家庭内孤独死しそうな日曜日
34男が爽やかに晴れた日曜の朝っぱらから
仮面ライダーWの最終話を観て
「さあ、お前の罪を数えろ」
の決め台詞に一人ジーンとしてる場合ではない
・・・ちょいと転がしてみるかきらーん
実は、ディーラー試乗の際も、納車後の初ドライブの際も
オーナーである奥さんが運転したので俺自身はこれが500デビュー
ドアを開けると同時に、ハイドロモーターが自動的に駆動するのが
セミオートマチックモデルの特徴だ
お義母さんが乗ってたシトロエンC4同様のWAVEキーを回すと
キュートな外観に似合わず野太い声で1.4㍑直4エンジンが目覚める
シフトレバーを 「R」に入れゆっくりとアクセルを踏み込む・・・が、動かず
アクセルの踏み代に合わせてエンジンの回転は上がろうとするが
トルクが伝達されるまでに思ったよりもGAPがある
(奥さんがバックを断念して頭からガレージに突っ込むわけだ・・・)
しかも、いざトルクがかかると、今度はややドッカン気味
徐行での動き出しや車庫入れなどに関しては
すっかり半クラに慣れ切った感覚を順応させる必要がありそうだ
テストドライブルートは、自宅裏の西風新都ICへと続く
いつものホームコース直線2㌔の産業道路
まずは 「SPORT」スイッチ を ON にして
MTモードでパドルシフト初体験
3000~3500まで、やや引っ張り気味に1→2→3とシフトアップ
直4エンジンは気持ちよく吹け上がる
シングルクラッチのため、パドル操作とシフトチェンジにややタイムラグがあり、変速ショックもかなり大きめだが、これまでロドの6MTをもっと雑に乗ってた素人にとっては違和感を感じるレベルではない
むしろ、CVTのようなシルキーな感覚ではない機械感に安心するのは
先端技術を経験したことがない故か、歳をとったということか・・・
1段シフトダウンしてグッと深くアクセルを踏み込み
前を行く車両を抜きにかかる
個人的にはやはりもうちょっとダイレクトなレスポンスが欲しい・・・かな
IC入口でUターンして、復路は 「SPORT」スイッチを OFF にしてみる
早速、信号停車からの再スタートで
アクセルONに対するトルクのツキの悪さを実感
下道にしろ高速にしろ、定速でゆったり流す分には燃費的にもこっちでOKだが
きびきびした走りをしたいシーンではやはり 「SPORT」 は必須だろう
「SPORT」モードでは1/2拍、「ECO」モードでは1拍
イメージと加速がズレる・・・そんな感じだ
意外というか嬉しい驚きだったのは足回り
少し粗めにヘアピンをターンしたり、やや高速でスラロームしても
見た目のようなヤワさは感じられず、少しのロールでしっかり曲がる
これまた自身初となる 「コンチネンタル」 タイヤもこれといって違和感なし
(量産タイヤだし、素人がちょこっと乗っただけで良し悪しを判断できるわけがない)
ただ、車高短のロードスターに10年慣れ切った感覚で言うのも何だが
車両全体の重心高と、ヒップポイントの高さは気になる点
でも、これは奥さんのプラン通り、トリビュートフェラーリのスプリングを移植し
シートをよりスポーティなものに変更すればかなり改善するはずだ
あとはやはりエンジンのダイレクト感だが
こっちもパワーペダルECUを追加すれば良くなるはず・・・
なんだか自分でイジりたくなってきた