愛と誠 | キワ者便り

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マンガ家 入江喜和のブログです。

娘が凝り性で、気に入ると同じDVDばかり見ているのですが、今リアルタイムでかけられているのは、先日も書いたミュージカルの「モーツァルト!」と映画「愛と誠」である。

この映画版「愛と誠」は素晴らしい。
前にあんまり素晴らしいので、BE-LOVEの近況にも書いたのですが、まだ足りないので、もう1回言ったりなんかして。

監督・三池崇史。原作・梶原一騎。
言わずと知れた あの大名作を大胆にも映画化したものですが、予告の噂を聞いた時は、正直

「むううううう」
と悩んだ。
だってミュージカル仕立てだって言うし、誠役が妻夫木くんて。

「これは あの三池監督のことだし、なにか別物に仕上げて面白くしてるんだろうね」

ぐらいに思っていたんですよ、ダンナもワタクシも。

ところがどっこい、これが、原作のテーマを見事に浮き彫りにしながら、笑えて、魅了され、最終的に泣けるのです。世界観も忠実に守っていると思いました。

などという、素人の下手くそな感想は置いといて。

物語序盤で、妻夫木くん扮する誠が西城秀樹さんの あのヒット曲「激しい恋」を歌って踊るんですが、(アッ ネタバレ すいません)
これが なぜだか ミヤジに似てるんだなあ~
いや、ファンの贔屓目とか勘違いじゃなく。
マジで似てると思うんだけど。
せめて歌だけでも吹き替えでミヤジが歌うとか。
あー 考えただけでもいいなあ。

個人の感想ですので、すいません。

マジでもっと評価されるべき名作だと思っておりますので、 みなさま ご覧になってね。