Irisax Musical Instruments

Irisax Musical Instruments

所有していた思い出の楽器、現在所有している楽器をご紹介






所有していたヴィンテージサクソフォン
1920年代のKing Voll-trueです。

管体が薄く非常に鳴りのいい楽器で、キーレイアウトはConnなどに見られる独特な配置です。

今はもう新しいオーナーのもとへと旅立ちました。

先日サックスの生存確認(笑)いやコンディション確認をした折に集合写真を掲載したけれど

今回はギターの現況確認。

実はギターと歌を再開したくて、ここ数年時間の隙間を狙っているのですが、結果なかなか時間がない・・・。

本業諸々はともかく、ライヴ(サックス)の方の仕込みで手いっぱいになっていて、ギターをスタンバイする余裕がないのです。

以前は7~8台くらい手持ちギターがあったものの、どちらかというとサックスメインにシフトしていることもあって、ギターをだいぶ整理してサックスが増えてきた次第。

とはいえ特に大事にしているギターは手元にあるので、その子たちを確認です。

ギブソンよりどちらかというとマーチン派。(高校生の時からそう)

それはカントリーとかブルーグラス系統をやっていたからかな。

てことで、

Martin D-28  1968
もちろんサイドバックはハカランダ。ペグはグローバーパテントもの。

もう1台は、

Martin D-45 1975

ソリッドアバロンを使用したもの。

近々またマーチンは値上がりするみたい。

新品D-45は約170万にもなるらしいから、ヴィンテージも大事にしなくちゃ。

さて、手持ちのサックスそれぞれの状態をチェックしたついでに並べて撮ってみた。

置いているのは本業のカイロベッドだけどぎりぎり載った(笑)

とりあえずどの楽器も調子はいい。

 

左から

=Soprano=

YANAGISAWA SC-900

YAMAHA YSS-82Z

=Alt=

C.G.CONN  NewWonderⅡ1926

A.SELMER SBA 1951

A.SELMER MarkⅥ 1969

CANNONBALL AVR/L PCL

CANNONBALL A5 Hotspur

=Tenor=

WOODSTONE WST-AF/WOF

 

さて、僕が持っているSelmer SuperBalanceAction(通称SBA)も結構古い楽器なのですが(ヴィンテージというよりオールドと言われる年代物)、もう一台これ、C.G.CONN NewWonderⅡをご紹介します。

僕は決して古い楽器のコレクターではないのですが、ひとつの歴史を築いてきたモデルに対しては興味があります。

それらがあって今がある。温故知新と言いますか・・・それに職人の技術の結晶でもあります。

金属をただ単に加工しているのではなく職人さんの経験によって叩きながら調整をしていく、いわば芸術品とも言える。
これは機械だけでは絶対にできないものなんですね。(これ時計にも同じことが言えます。)

僕はそういった職人さんのスピリッツを手にすることがすごく好きなのです。

でね話がそれましたが、このCONNは1926年の楽器。

ずっと前にKINGを持っていたことがありましたが(今はもう手元にありません)、それと同じくらい古い楽器ということになります。古いのに調子がいいんです。

ネックコルク部分にはマイクロチューニングシステム

トーンホールはロールドトーンホール。

そしてテーブルキーのC#、B、B♭が横並び。(ちょっと慣れが必要)

SBAはすごく抜けが良くて鳴る楽器なのですが、この楽器もそれに近いくらい鳴ってくれます。

ただし、ふだんレギュラーで入っているバンドやサポートしているバンドはロック系のサウンドがメインなので、その現場には不向きかも。(そのライヴにはAセルMarkⅥやキャノンボール ヴィンテージリボーンもしくはホットスパーが合いますね)

そえなるとやっぱりコレクターなのかな???