前記事の【ノマセPEライン化】からの続き的な記事です。
一般的にウキ釣りの道糸がPEだろうとナイロンだろうと
そのまま使いたい様に使ってますが個人的にはどうしても
PEにウキサルカンやウキ止め類が入る事に抵抗があり
サルカンにPEを繋ぐのも不安なので【ロングハリス】を導入しようかと言う事に。
ロングハリスは過去にテスト済なんで問題は何も無いんですが
どうせならノットも考えよかなと(笑)
今までルアー系は普通にFGノットで今まで抜けたり切れたりした事は
一度も無いので信頼度は高いんですが、調べたら強度は90%ほどとか。
FGのメリットは沢山あるが100%を目指すなら工夫が要る。
そこで色々調べて、実験して現在行き着いたのが表題のSCノット(改)です。
SCノットは強度が100%出てるとされてるので活用します。
では何故(改)なのかは、やはり個人的にすっぽ抜けが解消されない
巻きにムラが出来る、見え難いなどから改善して見ました(^-^)
方法はより簡単にするために・・・
先ずはPEのダブルラインを30cmほど取ります。
そしてPEのダブルラインをリーダーに普通に巻きつけて行きますね。
先ずこの工程の簡素化に成功♪
ダブルラインの先に洗濯バサミで摘まみます。
指から洗濯バサミまでの距離は8cm程に。
そして・・・
なかなかシュールでナイス(゚∀゚)b
途中で被る事もほぼ無いしラインも撚れ難く何と言っても早い♪
巻き数は大体15~18回とやや少なめに。理由は後述します。
動画では分かり易い様に端折って直ぐ末端の輪の中にリーダーを通してますが
巻き終えたら
な感じで巻いた逆の方向に戻す様に指で巻きを詰めていきます。
この作業が巻きムラを無くします♪
輪が長くなったらその分数回巻き付けて輪の長さが
巻き付けた距離≧輪の長さ
にします。
この工程で洗濯バサミが無いとテンションが無いので解けてしまうんです。
しかもPEの輪が撚れて小さくならないのでリーダーを通し易いんです。
これは老眼のヒトには大助かりに違いない(笑)
洗濯バサミエエ仕事してるっしょ♪
で、リーダーを輪に通したら
PE2本とリーダーを充分濡らして引っ張って敢えて8割締めます。
(※通常はリーダーとPE本線を重ねてPE端糸とリーダー本線を
締め込みますが私はPE2本重ねて締め込みます)
大体こんな感じ。
根元ほど引っ張られるので巻きが詰まります。
次にPE2本重ねてリーダーでユニノット3回巻き。
これは強度100%のSFノットと同じですね。
このユニノットを出来るだけ巻き付けたPEの近くになる様締めます。
「ユニノットの巻き戻し」をする方が効果的ですが記事では省略します。
次にPE2本重ねてリングに巻き付けPEとリーダー本線を引っ張ります。
するとユニノットと巻き付けたPEがくっつき、更に締め込みと
巻き付けたPEが更に密に詰まります。
もうカッチカチです(笑)
この締めをしっかりする為にPEの巻き数は少な目なんです。
30回とか巻いたらもう殆ど動かない。
仮に動く様だと巻いたPEの端部が仕事をしていない。
SCノットって強度100でもその辺が何気に不安定に思います。
この段階でCS+SFノットな感じですね。
共に強度は100出てるので合わせてもおそらく100でしょう。
(ちなみに計測器が無いので推測気ですw)
以降の作業はお好みの域で強度には何ら貢献しません。
PE本線とリーダーを重ねてPEの端糸でハーフヒッチ往復3回。
リーダーを根元でガッツリカット。
2本のPEを折り曲げてラインカッターをリーダーに沿わして切るとやり易いでしょう。
リーダー端部を埋め込むイメージです。
これでリーダ端部が出る事は有りません。
更にPE本線にPE端糸でハーフヒッチ数回&エンドノットで完成♪
写真では手を止めて撮影とかしたんで
ノットがチョッと曲がってブサイクですが(笑)
強度は100%(非計測)
ただ、FGに比べるとノットは太い。
そりゃPEの巻きが2本重なってるのと、やはりユニノットのコブが出る。
しかし私の場合ノマセ釣りに使用なので
コブが多少デカかろうと、キャストしまくる訳じゃ無いので問題ない。
魚を掛けて巻き取る時ロングリーダーやから足場の高さ次第では
穂先~2番くらいまでノットを巻き込む事も有るが
やり取り中穂先とかほぼ真っ直ぐで仕事して無いのでこれも問題無し。
実践投入は春頃の予定で、使い続けて
しかもノットが不安になるような大物が掛からんと信頼度とかは
分かりませんが何か有ればまた更新します。
ちなみに月曜年休なんで今から・・
「うふふ♪」