先日、やはり世の中にはスゴイ奴がいるものだ!と思い知らされました
以下、「広島市防災情報配信メール」 より抜粋
*********************************************************************************
広島市安佐南区不審者情報
2014年7月29日 16:17
安佐南区で、小学生に声をかけ突然自転車ごと倒れて小学生のスカート内を覗き見る不審者が出没した事案発生
◎発生日時:2014年7月25日10時10分頃
◎発生場所:広島市安佐南区○△×
◎発生状況
女子小学生に対し、「こんにちわ」 と声をかけ、突然自転車ごと倒れて同女のスカート内を覗き見る不審者が発生したもの
◎犯人:30代、中肉中背、金髪、黒色ジャンパー、ジーパン、自転車
管轄警察署: 広島県警安佐南警察署
********************************************************************************
痴漢もいろいろアイデア豊富ですね 何のためにどんだけ体張っとんねん・・・
こんにちわ
大学生時代、JR車内に出没したオバハンの痴漢に
ジョージア奢ってもらったことがあります、IRAS です
そんな、激レア経験値も持つ IRAS
先週末は、奥さんに誘われて久しぶりにクルマのイベントに顔を出してみたので
いつもとはちょっと趣向を変えて、「モーターヘッド」誌風にご報告しよう
それでは・・・
広島イタ車オフ レポート、始まり始まり~パチパチパチ
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
HIROSHIMA 727
~クルマ馬鹿たちよ、永遠なれ!~
Photo / Text : IRAS
「今度、イタ車乗りだけで小じんまり集まるんだけど、一緒にどう?どうせ週末暇でしょ?」
広島県在住のFIAT500オーナーのA子さん(年齢はトップシークレット)から、そんな嬉しくも失礼なお誘いを受けたのは、梅雨の盛りの7月初旬のこと。これが、某ハイブリッドカーオーナーの集まりなら、即刻 「おととい来やがれ、この馬鹿ちんが!」 と一蹴するところだが、イタ車と聞いてはスルーするわけにもいかない。ましてや “小じんまり” と来れば、クルマとの付き合い方を割り切ったばかりの私のリハビリにもうってつけでは?― そんなわけで、二つ返事で同行取材を引き受けた。
7月27日、AM10:00
A子さんの運転するFIAT500(女性オーナーだからといって、全ての500が可愛いらしいとは限らない。足回りガチガチ&ワイドトレッドに重低音を響かせる、男気満点ライトチューン・チンクだ)に同乗して集合場所だという広島県中部某所のコンビニに到着すると、駐車場には既に数台のFIAT500&ABARTH500とアルファ156の姿。イタ車の集まりと言いながら実質チンク・オフの様相だが、“お馬さん” なんかがいないあたりは逆に好感が持てる。
「Aさんが2人で参加って言ったらいつも息子さんよね?半年見ない間に随分大きくなってまぁ・・・」
下車するや否や、オーナーさん達から投げかけられた初対面のご挨拶に、広島のチンク乗り達は間違いなく曲者揃いだと直感する。 すかさず、いじめられっ子だった幼少期に開眼したスキャ二ングで群のボスを検索・・・・間違いない・・・一際眼光の鋭い同世代と思しきロングの女性、彼女が大将だ。スッとこちらに流されるその視線の圧力に、一瞬「仁義なき戦い」のテーマが脳裡をかすめる。(さすが広島!) 今日は、彼女の地雷だけは踏まないようにしなければ・・・
「これ、参加賞。よかったらどうぞ」
でも、アイスボンボンをくれたから、その他の皆さんも悪い人達ではなさそうだ。
しばし歓談の後、予定の参加者(6台)が揃ったところでツーリングスタート。この手のイベントではしばしばあることだが、自分自身の愛車で参加しているオーナーとただの同乗者では温度差があり、共通の話題もなく正直少々手持ち無沙汰だったので、再びナビシートの閉鎖空間に戻れてホッとひと息つく。
ただ、一旦走り出すとそのペースは、初夏の休日特有の倦怠感とは裏腹にイケイケどんどんの、ちょっとしたキャノンボール・ラン。(そういえば、バート・レイノルズってまだ生きてるの?)
「もう!みんな飛ばしすぎー!」
隣で、紫外線完全シャットアウトファッションでステアリングを握るA子さんの瞳も、非難じみたコメントに似合わず、楽しげにランランと輝いている。
もうかれこれ4年以上交流させて頂いている九州のチンクオーナーの皆さんもそうなのだが、どうもこのクルマは、そのファニーな外観からは想像できない「魔性」を秘めているようだ・・・・。ちなみに、1台前を走るブラッディレッド(そんな不吉な名前ではないのだろうが)が“大将”車。 大統領もロイヤルファミリーも、とにかくVIPは車列の中央付近に配置するのがパレードの鉄則である。
平素なら、ゆったりと走るトラクターや、シルバーカートを押す110度姿勢の老婆の姿以外動くモノなどなさそうな片田舎の生活道路を、野太い排気音を残して褐色のアバルトに先導された丸みを帯びた三角形の一団が走り抜けて行く姿はまるで、超高速のおむすびころりん。かの俳諧の大家、小林一茶翁の言葉を引用させてもらうならば、さしずめ 「地元の子 そこのこけそこのけ サソリが通る」 と言ったところか。
途中、一度だけ、不意にそのペースがスローダウンしたと思ったら、何も知らない地元の老人が軽四セイフティーカーで一行を先導していた。彼にとってみれば、後ろに連なるイタリア車もJA仲間の斎藤彦六さんのマーチも、全く見分けがつかないに違いない。(誰だ?斎藤彦六・・・・)
*
そうして辿り着いた第1チェックポイントは、県道375号沿いにある道の駅「みわ375」。実はここは、A子さんおススメの隠れたB級グルメスポット。敷地内に暖簾を出す定食屋は、地元の食材を活かした産直料理がウリで、特にホルモン定食は絶品!と聞かされては、もうオーダーせずにはいられない。
そして、“食の効果”とは大したもので、人見知りの私もぷりぷりのホルモンから染み出る肉汁を潤滑油に、徐々にクセのあるオーナーさん達とも打ち解け、「覆面パトとの遭遇経験」 という壮大なテーマで談笑。ただ、最近めっきり年老いた胃腸にその脂は厳しかったようで、このあと行く先々のトイレにマーキングを残してゆくことになるとは、まだこの時は知る由もない。
食後は、横一線の「Gメン75」スタイルで、駐車場の一角を制圧しての炎天下クルマ談議。7月とはいえ、この日の広島は梅雨明け直後の真夏日。しかも、メンバーは皆昨日今日乗り始めた新米オーナーではなく、これまでも散々語り尽くして来られたはずだが、溢れるチンク愛の前では、UVによる肌のシミも、薄くなった頭皮へのダメージも些末なことに過ぎず、話のネタを尽きることがない。(私は帽子を持参しなかったことを激しく後悔しながら、地肌マッサージ)
そんなオーナーさんの一人、この日は紅一点の156で参加のHさんが、A子さん号のタイヤ周りを覗きこんで一言。
「ねぇ、これ大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ。ギリ面一(ツライチ)!車検通りましたもん」
普通なら、いきなり 「大丈夫?」と言われても 「何が?」 というところだが、さすが阿吽の呼吸。毎日、九時-五時勤務で、稼いだ金を全てブランド品や海外旅行、女子会に注ぎ込んでるような巷のありふれた女達相手では、絶対にこんな高度(?)なトークは成立しない。
Hさんといえば、愛車156のプチ自慢ポイントがこのマフラー。
「これ、竹の子マフラーなんですよ」
(・・・竹の子??竹ヤリじゃないのは分かるけど・・・) 一瞬何を言ってるのかピンと来なかったが、促されるままに床下を覗いて見て納得。
確かに、これは竹の子だ。それも、かなり灰汁が強い。
「まあ、でもやっぱりセンターパイプ替えないと、音はそんなに変わらないね」
「そうなんだぁ・・・でも、これ・・・うわー溶接大変そう」
某大手企業のバリバリの技術系職として一線で活躍されているA子さんらしい、作り手目線の感想がとっても素敵である。
左から3番目(写真中央)が、今回同乗させて頂いたA子さんのFIAT500。ABARTHの中に埋もれると大人しく見えるが、この中には1台たりともノーマルはいない。どれもが、強い個性と中毒性を合わせ持つ「脱法チンク」(危険チンク?)だ。 なお、参考までに追記すると、大将車の前に佇む男性(ボスの旦那様)がぶら下げたビニール袋の中身は、美味しい杵つき餅である。
*
腹を満たし、再びエンジンに火を入れた一向は一路375号を南下。アクセルを踏み込み、ステアリングを切り込んで、1台ずつ順に公道に解き放たれる時のあの独特の高揚感は、操る者だけが味わうことを許される至高の特権。体の芯を揺さぶる1.4リッターの鼓動に、やはりクルマはいいと再確認する。もし今度の定期検診で不治の病が見つかったら、誰の了解も得ずに中古のF355を買おう。あいにく、体調は中畑清ばりに絶好調だが・・・。
「あー超楽しー!!」
ボスのお尻を追いかけながら、テンションMAXでアクセルを踏み込むA子さん。快晴の空、ご当地グルメ、愛するクルマに、同じ言葉で語り合える仲間たち・・・もはや、クルマ好きにとって楽しくない要素など微塵も見当たらない。そういえば、地元広島の自動車メーカーの某テストコースがこの辺だったような・・・不意に初夏の陽光にうっすら陽炎を揺らす田舎道が、高速周回路のオーバルバンクに見えた。
一行が次に訪れたチェックポイントは、観光スポットとしても有名な三次ワイナリー近くにあるカフェ・レストラン「coniglia」.。しかし、地元ではなかなかの人気店のようで、昼時も重なり店内には順番待ちのお客さんの姿。総勢10名以上の席がおいそれと空くわけもなく、ここから1時間待たされることになるのだが、彼らにとってはそれもまた楽しいひととき。この日4名参加の女性陣が隣の雑貨店に涼を求めて消えて行く一方、私を含め阿呆な男性陣は、再び日光浴を楽しみながらのクルマ座談会。
Bさん 「今度のデミオ、いいですよね。久しぶりに欲しい国産が出て来た感じ」
Pさん 「うん、いいね。嫁にディーゼル買おうと思ってる。嫁用なんでATだけど」
Hさん 「ディーゼルに6MTを設定してくれてるところがいいですよね」
500至上主義かと思えば、意外にそうでもなく、最新の国産車に対する造詣も深い皆さん。 これもまた、九州の500乗りの皆さんにも共通するところなのだが、同じイタ車好きでも、その守備範囲の広さは 「跳ね馬以外はクルマじゃない」 と言い切る一部のフェラーリ乗りなんかとは対照的である。(決して跳ね馬信者を冒涜するつもりはない。私も夢はマラネロ産駒だ)。でもやっぱり、さすがにホビーカーライフを満喫してる人達は経済的にも潤っていらっしゃる。「今度、買おうと思ってるんだよ」 私も来世のために、このセリフを練習しておこう。
そんな “クルマ中毒” 患者の皆さんと語り合っていたら、1時間なんてものはあっという間。数時間前に集合した時とは少し肌の色が変わったメンバーは、デザートは堪能しながら次回イベントの相談をする。
「ビアガーデンにしますか?駅前の」
「ズムスタでBBQしながらカープ戦観戦もいいっすよね」
「ははは、もう野球ばっか見てBBQそっちのけだよ(笑)」
他県出身者から見ると、やけに地元球団愛が強いのが広島の特徴で、なんとTVでも 「カープを応援せないけんじゃろう!」 と洗脳CMが流れている。 顔と名前が一致するのはマエケンくらいで、キラとエルドレッドはどっちがどっちかも分からない私だが、ここはカープファンということにしておいた方が良さそうだ。話を本道に戻すと、もちろん、「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」。一台のクルマがもたらした出会いが、こうしてクルマ以外の交流を生み、新たな輪が広がってゆく。
それはそうと、「耳の材料がなくなってしまったので・・・」 という理由で、急遽 “うさぎパフェ” から “ねこパフェ” へと強引な方向転換を強いられた私のデザート・・・・うさぎの耳の材料って何だったのだろう?・・・まあ、余談である。
こってりの脂にたっぷり糖分を補給したら、再び移動開始。すれ違う初期型GTOはまるで新車のような色艶。中学時代、通学路で初めてこのクルマを見た時には、和製フェラーリが出た!と歩道から身を乗り出して、そのテールが見えなくなるまで見送ったものだ。まだ、日本も私も、スポーツカーに心を浮き立たせていた時代である。そんなGTOのドライバーと一瞬交わる視線に、車種は違えどクルマ馬鹿同士だからこそのシンパシー。私には分かる。彼は今、そのメガネの奥で 「GOOD LUCK!」・・・・ そう呟いた。 クルマ好きが長時間暇な助手席に居続けると、時折こういう薬物の禁断症状みたいな幻聴症状を引き起こすことがあるから、皆さんも気を付けよう!
第3チェックポイントの、高谷山展望台に到着したのは16:00。ここ三次市は中国山地の盆地に位置し、条件さえ揃えば市内全域が雲海のごとき霧の海に覆われる絶景でも有名な町だが、よくHPなどに掲載されている写真の多くはこの展望台から撮影されたものとか。
この日は、さすがに昼下がりということもあり霧にはお目にかかれなかったが、豊かな山林に抱かれた三次市内を一望する爽快感は格別である。ただ、我々が訪れるや、展望台を後にした2組のアベック・・・いや、カップルには申し訳ないことをしてしまった。こんな、騒々しい麦わらの一味みたいなのが現れなければ、静かな木漏れ日の下で、あんなことや、こんなことも出来ただろうに。
どんなに雄大な景色も数分見てればすぐ飽きる。駐車場に戻ったオーナー軍団と共にマイナスイオンに包まれながら、ボスの武勇伝をネタに再び談笑。何でも、500に乗り始めてまだ間もない頃に遠方の知人を訪ねた際、助手席のご主人のナビゲーションがまるで役に立たなかったとか。どこかで聞いたような話に思わず親近感が沸く。
「ずっとご自分で運転されたんですか?」
「そうそう。だってこの人、絶対運転代わってくれないし!」
「代わんないよ。だって、俺のクルマじゃないもん」
御主人ナイス。もはや、全く他人のような気がしない。だが実は、このご主人も単なる餅好きナビゲーターではなく、普段はランエボでサーキットをバリバリ攻めておられる走り屋さんだとか。
「そういや、昨日俺のクルマも3車線の真ん中でいきなり止まっちゃって(笑)もう、結構前からエンジンのセンサー死んでんだよね」
笑顔でそう語るちょっと高橋克典似なご主人は、クルマ好きを自称しながら、メカにはからっきしで頭でっかちの口先野郎とはワケが違う。いや、とても素敵なボスご夫妻である。(すっかり失礼な呼び名で定着してしまっている件については、この場をお借りしてお詫びしたい)
展望台を後にした一行は、傾く西日に立ち向かうように林の中の一本道を走り抜ける。
「広島にもこんな道あったんだ!やっぱり楽しいねー」
この日、ステアリングを握るキャリアウーマンの顔から笑みが消えることは1度もなかった。普段のお仕事では、立場上笑うたびに下請サプライヤー担当者を震え上がらせ、一部ではその笑顔は 「ウォーズマンスマイル」 と呼ばれているA子さんだが、仲間との500ツーリングを心から楽しむこの日の笑顔は、黄金色の陽射しを受けてキラキラと輝いていた。
最終目的地である中国道・髙田IC近くにある道の駅 「北の関宿」に到着したのは、PM5時過ぎ。
楽しい時間は終わりを告げて、およそ7時間、共に駆け抜け笑いあった性別も仕事も年齢も違う仲間たちは、ここで流れ解散となり、またそれぞれの舞台へと戻って行く。あり余る金で好きなクルマをいつでも買えて・・・そんな世界の住人には決して分からない、密度の濃い時間がここにはあった。仕事のストレスも生活の悩みも、自分にとって特別な1台と過ごす時間の代償と考えれば、悪くはない―
「じゃ、また今度!」
そんな彼らだからこそ、この日、夕日に染まる元気な笑顔で、手を振りながら1台1台走り去ってゆく姿が、この上もなくカッコ良く、そして心底羨ましく思えた。
「エコカー」の“エコ”は「エコノミー」のことだと勘違いしているような人々が、我先にと右に倣えしてハイブリッドカーを買い漁る昨今。 クルマは安くて動けばいいと考える多くの人達にとって、ただ友人と一緒に列成して走ることを楽しむ彼らの行動は理解に苦しむものかもしれない。
「ドライブって・・・一体いつの時代の娯楽?」
メディアに“草食系”ともてはやされ、国産コンパクトカーに乗ることをステータスと感じてる“不感症”の若者は、クルマ馬鹿たちの休日を単なる時間とお金の浪費以外の何モノでもないと笑うだろう。でも、笑わば笑え。今、ここにあるカーライフはこんなにも楽しい。
例え、世界のモータリゼーションの行き着く先が 「EV」 と 「自動運転」 だとしても、人の感性を刺激しない受け身一辺倒の乗り物など、もはやクルマに非ず。エンジンの振動を全身で感じ、エギゾーストの響きに心を浮き立たせながら、自らの手でシフトチェンジしながら自在に己の進む道をステアリングしていく喜び。 クルマがちっぽけな家電と化す前にこの世に生を受けて本当に良かった。
*
とはいえ、街角で10人の女性にアンケートを取れば、9人が 「好きなクルマはSUV」、「好きなブランドはアウディかBMW」 と答える時代に、こんな実用性は二の次のモデルではモテないかもしれないが、既に結婚している私達は別に今更モテる必要などないし、クルマ愛を理解しない異性にも興味はない。そして・・・・え?今回のメンバーには独身者もいるって?ああ、それはそれで頑張ってください。
いつの間にやら 「人見知り」 の仮面も脱ぎ去り、最後はA子さん以上に、他のオーナーさんと旧知の仲間ヅラして潜入取材を終えた帰り道。オレンジ色に染まる中国道を走りながら、私は久しぶりにどこか満ち足りた幸福感に包まれていた。 そして、その視線の片隅に映るのは、沿道の田園風景の真ん中に立つ赤地に白の 「727」 化粧品の看板。(田舎に行くと、とくに新幹線の線路沿いで良く見かける) そういえば、奇しくも今日は7月27日。私は、これからまとめる取材メモのタイトルを 「HIROSHIMA 727」 にしようと決めて、下品な社外品フルエアロに身を包んだ “台無し” なプリウスがかたわらを猛スピードで追い抜いて行く後ろ姿を微笑ましく見つめていた。
(了)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
忙しい日々に追われ、気が付けばもう半年近くも、九州に住む500仲間達との交流もご無沙汰で、なんとも刺激のない毎日をただ惰性で生きているような時間が続いていたが、久しぶりにオフ会なるものに同行させてもらって、やっぱりクルマはいいなぁ・・・としみじみ。
欲しいクルマがF355やV8ヴァンテージじゃなければ、俺も頑張って仲間に入れるのになぁ・・・
自分自身のクルマ道に見切りをつけてリハビリのつもりで参加した今回のイベントだったが
またしばらくは副作用に苦しむことになりそうだ・・・
F355 と 500 ―
夫婦2人でイタ車イベントに出かけて愛車を並べるその日を
期待はせずに希望をもって夢見ながら・・・