こんにちは!
入船院の伊藤です。
最近、急に寒くなり、
急性腰痛(ぎっくり腰)
の患者さんが増えています。
激痛で一歩も身動きがとれない場合もあります。
痛みが出た場面としては
・下の物を拾う際に痛みが出た
・立ちあがろうとした際にピキっとなった
・スポーツ中に激痛が走った
そんな方が多いです。
中には、急激な痛みはなかったが、最初は違和感があり、徐々に痛みが出てきた。
そして、次の日の朝には歩けないぐらい痛みが出てきた。。。
という患者さんもいらっしゃいます。
そういう方に多いのは、
・違和感だったので、ほっとけば治ると思って放置していた。
・痛みがあまり強くなかったので、湯船に入り、長時間温めた。
という場合が多いです。
違和感、痛みが出ているときには、患部に炎症が起きている可能性が高いです。
患部を温めてしまうと、さらに痛みが強くなってしまい、時限爆弾的に翌朝などに痛みが激増することがあります。
イメージとしては、中で出血しており、そこを温めることで血流が良くなり、ドバドバと出血してしまうような形です。
なので、違和感や痛みが出た場合は温めるのではく、氷などで冷やすようにしましょう!
もちろん温めて良くなる事もありますが、悪化するリスクも伴います。
冷やす事で悪化するケースは温めるのと比べれば少ないと思います。
また、急性腰痛を繰り返す方の特徴としては、
・体が硬く、前屈しても指先が地面に届いたことがない
・前屈は柔らかいが仰向けで膝を伸ばしたまま足を上げると90度もいかない
という方が多いです。
本来なら背骨や股関節が満遍なく曲がって前屈するのですが、
この状態だと、硬いところを庇って腰骨が動きすぎていることになります。
そうすると下の図のように、腰骨に機械的ストレスがかかりすぎてしまい、ぎっくり腰やヘルニア、狭窄症、ひどい場合は腰椎分離症、腰椎辷り症などの疲労骨折を伴うものへと進行してしまうことがあります。
上記の疲労骨折は子供に多く見られるもので、約3ヶ月の運動中止をしてリハビリをしないとなかなか治らないものです。
そうならない為にも、日頃からストレッチなどの予防エクササイズを行いましょう!
当院での治療としては
・関節の調整を行い、硬くなった部分を動かせるようにする
・鍼や手技にて靭帯や筋肉の硬くなったところや癒着しているところをリリースする
ということを症状に応じて行います。
ヘルニアや狭窄症にて牽引をする場合がありますが牽引もあまりオススメしません。
牽引だけを行うと元々柔らかい関節は動きますが、硬くなっている関節は動きません。
イメージでは硬くなっている所は接着剤が着いている状態で柔らかい部分はついてない状態です。
その状態で牽引をすると
柔らかい所は更に動くが、硬くなってるいる所は動かない→更に症状が悪化
となる場合があります。
違和感や痛みがある場合には、
・まず氷で冷やす。
・そして治療をする。
・痛みがなくなってきたら腰に負担の少ないストレッチをする。
これが大切になってきます。
お仕事などで動かないといけない、日常生活にも支障が出る、といった場合にはコルセットやテーピングをお勧めする事もあります。
今年も残すはあと3週間程度。
元気に過ごす為にも、頑張っているご自身の体を労り、ケアをしていきましょう!
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