オキアミ加工2021② | 1091の道(ブログ版)

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前回の続きです。

 

その前に参考に2020年度のオキアミ加工です。

 

 

さて砂糖脱水を終えたオキアミはこんな感じ。

 

 

眼に少しシワが出来て透明感とハード感が有り身が締まった感じです。

これは脱水によって余分な水分が減った事で「締まった感」が出ます。

これらを”添加液”に浸します。

 

その添加液のレシピは・・・

 

 

・本みりん300cc

・トレハロース大さじ5

・食紅:黄色と極少量の赤色

・お好みでバニラエッセンス適量

 

そして砂糖脱水をしてるので入れる必要は無い気がしますが

何となく砂糖大さじ2も加えました。

この「添加液に砂糖」これがベタ付く元なんですね。

なのでベタ付くのがイヤな場合は添加液に入れない方が良いでしょう。

 

 

加工は本みりんを沸騰させ沸いたらとろ火にしてトレハロースを添加。

砂糖を入れたい場合はトレハロースが溶けてから入れます。

次に各種食紅を入れ最後にバニラエッセンスを入れて、

コレを冷ましてペットボトルに移し替えたら添加液は完成(゚∀゚ )b

 

 

次は脱水したオキアミを新聞紙の上に並べ余分なドリップを更に脱水します。

この段階でオキアミの頭部に黒化が有れば取り除きます。

(手順を踏めば黒化はほぼ出ません)

 

 

更に上からキッチンペーパーを乗せて軽~く押さえ、これまたドリップを吸着させます。

 

 

そしてザル付きタッパーにオキアミを移し添加液をオキアミがヒタヒタ浸かる程度入れます。

 

 

オキアミの表面にも浸透させるため「落し蓋」的にキッチンペーパーを上に乗せます。

 

 

これを冷蔵庫に入れます。

 

冷蔵時間は・・・・・

まぁマチマチなんですが(^-^;)

大体丸一日位が多いです。冷蔵庫に入れると何かと良く忘れるんですよ(笑)

なので最短どの位浸けたらエエのかは分かりませんが

数時間で「それっぽく」なってるので2~3時間でもイケる気はします。

この辺は触って見てお好みの状態で切り上げたらエエかなと。

アバウトで全然大丈夫です(笑)

 

浸け終わったらザルを上げ添加液をしっかり切って

キッチンペーパーを敷いた小さめのタッパーに移し替えて

「脱酸素剤」も一緒に入れて冷凍保存して完了です(゚∀゚ )b

 

添加液はペットボトルに入れて2~3回再利用可能です。

・・・と言うか不具合は有りませんでしたよ(笑)

 

 

冷凍保存する時、有る程度オキアミを【並べて】おくと

不凍なので取り出しやすいです。

不凍にする理由の一つですね。

なので敢えて小分けする必要は無く

要る分だけ持って行く感じです。

 

 

ただ何度も冷凍庫から出してフタを開け閉めしてると

外気がタッパー内が結露してそれが凍るので結露したら

簡単に拭き取っておくとマシになります。

また使う度に脱酸素剤を交換してます。

 

ちなみに・・・

余った刺し餌は持ち帰って再冷凍(笑)

基本的に「劣化がし難い」為に作ってるので持ち帰って

再冷凍、再使用しても何ら問題は有りません。

(※と思ってるだけかも知れんが・笑)

 

っとまーこんな感じです。

今回も沢山作りましたが実は去年のモノも残ってるし

最近作った分もまだ有るんですが

【自宅で出来る釣り】としてお楽しみ気分で量産してしまいました(大笑)

 

 

 

毎年オキアミ刺し餌を加工してますが、

 

「生より加工した方が釣れる」

 

と言う認識は実は全くありません。

と言うかその差が釣果に現れたり、違いが分かるほどの技量も無い。

当然ながら「食うか否か」の判断は魚がする事でありヒトは受け身だ。

しかし釣る側としては「少しでも」、「より条件良く」と願うもの。

何より釣りに打ち込むその時間やメンタルの方が重要で、

作ったエサや道具で釣れると嬉しさ倍増、楽しさ激増である(笑)

そー言う部分を大事にしたいなと(^-^)

 

と言う事で、「作って見よう」と思ってる人への参考になれば幸いです。

但し諸々の過程や結果は自己責任でお願いしますね。

 

特に室内でのオキアミ選別とか・・・(笑)