大腸がんの告知 | 筋膜リリースで食ってる 施術者のひとりごと

筋膜リリースで食ってる 施術者のひとりごと

当サロンは元々、オールハンドで筋膜リリースを提供しておりましたが、2018年から全身ケアの痛み軽減にメディセルを使用しております。頭痛や肩こり、腰痛、緊張性頭痛や冷えなどを感じやすいかたにも好評です。あなたのストレスを軽減するサポートをいたします。

2000年

 

 

下痢はしょっちゅうだった彼。

最初は痔かな?くらいの感覚のようだった。

 

 

彼は健康が当たり前で

生きてきた人なので病院嫌い。

なので「病院行ったら?」と言っても

「大丈夫、大丈夫!」と先延ばしにしていた。

 

 

その頃、格闘家のアンディ・フグが

白血病で亡くなった。

 

 

あんなに強かったのに

あっという間に・・・。

 

 

どんなに強い人間でも

寿命があると感じたのか

訃報ニュースの翌週、彼は

近くの総合病院の泌尿器科を受診した。

 

 

下痢や血便の話をし、触診。

 

 

「何か腫瘍がありますね・・・。
大腸がんかもしれません。

詳しく検査しますか?」と

言われたが、それを断り帰宅したというのだ。

 

 

それを聞いた私も

あまりに突然の出来事で

アタマが真っ白になった。

 

 

このまま何もしなかったら

死んでしまうかもしれない?

 

 

がんの知識もあまりなかったので

インターネットでひたすら検索をした。

 

 

「大腸がんとは?」

「現在の症状から見た進行度は?」

「専門の病院は?」などを調べた。

 

 

必死だった。

 

 

それから自宅から近い地域に

内視鏡で腫瘍を取ることのできる

病院があることがわかり

2日後の予約を入れた。

 

 

車で40分かからないところの個人病院。

「1日でも早く・・・」

そう思っていた私たちには

たった2日でもとても長く感じた。

 

 

当日、行ってみると個人病院なのに

検査機器が充実していて

驚いたことを覚えている。

診察の結果はやはり大腸がんの疑い。

 

 

内視鏡で取れるのか

検査をすることになった。

その場で予約し2日後、検査になった。

 

 

当日は、子どもたちを

近くに住んでいた

義母にあずけ検査結果を聞きに病院へ。

 

 

結果は大腸がん

しかもリンパ節付近にあるので

浸潤や、転移の可能性もあるので

内視鏡手術は不可能であると。

 

 

「できれば大きな病院で見てもらった

ほうが良い」ということになり

国立がんセンター中央病院を

紹介してもらった。

 

 

告知は2人で聞いたのだが、

あまりに突然で放心状態。

帰宅後、子どもを迎えに行く前に

2人で泣きつくしてから

迎えに行ったのを覚えている。

 

 

その後、国立がんセンターで

詳しく検査をすることになった。

 

 

検査は1週間に1~2検査。

 

 

前日の夜の食事を抜いておこなう検査や

2リットルの電解質様の飲み物を飲み干し

内臓をキレイにしたあとに

おこなう内視鏡検査など。

 

 

正直、ダイエットでもしているのか?という

くらい過酷なスケジュールである。

 

 

それがほぼ1ヶ月。

 

 

食べてないのだからみるみる

痩せていったのは言うまでもない。

 

 

結果は大腸がんステージⅡB

 

 

リンパへの転移は見受けられないのと

現状の大きさだと取り切れるので

安心してほしいとの内容だったので

少しだけ安心し、少し先になるが

手術の予約を入れた。

 

 

その日から色々準備することになった。

 

 

これから2人で幸せになろう!と

していた矢先の出来事。

 

 

彼は次第に自信をなくしていった。

 

 

 

記事を最後まで見れたら

ポチしてくれるとうれしいです笑1

 


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