はい(^-^)
表題の通りPEでノットを組む時に使われ、
特に摩擦系ノットでは多用される焼きコブの話です。
改めて書くのは実は私は焼きコブをあまり信頼しない派でして
ホンマに保険程度の認識です。
その要因はコチラ。
フロロ40lbの焼きコブをルーペで拡大して撮影しました。
コレを見て皆さんは何を思うか?(笑)
私的には「テーパーが掛かってて先端がやや鋭利」な印象で
樹脂(ポリフッ化ビニリデン)が溶けて肥大化しただけで元の強度は維持していない。
これを最後の滑り止めに使うのはどうかなって思うのです。
ネット上の実験サイトや動画では
「焼きコブ無しは強度低下や抜ける」
と言う事で実際その通りと思います。
でも、そもそもこんな頼んない焼きコブに頼らなくてはイケない事に不安が(^-^;)
そこで先日のSCノット(改)の話です。
PEを巻き付けた後、増し締めしたら4割は抜ける。
巻き数を増やそうが、オモクソ締めようがタマに抜ける。
そこで巻きを密にしたら激減した。
しかし完全じゃ無い。
そこでこんな動画を撮って見た
これはSCノットを破断寸前までクソほど締め上げた状態で動かしてます。
やっぱ動くんですよ(;´・ω・)
原理は簡単で、「互いに引っ張れば締まる方向に摩擦が生じるので動かない」
でも、「ノットを摘まんで動かせばノットが締まる方向に伸びないので動く」
つまり、どんだけ締めてもその締め具合だけで止まってる訳では無いんですね。
じゃどうすれば抜けないか?
やはり脱焼きコブなんです。
コブに頼らんとノットで締めてしまえば抜ける事はコブよりは無い。
勿論弊害としてノットが太くなる。
太さを取るか?強度を取るか?
私は強度を選択し焼きコブよりノット止めにしたんです(^-^)
ユニノット(3巻き)がデカい場合は
エイトノット(8の字)でもエエかな。
この抜け止めノット(8の字やユニ)を巻き付けた部分にくっ付ける訳だが
クソほど締めてるのでさすがに簡単には動かない。
コレを無理して引っ張るとラインが傷みそうで、何より素手では無理でかなりのチカラが要る。
そこで、動画みたいに巻き付けた部分を持って抜け止めノットに引っ付けると簡単♪
いわゆる「チョッとしたコツ」ですね(゚∀゚)
いままで新手の結び方を試みる時は
それこそ「クソほど」練習して来ました。
とにかく【ラインブレイク】が大キライなので数回練習して
イキナリ実戦投入とか私はムリ(^-^;)
今回のSCノットもPE約40m分。
勿論リールに巻いて余ったライン。
実は新しいラインを巻く時こんな時用に数10mはストックしてます(^-^)
なのでよく使う種類・号数は常に各種取り揃えております(笑)
リーダーは新品で20mは消費(´・ω・`)
あ、追加のネタもアップします。
(左)FGノットで(右)SCノット改。
やっぱFGはスリム(チョッと手抜きしたけどw)
比べてSC+ユニは太い。しかしもっと短く出来るし簡単。
ま、どちらも近所の魚が引っ張った位で切れる様な太さじゃ無いので
ノットの破断とか全く心配はしてないけど(笑)
適材適所で使い分けですね(゚∀゚)