大阪湾奥のイガイ、かなり苦しくなって来た様ですね。
沖はまだ着いてるんですが、エリアによってはダメな所も有る様です。
そのイガイ、今季は上層が残って中層以深の貝が落ちる傾向で
例年なら梅雨時期の水潮や梅雨明けの暑熱で上層から落ちる事が多いんですが、
中層以深が先に落ちるのは近年では珍しく思います。
私が落とし込み始めた頃は「イガイが落ちる!?ナニソレ?落ちるん?」
ってくらい年中豊富にイガイは着いてて、スリットは隙間がメチャ狭(笑)
どの堤防もイガイのオーバーハングでした(笑)
さてそのイガイ、8月頭に採取したんですが物凄く調子エエです(゚∀゚ )b
例年8月は「飼うの止めた方がエエ」ってくらいで
死亡率が高い→飼育水悪化→それを吸った貝が弱る→死亡率悪化
と言う悪循環を招くんですが近年、特に今期は順調で死亡率は1%未満!
釣りに持って行って残った、管理状態の悪い餌箱のイガイを持ち帰って水槽に移しても死去せず。
翌日には糸足をしっかり張って張り付いてる状態♪
それでいて身の肉痩せもほぼ無い状態で推移中♪
ファンを回して現在25℃~26℃位で自然界より2~3℃低い状態で推移。
水替えは3Lほどを月に2~3回替える程度。
(※釣行毎にボトルを自参、よく釣れてる時の潮を3L確保。
釣れてる時の潮は何故か飼育水にもエエ感じ・大笑)
これで「ばんざ ――― い」で終ってはいけない。何で調子エエのかが大事なのだ(笑)
釣りもそう。「釣れへんかった要因」などどうでも良い。理由は幾らでも考えられる。
けど良かった要因は正解に向けて、自分なりに有る程度絞り込む事ができる。
今の所確実に言えるのは「強い個体」と「良い海水」で有る事。
共に見た目では判断が難しいんですが、貝も海水も採取する時は条件の良い状況で取りますよね。
例えば大雨の翌日の海水はダメとか、長雨の時のイガイは弱ってるとか。
少しでも良い条件が揃ってる時に採取するのが今考え得る一番の方法ですね(笑)
秋の白餌はどんな展開になるんでしょうね・・・。