今年もふと気がつけば

春が来て、桜桜も舞い散る季節……も既に終わった新年度。



ウチは福岡からの移民なのでいまいち広島の受験システムも学校のレベルもピンと来ないまま、「選抜1と2と3て何が違うと?ಠ_ಠ」とか言ってる間に息子の高校受験も無事終了。


私立の志望校を決める際、両親揃って

女子がおらん高校生活とかないわー(-_-)」

と薦められた男子校を"不純な動機"でソッコー拒絶したかと思えば、公立も先生に薦められた国立大附属をスッゲェ嫌そうな顔して

校舎古いし、遠いから嫌ですಠ_ಠ」

と、"舐めた理由"で本人があっさりお断り。


この親にしてこの子あり。

よその三角メガネの教育ママに金切声で罵られそうなノリで迎えた初のお受験でしたが、幸い共学(6:4で女子の方が多い!ベスト!( ̄▽ ̄)b)で自宅からもバス一本30分ほどで通えて、校舎も洒落てる、と家族全員の希望条件をフルに満たす第一志望に合格合格出来たので結果オーライっすグッド!


こんにちわ。

母は息子の合格を見届けたら入学式を待たずにアメリカ赴任アメリカ

高校生活スタートと同時に父子家庭生活もロケットスタートDASH!IRASです。


そんな父子の入学式前最後の週末は、モニクル以外では実に久々のクルマイベントとなる「European Meeting in BILLIE 2021」参加のため下関へ。


10年ほど前、奥さんが先代のチンクを購入直後に一度だけ参加させて頂いた事があるが、その時の印象は「雨」



そして、10年の歳月を経ての2度目もまた「雨」とにかく「雨」めっちゃ「雨」


4Cで参加エントリーするも、当日朝時点で、イベント時間中だけ本降り確率100%雨予報だったので、泣く泣く諦めて乗り換えた四駆ハスラー(偽)でさえ路面の水に浮く程の土砂降り雨雨雨


道中、下松SAで合流した広島の4C乗りのK先輩曰く「僕これで三回目の参加だけど全部雨


なかなかのイベントだグッド!



主催者さんのご好意で、イベント趣旨ガン無視の軽での参加は認可されるも、当然の如く一般見学者駐車場に誘導され、メイン会場から少し離れた場所に「アルファロメオ 4Cスパイダー」を名乗る軽四が1台(笑)



生憎の天気に、他の参加者の方々も同様に代車参加されてたが、クラシックジュリアの代わりに最新のクアドリジュリアに乗って来られる辺りが、背伸びどころか踏み切り板使って勢いでクルマ買って高額ローンで首が回らない俺なんかとは大違い。流石ですグッド!


こういう時のために、やっぱチンクとか欲しいなぁ…(。-_-。)(←今、死亡フラグ立ちましたフラッグ


そんな訳で、KYな雨のおかげで当初の参加リストとはかなり様変わりしたイベントは、冷たい雨と風の中、傘さして開幕クラッカー おっさんは開会式もそこそこに、早速名車探訪サーチ



雨ニモマケズ風ニモマケズ、宮澤ソウルでよくいらして下さいました。4度のコンストラクターズタイトルバッジが誇らしげに光るロータス・ヨーロッパ・スペシャル


しかも、白ってのがいいわー。

世代的に「サーキットの狼」は1Pも読んだ事ないけど、実は俺はスーパーカーは白推し。F355も狙うは迷わずビアンコ。(狙うだけならプライスレス)



しかも、ボンネットには"音速の貴公子"のサイン入り!Σ( ̄□ ̄ノ)ノ  ホントにスペシャルやがな。



唯一好きなベンベ 、マルニ は、これまた好みの色したハルトゲ仕様。この何度見てもちょうどいい箱感が昭和50年代生まれの五感をメガヒット。「北九州」ナンバーに心が和む。毎日コンスタントにヤンキーに会えてた日々が懐かしい。


個人的に最近のドイツ車は全部 "小沢仁志" だが、60〜70sモデルの "小日向文世" 感が日に日にカッコ良く見える今日この頃。



小倉のヴィンテージカーショップ「VISCO」さんが展示されてたこの911Eなんかもう完全に芸術品(T ^ T) 


お、コレいいじゃん。いくら?…1600?お、意外に安いね。いや、それ迷うなー

……小さな声で、"ヴィンテージポルシェを衝動買いするIT系実業家" ごっこをしてみる。


古いポルシェオーナーさんは、ちょっと雨が降ったくらいで軽に乗り換える俺のような軟弱者とはモノが違うようで、この日は他にも2台。



ビッグウイングと張り出したフェンダーが叶姉妹より色っぽい930ターボ。そして、俺ら世代は皆、いかにも速そうな黒の911ターボを全て "ブラックバード" と名付ける。



全てがモノクロームに染まる雨天下でも"全盛期の篠原ともえ"バリの存在感を放ってた911S


黄色のスポーツカーいいよねー照れ黄色乗ってる人はナイスガイ多いよねー照れそういえば、どこかにもう一人黄色いスポーツカーオーナーいたなー照れきっとその人もナイスガイなんだろうなー照れ間違いないなー…ないなーないなー…それはないなー…


嗚呼…自分と同い年の911欲しい(T ^ T)



ドイツ勢ドイツでは、最近やけに縁のあるビンテージメルセデスの姿も。


曇天の淡い光が逆にオーラを際立たせる、縦目2灯の250Sオートマチック。渋い渋過ぎる。しかも、ナビシートにはボン!キュッ!ボン!の"かぼちゃワイン"クオリティーのオネーサン。完璧だグッド!


え?ಠ_ಠ そのオネーサンの写真?

アンタ、洞海湾に沈められたいと?平尾台に埋められたいと?「北九ナンバー」の黒ベンツに乗っとる人に気安くカメラなんか向けれる訳なかろうもんಠ_ಠ そんなん修羅の国の常識やろうがね。



そんなエロティックドキドキバイオレンスな黒ベンツのお隣には、対照的にブルーカラー(ホイールキャップまで!)がオシャレ極まりない合格ミディアムクラス300TD。めっちゃ車中泊したい。コレなら俺もキャンプ行くわ。


そんなキャラの濃い強力ラインナップに負けじと我らがイタリア勢イタリアも新旧揃い踏み。



ブレラチンクエチェントジュリアスーパーイチゴーゴークアドリフォリジュリアフルビアパンダフォーシーアバルトロクキューゴートリブートフェラーリ……もはや究極破壊魔法(笑)


でもこうして見ると、いつの時代もクルマはお国柄が出てて面白い。質実剛健を地で行き、真顔で「最高が最新」とか言い切るドイツ車に比べ、年式や値段に関わらず当たり前のように壊れては笑って誤魔化すイタ車にどこかホッとするのは、その生き様が自分にそっくりだからだな( ̄▽ ̄)



いつものごとく、誰とも交流することなく孤独なぼっち見学終えたあとは、会場横のジャズクラブ「BILLIE」内のホールでちょっと豪華なランチ。


ボランティア精神の権化のモニクルと違い、お一人様3000円の有料参加とは言え、他の参加者の皆さんと一緒にこの場に居るだけでプチセレブ気分。まさか俺だけ軽四だとは誰も思うまい。



しかも、この日共に卓を囲んだのは、ちょっと会わない内にどんどん増車&乗り換えを繰り返し、今や激渋の2000GTVオールドチンクC4ピカソ持ちと言う、泣く子も黙るB500先輩御夫妻。先輩とお会いするのは一昨年の九州トリコ以来?奥様に至っては実に7年前に我が家にお招きした時以来の再会。


しかも、息子に高校進学のお祝いまで頂き感謝汗

お二人の変わらぬ御様子を拝見して久しぶりにお話し出来ただけでも今回参加して良かったグッド!



先輩の変わらぬお人柄と佐賀弁にほっこり安らいだ後は、本部テント前で仁義なき戦い「貧子遊戯」(ビンゴゲーム)メラメラ負けられない戦いがそこにはある。


九州トリコで嫁が"伝説の9リーチ"と言う金字塔を打ち立てて以来、一時期我が家は不遇の時代を過ごしていたが、特級呪霊嶋田さんの呪いがなけりゃ大丈夫グッド!



息子と二人早々に一列揃え、作家さんモノのAXのイラストと、金のかかったバルコムのBMWカレンダーをGETグッド! 最近「呪術廻戦」観てる効果やな。このまま、月末の九州トリコで嶋田さんも祓ってやるぜ!メラメラ



イベントはこの後、角島までのツーリングに移行するのだが、なんせウチは軽四なもんでここでフェードアウトDASH!


本来なら、憧れのF355やジネッタG12、マクラーレン540C、アルフェッタGT、ディーノ208GT4、308GTSi、フィアットディーノ、ベック550スパイダーなど、日頃なかなかお目にかかれないクルマもエントリー予定だっただけに生憎の天候が残念ではあるが、久しぶりの他県クルマイベント参加としては、むしろ距離も規模もこのくらいが丁度いいリハビリ合格



主催の皆様、現地まで先導頂いたKさん、B500先輩御夫妻、そして参加された皆様、ありがとうございましたm(_ _)m


来年は是非、ウチも黄色で参加させて頂きます。



またお会いしましょう!👍


追伸:

久々の遠征で疲れたんでしょうね。

帰路、眠気と戦いながら岩国手前で山口県警をオーバーテイクしました(笑)



[了]