2021年のオキアミ加工、以前と全然変わり映えしてませんが
アチコチに記事が散らばってて私が見返し難いので忘備録的に書いて見た(^-^)
先ずは選別・・・の前に解凍から。
意外と大事な部分でココで躓くケースもある見たいですね。
ガッツリ解凍してしまうと選別~加工中に黒化してしまう事が有ります。
なのでその辺を注意しながら・・・
私の場合、解凍は自然解凍せず洗面器などに水を張り
その中に浸けて解凍してます。
今回は刺し餌専用で売ってる36切(約0.5kg)を使いました。
36切程度なら1時間経てば裏返して、計2時間ほどで満遍なく低温解凍します。
溶け具合は中心部がまだシャーベット状と言う感じで
出来るだけ低温を保ちたい所です。
また水中で解凍する事で気持ち程度ですが少しでも
身崩れの緩和が期待できます。
解凍が終わったらザル付きタッパーに移して一尾づつ選別。
(左上が合格、右上がコレから、手前がNG)
ザルでないと溶けたドリップが出て底にあるオキアミがベチャベチャになり
後の砂糖脱水の条件が悪くなります。
五体満足な状態でかつ潰れていない、出来るだけ
「プリっ!」っとした個体を選びましょう。
所謂「ミソ」部に空気が入ってる個体は使ってる内に
直ぐに頭部が千切れるので出来れば避けた方がいいでしょう。
また解凍後~選別中にも劣化は既に始まってるので
出来るだけ低温の環境で尚且つ短時間で処理しましょう。
選別のコツはブロックの周りの個体は切断されてるので無条件にアウト。
一皮剥いた状態から選別すれば時短になります。
今回は【量より質】に重きを置いたので選別に迷ったら『アウト』としました。
こう言う選別って結構迷うんです(笑)
なのでこの選別作業はテンションが上がる人とそうでない人と別れるでしょうね(笑)
36切なら1時間以内で済ませましょう。
ちなみに私は室内でやってます(^-^;)
選別が終わったら残りは撒き餌の足しにするので適当に冷凍保存し
選んだ個体群は砂糖脱水します。
先ずはザル底にヒト並びのオキアミを入れてから満遍なく砂糖を振りかけ
浸透圧を利用してオキアミの細胞レベルでの水分を脱水します。
当然ながら脱水と乾燥は別物で、脱水する事で不凍となります。
そして、その上にまたオキアミをヒト並べしまして・・・
この工程を数回繰り返し、最後も砂糖を満遍なく振りかけます。
この時底のオキアミにドリップが染み込みそうですが
そうなり難くする為に何層かに分けて砂糖を振りかけるんですね。
この状態で最短2時間~冷蔵庫で寝かせます。
すると表面の砂糖が解けて無くなり下にドリップが溜ります。コレを排水し
そしてもう一度砂糖を振りかけオキアミを潰さん様に
少し混ぜる様な感じで動かしてやります。
つまり砂糖脱水を2回します。
この砂糖脱水、冷蔵庫で丸一日以上忘れてて
放置してた事も有りますが(笑)
全然どうって事無かったです。
今回はココまで。砂糖脱水状態で一晩冷蔵庫で過ごして貰います。
明日帰宅したら添加液作成~完成までを(^-^)