あの頃 | キワ者便り

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マンガ家 入江喜和のブログです。

早速遅れております、はい、仕事が。
早くかからねばならずも、だんだん日課となってるこのブログ。
始めた頃より若干キーボードを探す指が早くなった気がします。

さて、先ほどご飯の支度をしながら、横目でテレビを見ていたのですが、吉幾三さんが出ておりました。
吉さんと言えば、やはりワタクシなんかですと、「オラ東京さ行くだ」がリアルタイムな思い出として、胸に焼き付いております。
田舎での閉塞し続けた10代に見切りを付けるべく、なにもアテなどありませんでしたが、東京に帰りたい、いや、東京へ行こう!と友達2人といきり立って喫茶店を飛び出し、町に1軒しかないレコード屋さんに入ろうとしたら、「オラ東京さ行くだ」が大々的にプッシュされており、店員さんが描いたであろう牛をひいて歩く農家の方(吉さん?)のポスターと大音量で流れる吉さんの軽快な歌声に見事に出鼻をくじかれた思い出があります。
あの頃は、すごいおじさんに見えていた吉さんですが、先ほど当時の吉さんを見ていたら

「かわいいやんけ。全然イケるな」

と思ったというー

同じことが「黄色いハンカチ」の武田鉄矢さんとか「池中玄太」の頃の西田敏行さんにも言えるんだよなあ。
年を取ると、カワイイが増えるのかもね。

同意は求めておりません。