あいるらんど、で・・・、

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アイルランド生活、気付けばいつの間にか20年以上経ってました…。
また、ブログ再開してみます!

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ダブリン国際ピアノコンクールのファイナルに行ってきました!


結果を先に言いますと、

1位 黒木雪音さん

2位 古海行子さん

おめでとうございます!!!

日本人でワンツーフィニッシュ!!!

私もあの場に居れて、日本人としても嬉しかったです。

そして小野田さんは、惜しくもファイナルには残れなかったけど、ベートーベンを演奏した中からベストの演奏者に贈られる、ベートーベン賞を受賞されました。


小野田さんのことは前回のこのコンクールに出られて以来応援していたので、これもまた嬉しい!

小野田さんのワルトシュタイン、本当に美しくカッコ良かったですもん!


ファイナルの協奏曲の演奏だけを聴くと、やはりパワーある男性達の方が聴き応えがあったかな、という印象でしたが、順位を決めるのは、全てのラウンドを通しての総合評価だそうです。

何人かの友人や夫を通しての音楽関係の知人から聞いた話しでは、黒木さんも古海さんも、2次とセミの演奏の評価がとても高かったようです。


黒木さんには、これからまたアイルランドで演奏する機会が設けられるとのことで、とても楽しみです!


娘もこんな間近で素晴らしい演奏を聴いて、すごく刺激を受けた様子!

「2030年には私もあのステージで弾く!」って、弾く曲まで考えながら妄想してました 爆笑


こんな間近の席でした びっくり

本当はもうちょっと後ろの席が良かったんですが、家族3人で行くのに、お財布に優しい値段のお席でピアノが聞こえやすいところと考えると、ここしか残ってなかったんです キョロキョロ

正直、どこを見て聴けば良いかわからないくらい近くて、お陰でペダリングをする足をじっくり見れました 爆笑

もしかしたら演奏者さんの視野に私が入ってるかも、邪魔しちゃいけない、と思って、演奏中はほとんど動けなかった私です グラサン


今週の火曜日から本戦が始まった

ダブリン国際ピアノコンクール。



ロシア出身者の参加を、認める認めないで一時はゴタゴタしてどうなるかと思いましたが、

結局は4人のロシア人ピアニストの参加も決まり、28人でスタートしました。

(実際のところ、コロナ感染等の原因で2名が直前辞退されてます)


昨日はQuarter Finalの結果が発表になり、

12名の中に日本人参加者の小野田有紗さん、古海行子さん、黒木雪音さんの3人とものお名前があり、Semi Finalに進むことになりました!


セミファイナルは、現地時間のこの土日、

朝10時からと2時半からの4セッション。

ホームページからライブ配信もあります。

ダブリン国際ピアノコンクール


そして、ファイナルは5月24日(火)に

ナショナル・コンサート・ホールであります!

4人のファイナリストの演奏によるピアノ協奏曲で優勝者が決まります。


平日の夜で、結果発表まで遅くなるので、

行くのをどうしようかと悩んだんですが、

ファイナルのチケットを取りました!

娘は睡魔と戦うことになりますが、良い刺激を受けてくれることを願って…。





この週末、EPTA Ireland Piano Festival に参加してきました。

European Piano Teachers Associationのアイルランド支部が主催する小さなコンペです。


先月あった大きなコンペを終えて、もう出なくて良いかなと思っていたのですが、

娘がずっと憧れている「入賞者コンサートで演奏する」というチャンスがあると知って、やる気が湧いてきた娘。

弾き飽きてきてた曲をもう一度練習して頑張りました。


結果は小5のクラスで1位を頂きましたニコニコ

とても気持ち良く弾けて、たくさん拍手をもらい、入賞者コンサート出演を決めて、すごく満足気な娘 照れ



そして翌日のコンサート。

このコンペは小5からスタートしてセカンダリーの6年生(日本の高3)まで1学年別。

各学年の1位が順に演奏するので、

上級生達の演奏をたくさん聴けて刺激になりました。

娘は最年少なのでトップバッター爆笑

少し気合いが入り過ぎたのか、前日の演奏より走ってしまって、ちょっとミスタッチありでしたが、それでも何よりも、楽しそうに嬉しそうに弾いている娘の姿をまた見ることが出来て、参加して良かったです!


おまけに、バロックを弾いた参加者の中からベストの演奏に贈られる特別賞を頂きました!

審査員はアイルランドではオルガン奏者としてトップに存在して、音楽教育者としては沢山のコンペ等を審査員されているので、そんな方から娘のバッハに対して良い評価を頂けて、娘もとても嬉しそうでした ニコニコ


(バロック特別賞の杯)


ロックダウン中は練習のモチベーションが上がらず、しんどい気持ちになることが多かったけど、この伸び盛りの時期に、人の前で演奏することの楽しさや喜びを感じられて、今年度の本番シーズンを良い結果で終えられて本当に良かったと、今はほっとしています。


あとは年度末試験の結果を待つのみ グラサン


こんにちは ♫

昨日、今年度のコンペティションが全て無事に終わりました。
(今月末に年度末試験がまだありますが…)

先に結果から言っちゃいます!

2月にあった娘の通うアカデミー主催のコンペティションでは
バロック部門(14歳以下)で1位
リサイタル部門(14歳以下)で1位

この週末にあったアイルランド全国音楽フェスティバルでは
バロック部門(17歳以下)で3位
リサイタル部門(14歳以下)で1位

です…。



(それぞれのリサイタル部門の優勝杯で、毎年1位の人の名前が刻まれます)

ここから先はちょっと長くなるので、興味ある方だけ良かったらどうぞ。

まだ11歳7ヶ月の小5の娘。
中高生の中でなので、今年は順位など気にせずに、練習してきたことをしっかり本番でも出来て、聴いてくれる人に何かを伝えることが出来る演奏を。
何よりも楽しく演奏してくれたらそれで十分と思ってました。

なのでこの週末、土曜日の朝に
バロック部門で3位を頂いた時は、
1位と2位のお姉さん達が本当に素晴らしく演奏されたので、
3位で十分に嬉しかったです。
午後はリサイタル部門の予選。
本当にみんな上手!
そりゃそうよね、この日を目標にみんな練習してきたもの。
娘には「ミスや結果は気にせず、思いっきり楽しんで弾いておいで!」と送り出しました。
そしたら思いのほか良く弾けました!
先生からも「今年は1位になることなんてないから、とにかく楽しんで!」と言われていたので、気負いせずに弾けたのが良かったのかなと思います。
でもまさか、44人→8人のファイナリストに残るとは思いませんでした!
だって…、12分以内での自由曲なので、娘の曲よりももっと難易度の高い曲を弾いてる年上の子達いっぱいいましたもん。

ここで、このコンペティションで学んだこと。
順位が出るから、もちろんエントリーするからには上位になれば嬉しいけど、順位が全てではないということ。
審査員の好みもあるので、違う審査員だったら順位が変わる可能性は大です。
同じ審査員でも1日違っただけで、その日の体調や気分でも変わるかもしれないです。
と、毎回どの審査員も順位発表の前にそう前置きをされます!
「今日の結果が全てじゃない」と。
それから、
難易度の高い曲を弾いてる子が必ずしも高評価を受けるわけじゃないということ。
予選が終わっての審査員の講評で、
「テクニックを披露したいが為に、一方的で自己満足の演奏になっている子が多い。
特にこの年齢のカテゴリーはそうなりがち」
「聴いている人との対話を忘れないで。また聴きたいなと思わせる演奏をして欲しい」と仰っていました。

その言葉を聞いて、まさに先生がいつも娘にアドバイスされてることだなと思いました。
本番前の私の携帯への最後のメッセージも「Lots of character, colour and communication!!!」でした!

結果的に1位で、本当に本当にびっくりで。
他のファイナリストの子達も親達も「凄く良かったよ」「カッコよかったよ」「当然よ!」などと言いに来てくれたりして、でもそれでもやっぱり信じられなくて。



それに何よりも嬉しかったのが、審査員が
「Your music made me smile and 
touched my heart」と言って下さったんです!
順位を言われる前だったけど、その言葉だけでもう私の涙腺が崩壊しかかってました。
だって、今回の審査員クリストファー・エルトンさんは英国王立音楽院のピアノ科学長を24年間された名誉教授。
リーズ、ヴァン・クライバーン、チャイコフスキー、ロンティボーなどの世界トップクラスのコンクールの審査員を長年されていている方なのです!
そんな方に娘の演奏を聴いていただけるだけでも大変光栄な機会なのに、
娘の演奏を気に入って下さって、お褒めの言葉も頂けただなんて!!!

今年度のコンペティションを通して、本当に娘は大きく成長したなと思います。
本番前はすごく緊張するけど、自分の番が来る頃には「みんなに楽しんでもらいたい」と思ってワクワクするそうです。
で、ファイナル本番は「これはコンペティションじゃない、今日は私のソロリサイタル」と思って弾いてたそうです!

まだまだ手も身体も小さいし、テクニックも未熟です。
またこれからもピアノを通してどんな風に成長してくれるのか、楽しみです!

長かったアイルランドのロックダウン。

屋内の公共の場でのマスク着用以外の規制は、ほぼ解除されました。

日々の生活もコロナ前に戻ってきてます。


ホールなどでのコンサートや、パブ等でのセッションも戻ってきて、また音楽を楽しめるようになって嬉しいです♫

そして、娘の人前でのピアノ演奏の機会が、2年ぶりに戻ってきました!!!


2月はコンペティションが3つ

3月はオーディションのファイナルと発表会2つ。

4月はコンペティションが2つと学年末試験。

5月も2本くらい本番があるかも…。


先生からはたくさん励まされ、

熱心にご指導を頂いて、

やっと形になってきました。

(バッハのパルティータ第5番、プレリュード

のエンディングをちょこっとだけ…)


今年度の参加カテゴリーは、

14歳以下、16歳以下、17歳以下。

オーディションも中高生向けの特待生プログラムに先生推薦で動画審査予選を通過できての参加。

11歳の娘にとってはどれも一番年下になるので、

上位入選よりも、この1年間頑張ったことを全部出して、とにかくこの我慢した2年間のぶん、

人前での演奏を楽しんで欲しいなと願ってます♫

結果はオマケ!


見守る私もすごーく緊張して、

自律神経が崩れるからなのか、

前日からお腹を壊してしまいます(苦笑)