今日はDDのポージングをより自然な感じにするための工夫について語ってみますね。具体的には首と肩の可動範囲を拡げます。
DDのボディは現在「DD-f3(ディーディーエフキューブ)」と呼ばれるインナーフレーム(内部骨格)を使っています。「DD-f3」は旧世代のインナーフレームに較べて各関節の可動範囲の大きいものです。
ただ、ソフビ外皮に阻まれて「DD-f3」本来の可動範囲にはなっていない関節が多い。特に首の可動範囲には不満があります。ソフビボディは案外固いので、モチモチ柔らかなシリコンボディを使えば首の可動範囲は大きく拡げられる。しかし、値段も張るしメンテナンスが大変です。
これを解消するための工夫が、「Yahoo!ブログ」の頃に紹介していた「肩甲骨に沿ってボディを切り離し作戦」です。
こんな感しでソフビボディの肩甲骨辺りを切り離すことで首の可動範囲が拡がる。肩回りのソフビも削り取ることで肩の可動範囲も拡げている。
更に「DD-f3」での新しい工夫で、肩の可動範囲を拡げるために上半身フレームも削る。
こんな感じで肩フレームの後ろ側を結構大胆に削り撮る。
左が肩フレームを削ったもの、右が改造前。肩の球体関節はある程度露出していても問題は無いようだ。
で、こんな感じで首が動くようになる。
正面
後ろ
前
右
左
もう少し格好良くポージングしてみるとこんな感じで、
後ろから見るとこんな感じだ。
顎を上げた時には、首を根本から動かすことで、切り離したボディが重なって、首を大きく動かせる。
顎を引いた場合は、切り離したボディが離れて、首を大きく動かせる。
更にボレロを足して、見苦しい部分を隠すとこんな感じ
肩フレームも削っているので、肩も綺麗に上がる。
ドレス着せると、こんな感じのポーズが可能になる。
解説を入れるとこんな感じ。
首は割と自由に動かせるので、大抵の姿勢で、頭を上げて首を真っ直ぐ上に向けられる。また、肩を引くことで、バストラインを強調でき、腰を細く見せることで、全体のプロポーションの良さをアピールできる。
作例1
作例2
ここに写っている「DDSレム」ちゃんはM胸のボディに換えている。L寄せ胸ではない。
で、ポーズを格好良くするためには、まだまだ工夫の余地はありそうですね。
ちゃんちゃん♪
P.S.
なお、この記事は、非正規改造や魔改造を勧めるものではありません。改造をすることでボディ強度が弱まって、破損する恐れが高まります。真似をしてボディを破損しても、自己責任でお願いします。