Irisax Musical Instruments

Irisax Musical Instruments

所有していた思い出の楽器、現在所有している楽器をご紹介






所有していたヴィンテージサクソフォン
1920年代のKing Voll-trueです。

管体が薄く非常に鳴りのいい楽器で、キーレイアウトはConnなどに見られる独特な配置です。

今はもう新しいオーナーのもとへと旅立ちました。

さて、月2~4回程度のライブが続く日々ですが、ここのところこまかいところにこだわっていて・・・。

ひとつがネックスクリュー。

いろいろと使用感のレビューがアップされているので気になってはいたのですが、とうとうアルトのネックスクリューを替えてみることに。

ヤナギサワさんのヤニーブースターです。

で、ライブで使ってみて、これが結構いいんです。

いやエッジがより効くようになったというか、逆にパワフルになったことでコントロールが難しくなったというか。しかし明らかに出音にメリハリがあります。そして大きな違いが、自分に聴こえてくる返りがよく聞こえるということかな。

3つのスクリューでパターンを替えて好みにすることができるので、さらに良し。

利用価値は確かにあると実感しています。

 

次にリガチャー。

数ヶ月前にソプラノで使っていたHarrisonがちょっと油断して破断。

その後はとりあえずのセルマー(のような)リガチャーを使っていたのですが、ロブナーから新しいリガチャーが出たことを知り、さっそく試すことにしました。

すごくしっかり固定してくれるのですが、リードに接する部分には金属プレートが付いていて、振動を妨げることがない。

何より壊れない(笑)

これは明日のライブから導入します。

 

さぁ明日は年に数回のワンマンライブです。

ソプラノはヤマハ82Z、アルトはアメセル markⅥ、テナーはウッドストーンWSTアンラッカーで臨みます。

 

 

 

いやはや、テナーサックスの話。

H.Selmer  markⅥ 1972年のテナーを使って、ここのところライブでもちょくちょく吹いていたのですが、何となくどうも納得がいかない。

トーンのバラツキだったりピッチが甘くなったり(まぁこれ僕の技術面かもしれませんが)、ちょっと響かないトーンがあって、どうしようかなと悩んだのです。

調整に出すという手もあるにはあるのですが、多分1~2カ月は帰ってこないし…。

で、新大久保の石森管楽器さんに駆け込んだら、そうだセルマーにこだわらなくてもウッドストーンというのがあるじゃないかと。

なんたって石森管楽器謹製のサックスで、プロ、海外のアーティストの評価も高い楽器。

僕もアルトをメンテにお願いしてるし。

そしたら、タイムリーにアンティークフィニッシュのユーズドがあるじゃありませんか。

早速試奏を。

ベリーグッド!

下から上まで良く鳴るしピッチが良い。

新品も試したけど、ユーズドに決めました。

と言うことでセルマー→ウッドストーンに買い換えて、次回テナーサックスお出ましのライブではご披露します。

今年に入ってライブ本数がにわかに増え、markⅥの出番が著しい中、先日のライブでオクターブキーのレスポンスが悪くなっているのに気付き・・・。

今日は大雨の中、新大久保の石森管楽器さんに出向いてきました。

チェックの結果、タンポも数ヶ所怪しいことがわかり、結局全体に調整をお願いすることに。

完了まで1ヶ月半くらいかかるようで、その間のライブは久し振りにCannonballにするかSBAにするか。

仕込みしながら考えます。

7月半ばに絶好調になって帰ってくるmarkⅥが楽しみです。