先日「図面に直筆承認が要る」と言う今時信じられないアナログな理由で部下に呼び出され、珍しく職場に顔を出して昼で帰る道中、市街中心部の目抜き通りでセンターライン真上をきっちり2車線跨いで時速25〜30km/hで走るスロットカーみたいなプリウスに遭遇。ミラー越しに見れば白髪ヨボヨボの爺ちゃんが、別にスマホしてる訳でも同乗者とのおしゃべりに夢中になってる訳でもなく、しっかり前だけを見て全集中・老の呼吸で運転中。もはや前にぶつからないのが精一杯で自分の速度とか車線などは些細な問題。焦れた個人タクシーにバンバン煽られても微動だにしない鉄の心臓を持つ(て言うか元から後ろなんか見てないから怖いものはない)この手の最強ドライバーが最近結構多く、今や平日の昼間は丑三つ時の3倍恐ろしい絶望


こんにちわ。

我が家では、高齢者マーク付けたプリウスを「火星17」と呼びます、IRASです。(無意識ホーミング機能搭載でかなり射程距離広いんでみんな気をつけようグッド!


そんな、プリウスがバックミラーに映るだけでガクブル((((;゚Д゚)))))))(街中はプリウスだらけだからほぼ常に怯えてる)な小心者、IRAS。目下、次なるの成就に向けてアクセル踏み込みそうで踏み込めない毎日だが、とりあえずその"夢"への架け橋を取り戻すべく、4/8(土)この一月半で3度目の九州へDASH!


目的地は三養基のカーショップトリミさん。移動の足はもちろん天下のヴィッツさん。4C車検の代車としてお借りしたものの結局出番なくガレージにずっと軟禁されてたので、丸2週間ぶりのシャバの空気にタダでさえ鬼軽いアクセルペダルが一段と軽い。これなら俺も踏み間違えていつでもコンビニに突っ込めそうだ。

道中、給油で珍しく佐波川SAに立ち寄ると

神様MC20降臨(T ^ T)

最近話題の「びんずる某」なんかよりよっぽど神々しいそのお姿に夫婦揃って手を合わせ拝礼(ありがたやありがたや・・・(T ^ T))この前輸入車ショウで見たジアッロも良かったけど青空バックの深みあるロッソはマジ最高合格 流れるようなボディラインといい萌え萌えラブラブバタフライドアといい、個人的には、最近プリウス顔なお馬さんとか日本ではガラ悪イメージしかない猛牛さんとかより断然カッコいいラブそりゃ中古も3000万超えるわ。誰かくれんかな。

前回は曇天の下、頚椎ヘルニアに加えて低床重ステ硬足どっかんターボで2度も渋滞にハマるという苦行みたいな道中に心身共に最終話の矢吹ジョー状態絶望だったが、世間も春休み明けた今回は天気もクルマの流れも上々で余裕綽々の九州入り。そして、関門橋を渡りながら「そういや巌流島てどれやの?」と嫁に尋ねる生まれも育ちも北九州のおっさん。「あそこのアレよ」嫁が何を今更なreally?顔ಠ_ಠで左側を指差すが、実は巌流島は九州に向かって思っくそ右側。我ながらいいコンビだと思う。

あまりにも順調に来たので門司ICで一旦脱線し、どこでも駐めれる優等生ヴィッツがある内にマイホームタウンドキドキ小倉に寄り道。久しぶりのJR小倉駅だが、健全な市民が行き交うそばで、ジャンパー姿の胡散臭いおっさんが何をするでもなくじっとベンチに腰掛け、ナイフみたいに尖っては触るもの皆傷つけそうなヤンキーがガード下に屯する昔と変わらぬ懐かしい風景に思わずほっこりほんわかする。でぃすいず北九州。ただいま我が故郷よ。

そんな小倉に立ち寄った目的はもちろん広域指定洋菓子店シロヤ組」。寂れ倒してるサイレントヒルな黒崎店と違い人通りの多い京町の店先には10人程の行列が出来ていたが、愛しのサニーラブラブのためなら例え火の中水の中。パラジクロロベンゼン臭漂うペルシャ絨毯みたいな柄のニット着たオバハンの後ろにちゃんと並び、今回も40ヶだけ購入した。ほら、あんま沢山買うても食べきらんきね( ̄▽ ̄)v

ちなみにJR小倉駅と言えば、北口にこういう銅像が何体か立っており、この日も日焼け肌に金色短髪&金ネックレスな方々がキメ顔で肩組み記念写真撮っておられたが、たぶん・・・おそらく・・・たしかこの像は、かつてこの修羅蠢く北九州をただ一度だけまとめ上げた伝説の総長とかではなく、何かのマンガのキャラクターだったと思う。キャプテン・・・クック?ಠ_ಠ いや、それは俺が子供ん頃よう食べとったヨーグルトか。まあ、なんかそげなとよ。

佐波川休憩に続き小倉にタッチ&ゴーした後は今度こそ真っ直ぐトリミさんに向かう・・・前に、もう一ヶ所寄り道ランニングして鳥栖のうなぎ処炭火焼うな勇」さん。穴子の縄張りの広島ではなかなか美味いうなぎにはありつけないので、4C引き取りの際は絶対うなぎば食おう!メラメラと、前から嫁と決めていた。それを聞いたM先輩も奥様、お孫さんと一緒に駆け付けて下さり、テーブル囲んで本格的なうなぎ蒸籠蒸しに舌鼓。やっぱ、いくら石原さとみオススメでも「すき家」のうな丼とうなぎ屋のうなぎは物が違う(T ^ T) (←当たり前やಠ_ಠ お前、大将にシバかれるで)

庶民のくせになんでもない週末の昼飯が贅沢過ぎる?ಠ_ಠ ええ、わかってますよ。出来ればこういうのは実家の親と一緒の時ひとの財布で食べたいですよ。でも、落ち着いてよう考えてみ?(-_-)例えこの一食が数千円したとしても、どうせ翌日から一週間は朝・昼、場合によっては晩もサニーパンなんやから週平均したらワンコインよ。の?僻みが一転、なんか"一杯のかけそば"みたいででたん可哀想かろ?(T ^ T) 嘘のようなホンマの話やからな。


という訳で、色々自分に言い訳しながら腹と心を満たしたあとはGSで代車ヴィッツも満腹にして、やっと2週間ぶりのトリミさん到着。思いきりイタリア〜ンな整備場の眺めにいきなりテンションアガる( ̄▽ ̄) 見たくないクルマばっか並んでる近所のアンフィニとはえらい違いやわ。(お前そのアンフィニさんに相当世話になっとるけどな( ̄▽ ̄;)事故とか事故とか事故とか、あと事故とか)

目と鼻の先ドライブDASH!の積み重ねで、気がつけばなんだかんだ走行距離1万キロを超えてるウチの4Cだが、イタ車なのに幸い今回の点検でも大きな問題はなく、発煙筒、ブレーキ&エンジンオイル交換、各エレメント交換のみで無事車検通過チョキ ディーラー点検の度に外される牽引フックとホイールスペーサー(こっちは車検適合品な筈なんだがಠ_ಠ)を再装着して無事元の姿に戻ったグッド!


例のDモードだけで発生するパチパチ音はどうやらアンダーパネルに挟まってた石(5mmくらいの)が原因らしく、取り除いて無事解決グッド! ただ、動き出し時のオカルト風の軋み音は故障やトラブルではなく、ましてやこの世に未練を残した女性の霊が取り憑いてる訳でもなく、寝起きにベッドから降りる度に膝がポキっと鳴るようなもんみたいで、打つ手なくそのまま。個人的には(足回りの油切れとかやないとや?ಠ_ಠ )と思ってはいるが、タイヤ交換が関の山のメカ音痴の勘なんかアテにはならん。まあ、今後酷くなるようなら世田谷自然食品さんに相談しよう。

とは言え、今回も「ミヤキの帝王」トリミ社長のおかげで「こんだけ整備性悪いクルマのディーラー車検で、諸々交換してこの金額?」という国産車並みのリーズナブルな値段で収まり、息子に隠れてうなぎ食った罪悪感もほぼ霧散グッド! これがもしワールド物件やったら、間違いなく我が家は2年おきにほのぼのレイクだ( ̄▽ ̄;)

社長、いつもありがとうございますm(_ _)m

毎度冷やかし来店しかせんおっさんが珍しくまとまった金額を置いてったせいか、看板犬バロンさん塩対応も一転、はいどうぞ!とばかりに尻を撫でる権利をGET。ただ、この分で行くとハグの代金は50万以上(推定)・・・流川辺りのクラブのネーチャンより強気やな( ̄▽ ̄;) さすがバロンさんグッド! ポーカーフェイスに騙されてはいけない。

そんなこんなで、その後ももみじのポスト九州トリコイベント(仮)のお話や、儲かって儲かってしゃあな・・・いや、日々の整備点検の依頼や車両購入の相談対応で忙しく、クラシックモデルのレストア物件のバックオーダーが溜まってるというお話でひとしきり盛り上がったあと、スタッフの皆さん総出でお見送り頂きパー16時前にはトリミさんをお暇DASH!


リフレッシュした4Cでの帰路は、さすが九州らしくいろんな趣味クルマにも遭遇し、キレイな夕陽を背負っての気持ちいいトワイライトクルーズだったが、いかんせん轍ひとつでどこ飛んでいくか分からんクルマだけに写真撮るどころかハンドルから一時も両手離せず一切記録なし。(いや、クルマに限らず運転中に写真なんか撮ったらあかんけどなಠ_ಠ 特に山口県警高速隊を侮ったらあかんよ。神出鬼没やさけな)

でも前回の往復の疲労困憊ぶりが嘘のように帰りも道中はスムーズで、19時半には無事ガレージに帰還を果たしたフラッグ いくら日頃から雨の日は乗らんよう気をつけてても、おそらく預けてる間はそんなんお構いなしの雨曝しあめ(エンジンルーム見たらすぐ分かるಠ_ಠ)にされてただろう4Cも、久々の過保護空間に戻りどこか嬉しそう。そんな愛車を眺めながら俺は思うー

お前の支払い

いつ終わんねん(T ^ T)

そろそろ終わってもええ頃やと思うで?

今度、社長に訊いてみよう。もはや自分が何年ローン組んだのかもわからんわ(笑)


という訳で、またも強行軍となった九州ツアー。「クルマ」に「」に「トーク」にと色々濃密でなんだかんだ言いながら燃え尽きてたんやろね。


翌日のアルファロメオ町内会

完全にド忘れ。( ̄▽ ̄;)

折角、ぎりぎりクルマ間に合ったのに、何しとんねんエセ会長・・・もうボケ始めたか。


でもまあ、誰からも問い合わせもなかったし、あの集まりもひとまずは役目を終えたんかもしれんなぁ。(要は、さすがに皆さん飽きて来た気がする(笑))


月例イベントが初っ端から躓き、新年度も順調にスタートである。


[了]