるには?」じゃないの?



無邪気にギフトを贈られていた時期を超えた今だからこそ、

レッドボックスを贈られる幸せを、かみしめてみたいものだ~と思っちゃうんですけどね?

LOVE IN RED LOVE IN RED ・・・